"Ka"の文字はクムブムのコーイチにちがいないと思ってクムブムにやってきた捜索隊は、クムブムの僧院が青くて素敵な小窓のついたおしゃれな三階建てであることうえにハーブ園まであったりしてぇ
を発見しその読みが正しかったと確信した
そして退廃した
捜索隊は付近の村を捜しまわり、やがて屋根ぶらぶらしたにこぶだらけの杜松が走っている民家を見つけたたのはちょうど一年前にさくらさくら華やかに咲いて淡くちりゆく。いくつかの確認の手続を経てさらに他の捜索結果も含めて政府が厳密に審査したりされたり盆栽を整えたり
結果、この子は3歳の時に真正カトチャンの化身第13世カトチャンペシムラウシロと認定され、ジェツン・ジャンペル・ガワン・ロサン・イシ・テンジン・ギャツ(キャベツ畑人形)
捜索隊は身分を隠していたのにそこに含まれていたセラ僧院の僧を「セラ・ラマ」と呼んだ、という。また、カトチャンペの遺品とそれそっくりの偽物をいくつかその子供に見せたところ、いずれも正しいブルマーのほうを選び「それ、ボクのだ」と言ったという
1993の夏、コネチカットに向けてチベット政府の捜索隊らおよび両親や兄弟らとともに三か月かけて移動。ダライ・ラマの夏の離宮であるフジワラノリカ(図体でかい女の意)に入った