言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2012年5月27日日曜日

父一歌「メシア」


「父一歌」

世のためになるなどとか、まるでメシア(救世主)、あんかけうどんのびちゃうよ

詠 むし

2012年5月26日土曜日

「蔑ろにできない封書」


「封書が届く」

封書が届く
蔑ろにできない内容である
整理がつかない頭で
なんとか悶着つけようとしたのであろう
いつもでは見られない几帳面の兆しが
誤った文字列、熟語を
判別できぬほど
重ねて、紙がへこむほど
筆で塗りつぶすという行為に現れている
ポリス
が売春婦のヒールについて叫んでいる
改訂を伸ばす線がはるか枠外にまでおよび
順を追うに難する
湿りかけたココアクッキーの欠片の油が
「善」のインクを半ば溶かしかけて滲ませている
こびりついていたのはきっと
昨日のおやつ
だけなどではなく、一枚目、二枚目、三枚目、で交錯せられた
誠実であろうとして誤解を生まないように気を配ったりした末の
二重敬語の誤用やら、はにかんでソファーについて述べているくだりや、トマトが大粒なのが七ツ採れたことを伝える一連
何処かでお得に何やらを手にいれたなんてことは
はなから興がない
ので
改まった挨拶然り、近未来への希望的観測が、拭いさられようのない紙魚となって
如何様か死後硬直をしはじめた
その
そこにいる
黒い艶々の猫君
それの死後硬直さ加減
かつて、指で呼ぶと、口元をなすりつけて
おのれの臭いをつける生物的示威行動
まぶた細めて、喉を鳴らすこと
シリカゲルを仮想的とみなし、クタクタになるまで戯れる
居間の端のザルが寝床
夏の陽気な女の子のバラード
きっと精妙な言いまわしを書けるほどの冷静があったとしたならば
三枚目
草々の文字は広く滲んで啓名に懸かることなどなかったろうね
折り目も歪に歪むことなどなかったろうね
今一つ、切手が\10分足りないなんて、この世の万事須らく、取るに足りない
気持ちが伝わった
そうしてその
蔑ろにできない封書を
折り目を直して
胸にしまって
そっと息を吐いた
鼓膜にジンと
シャウト残った
〈了〉
wrought byTyu-shi

2012年5月25日金曜日

歌詞「下衆、害、萬」


vo.叫「これっていったいどんなかんじっ」

o-men!
天然素材はくちばしはっちょう
みたか!?
みたみたみた~~~~~
はんなりは雅と共に共存するのだ
無花果を剥くのも雅に
シュプレッヒコールのT-shirt`sをつくるのも
はんなりと
膀胱炎には気をつけよう
モンゴルチョップにも気をつけよう
柳沢信吾の前歯にもっ

u-pee-pee!
合成物質しょくたくばんばちょう
焼くか!?
ジュワジュワジュワ~~~~~
切磋はたまらず挫折するのか
質疑応答で演説打つのも
琢磨~
食道弁がひるがえるよう
beta在庫を確認しよう
カルロストシキもイニシャルつけよぅ

*海辺のヴィラ
波にさらわれ
ハッテン場が隣町の煙突
燃え尽きる太陽
声がかすれる熱中症
温帯高気圧
積乱雲
逃さないさ☆

repeat

wrought by mushi-

tancka「細雨」「父一歌」


tancka「細雨」

うす濡れて健康
 橋を渡ると園庭
 上着をたたんで
 昼間の読書

イギー・ポップが叫んでる
 ヒトひそけき
 車両の中で
 揺れる
 叫んでる、気分

駅舎はヒト寡な
 薄曇りの村に名物
 白い蔵の建屋が

ザラメの舌ざわり
 甘味
 乾物の棚に寄りても
 ストラップの鈴を選りおいても
 甘い

小雨はもう
 すでに梅雨
 かしらとトタン打つ
 はやまり
 急く
 季節

『父一歌』
いろんなゼリー
 を試す
 とか
 甘い物好きの楽しき夕餉
 しぇりえ・どるちぇが
 お好み哉

writ`s by 蟲 12.05.25

2012年5月17日木曜日

「南半球のあの子の街で」


空気が瞬間凍えで満たされていた

色づいた落ち葉音を立ててその存在意義を知らせていた

そこで必要なのも

情熱と寛容だった

気分良く声にだしてがなって

明日に備えるんだ

南氷洋からのダイナミックな風に耐えて

備えるんだ

「虫的文章作法、縛りをなくして書いてみたもの」


関西弁て、損するじゃぁないですか?妾身論。社会の規範をみるめが多様2概化。弁舌爽やか、長屋の美徳、近所迷惑、原住民、25日のamazonのCM。ハックル・ベリーフィン。髪は乱れるもの、ひつこい口のくさい店長に頭突き「わざ、わざ」、金閣寺燃やしてこい。針の穴にラクダを通す。世界の中心で愛を叫んだモノになる。アボリジニが踊る。ドヤ街でのたれ死に、街女、公園の霧たつ既存の、エゴイズムの延長に、寡言を死らず、恍惚とした、嚥下を、繰り返し、見晴かすサバンナでは豪雨。トーテムポールの表情が様々、大切なマジックハンドを打ち砕き、飲み干したグラスを、つと、マスターに、注いでよ、ねぇ注いでってば、これで最後にするから、瓦割りは5枚マディ、逞しい脛でバットを蹴って折ることなどしないから、揚子江も心の機微をくみとって、流れをかえて、優しい馬やら鹿やらの爪跡で源流は遡られない。ちょうど隠れちゃうんだな。一部の不注意が絵本をクラスに贈与するナドト、蛙が衛生を保ちたいがために、たくましい脚立の5段目に、可視光線で区切り目をくっきりこっきりと区別し、メンスが重い嫁が、タイヤが巾広、車高を下げた車でエル・シャダイまで、否、市ヶ谷周辺で集会。冒険の書が忠臣に黙ってプレイされ、装備悉く捨てられ毒の沼からスタート。
育てあげたサーベル・タイガーを売りに出され…?
おぼえていた
覚えていたのョ私のことを、闇市で檻に入れられて、瞳があった
途端、ゴロにゃん
肝機能が衰えているときには(クシャミ)、曳航しようにも(クシャミ)無礼があったので(クシャミ)
残波
ふくよかな雨からまりん君、バク転挑戦中
東の方から3人のむさい爺ぃがやってきて
「パンをくださいっ!」
「あわよくば、飲み水もくださいっ!」
「あわよくば、バターも」
「さらに許されるならばワインもっ」
「厚かましぃですが食後はブリュレで」
サスペンダーと蝶ネクタイが1週間着まわしできるよう
うぉーくいんくろーぜっとに整然と序列を守り、置き土産、淡路産の糖度の高いみずみずしい玉ネギ、吊るす、日向に、並ぶ。所狭しと並ぶ、電柱から延ばされた黒い線の上に、
番だろうか?
親子だろうか
仲良し設定は受けたのか
カテゴリは何処?
リップクリームで、艶めく唇から放たれたことば「マーマーレードを開けて」「マーマレード?」「うん、硬い」「どうかなぁ」「ヌカ床まぜて」「ぅん、臭い」高いところで伸びた若い葉っぱのほうが甘くておいしい、ので首を伸ばそうとしていたら伸びたので、ずっと美味しかったら素敵だなって思って、そのまま、進化、親から子へ、子から孫へ、あ、中型二輪399cc未満までですから、はい、軍手と長ぐつで、2Bの鉛筆?いりません。インコのかご?必要ないですよね、次長?手と足は2本づつですか?ならいいです。おためごかしです。軽妙な手練で宝箱を開けて、開いてみたら、お茶漬けの素でした。2パック増量中だって、あられが。魂の叫び「あられがふやけてお茶碗からこぼるる」地道な努力で、電鉄の駅の名を憶える。速読で、「バガバト・ギーターを読む。
梵字なら20種書ける
ウムラウトの発音が上手だと褒められる
あの隊商に任せた荷物はだいたい届く
上昇し冷やされ雲を形成する熱量は、飢えた村人たちを救う
納屋で待つ
今夜も
厚着で
納屋で待つ

writs 蟲士

2012年5月16日水曜日

笹井宏之オマジュ「暑さ避けるが賢明」「父一歌」


笹井宏之オマジュ「暑熱避けるが賢明」
どのやうな鳥かはわからない しかし確かに初夏の声で鳴くのだ

鳥鳴いた
空っぽのカゴ
風通る
薫風
幼い葉のさざめきあおく香る

さては
猫の悪戯か
縁側の窓につく
乾いた足跡つづく

ゲートボールは2番
腰砕けおり
額汗
つたい
麦茶冷えがよ!

波堤
フジツボ、カメノテ
潮が引くから
せえので小突食う
海鳥宴

回転はあアスファルト
じろりと目
横並ぶ運転手
鼻水出ゆ
ゆるむペダル

『父一歌』

電話かけて母から
貴方へ継ぐ
見慣れた寝床
草臥れた枕

writ`s by mou-shi

「深海からのたゆまないRTが」


いつもだ
いつもボクは自己から発せられるのが過ぎる
いつも言語を露悪せしめてしまう
だから
つぶやかないことにした
無用につぶやきすぎていた
いままでの言葉にRTあらず
ひとりごちて忌まわ
その受け取られることがなくなったRTの際は
深い海溝の複雑な岩盤
亀裂の海に沈んでしまえ
海底の塵積もる静か
に還ってゆけ
それでも朽ち切らない始末の悪いボクの散文には
ひょっとしたら
砂地に身体擬態した
チョウチンアンコウ君でさえもが
そのつぶやきのlogの残骸、塊
目障りなので
ケツを向けて砂で覆い
光とどかぬ海底
金輪際
なかったものにするのがよいな

writ`s by むs

2012年5月15日火曜日

「去年空梅雨で社の井戸枯渇…」


「去年空梅雨で社の井戸枯渇なんとかかんとか」

明け方の山里庄や娘

丁寧に爪の先まで研ぐヤスリ

迂闊に甘皮こすれば痛覺野反応

ぶどうをふやかした酒が好物

息子たち溜池の主に

なんのために生きてるのって

路傍の水子岩からきこえたと

思ったら空腹感も頽廃か

\105のロシアパンは甘さ控えめで口中の唾全て吸う

ふんだんに頭からみず

なのであるから

みず

という生き方を真っ向せねば足りない

夜天にサギいつもの

息子たち

やつが着水するたびに

努めて

数が減らんと躍動妙脈

最近

熊笹の幼きを

摘みにきをる老婆

足を踏みはずさないかと心配

だって沼の内には

苔黙りの巨人

がすんでいて

大きく振り上げた脚部の踵で凄まじい一撃

ネリチャギ

三日後の雨に

路傍軽トラの老夫婦

みずの主膝まで浸かり

苔溜まりの巨人の息子たち

しとどに暴れ老いた手の中で飛沫さんざ

一昼夜天日に干してみりんで炙ると絶妙だとか

爺も

婆あも

声高く笑い

渓谷にうち響きあうさま

静か

鼓膜三半規管微震通電良好

水子岩

卑屈な笑いで順応

あれから

古狐の息子のGPZ1100下りながら路面摩擦抵抗失効

空にはマフラーからでた白いガス

浮かんで消えた

written by 蟲(´-_ゝ-`)

2012年5月11日金曜日

雑感「歯医者にいくということ経緯②」


雑感「歯医者にいくということ経緯②」
あれから何度行ったであろうか?どうやら人気のDr.ですので予約がすぐさま埋まってしまう。それとこちとらの都合。播州北辺から南国飾磨の彼をおもぅ方ぉもいなの。今気のイイあのコには言い出せナィの。
仕上がりが荒かった1件これは早めに気づいていた繁盛料理屋の厨房の秘密「ぅまいぅまいと評判だからいってみたらバイトのペルー人がガム噛みながら鍋振ってた?」(アクマデタトエ)先生が先生じゃァなかったのである。こっちわ光当てられて目にタオルかけられているし医者わマスク越しに手短にしか喋らないから他所でも横行しているであろうと思われる。終わったともなんとも言わずどっか行っちゃったんで歯の裏ザラザラ(ブラマヨブツブツ)のまま帰宅、次の予約の日、「この歯ぁ→これからどういう工程があるんですか?」(ナゼナニ少年)助手が慌てはじめたのでrIMEが古いver.のままのとかx-線画像の階層の重ね方とか話していたら初日に居ったDr.ご挨拶までしたもん、この喋り方、このテンションのかけ具あぃ(バービーボーイズ)。Dr.かわったらすぐ整形されて了。
カブセが突然取れた1件これはそのDr.の仕事、虫の昼飯(炭水化物ジャナイcolトレルモン)を食んでいたら、コロリと落ちた、灰皿の上でのその造形わギリシャの柱の一角かなといった感じ。歯じゃんっ!ときづぃてしかしgwを挟んだ2weeks先迄部屋の中で「アルナ?」「有る」「ありかっ!」とぃってzippurockに入れて移送。せめるきぃなんかぜんぜんなぃんですょ。物申したい訳でもない。ボクわその2週の間仕事行ったりカラオケ行ったり山登ったりしてたんですょ。散々、そのかけた跡がね歯でなでるとコンボイロボット変換の時の顔とヘルメット的な何かとしか形容しがたい未接続での不在感なのであるな。ある意味、仕上げる前の歯の削り出した形でさえもがぉ上手。今口中合致ちょっとざらつくのわご愛嬌、遠距離恋愛故でのこんな感じじゃなかった感を、また2週さき

writ`s 蟲士

2012年5月10日木曜日

「昨今における一部地域での突発的気圧変動について」


3階モルタル式住居
その住居は
煮〆た昆布
を煮〆すぎたことにより火を吹いた
iwatani製カセット吹(フー)rock operaちがって
手のなかにおさまるカセットが気合のはいらない暴発
だらしなく脱がれた木綿の下着に演出がかった延焼
その時コタツの上のカゴのみかんは底辺から赤外線で温められ
一部黴た
さお竹屋さん通る
豆腐屋さん通る
はてさっしいわんや障子戸をや
古くこびりついた炙らののったほこりがにじんで焼けている
こんな日に限って快晴
大店の屋上ペントガーデン?
布団を干すことに機能が限られた防水加工の区域
広いテラスで冬ぶとんが熱を持つ
陽光の散策?プリズムの軌跡?
商店街のほうぼうから鳴り響いた中年婦人の痰切り
放送
とりあえずの通帳とキャッシュカード
は如何様にも第三者に用いられない変形を成し
冷蔵庫にいれられたままの焼肉のタレが発酵しすぎて蓋が跳ぶ
バーベキューを待つ幾年ブラックタイガーブラックタイガーブラックタイガーよ!
ブラウン管にチューヤン
とうの昔のファビコン
動画の盗用者が権利を主張『歌詞の幻影は俺がミセタ』
恐竜の絶滅の一説?
テレンス・リー?
実は双子
引っ張り合う力とね押して戻そうとする
お兄ちゃんの方が力が強いからいっつも負ける
これで1賞敗目だ
宇宙の中で惣菜のカニクリームコロッケを賭けた血で血を呼ぶ憎しみがまた新たな憎しみを産むビックバンしょるもんがぁぼっと
ん便所の発酵物に飛びうつって
野天が吹っ飛んだ
コンクリートのカスがパラパラ(lightonfire~)
と商店に落ちてきた
隕石だ
出っ歯の前歯だ
2日目掛かってやっと取れたカシワの繊維だ
バラの改良にでも使えというのか汚物の臭いが
たちこめる
果物!
メロンを並べていた八百ハチさんも
シャッターを下ろしたよ駅前のショッピングモールからひしゃげたスピーカーでおひな祭りの歌を歌っていたよ
竜巻と胸筋のお互いの思うところをみんなで聞いて仲直りしたよ
まぬがれたヒト
集団にて避難す

written by 虫ぃ

2012年5月9日水曜日

笹井宏之オマジュ「言うからまたねていうからてまたねt」


笹井宏之オマジュ「に気づいてまたねと言うから今度は二人で」

祝祭のしずかなおわり ひとはみな脆いうつわであるということ

*本来なら出自blog表題に掛けるんですが「皿山」「皿山」音が鳴る「皿山」こりわもはや地の利がないと還幸できません
ので‘てんとろり’ょり
t
買った観た轟々と唸る御神木
熾日
こっそり下足とわんかっぷ
ふくふく

忌まわしいコト去れ
喚起卯牛筋の煮込んだん
つまれまた
おばちゃんっ!
こんにゃく
六本
小銭が多いごまかしなさんなっ!

バチ当たるバチ当たる言うてぇ
 お参りせんかったから
 今も親不孝モンです
 前歯欠けてマス

杉の葉が爆ぜるきぃ
こちぃよりぃって
いい匂いするなぁ
お鎮守って
なんしかあらたまりょんのん?

あしもと鬼中い
 もつれた足
 草臥れた伸び髭
 緩めたネクタイ
 八百まんの神様みててね

writhen by蟲

ぃいぉぃる/情報

http://www.kaken-s.co.jp/original.html

良さげ

自転車にわ粘度と潤滑がぴったりかなッ?

atto¥yana

2012年5月7日月曜日

「孫一句」「父一句」


「孫一歌」
待ってても待ってても新幹線乗れなかった
あたしが爺ぃの床
忘れてきたのだとか
「父一句」
黄疸
吾も経験ありし
種類が違う
時代も違う
背後の山脈おおらかですか?

2012年5月4日金曜日

死せる毛根の履歴


「先天性遺伝」
夕べのこと

職場に小学生時代の同級生が来た

父親は中学の体育教師だった

ハゲだった

遺伝子わ根強く

彼わ30歳前半でギャルげーがスキで心の開きかたを知らない男だった

ハゲていた

Tyu-shi Aoyama禁じ手開放ver.


「虫気骨開放解禁ver.」
関西弁で、そんするじゃぁないですか?妾身論。社会の規範をみるめが多様2概化。弁舌爽やか、長屋の美徳、近所迷惑、原住民、25日のamazonのCM。ハックル・ベリーフィン。髪は乱れるもの、ひつこい口のくさい店長に頭突き「わざ、わざ」、金閣寺燃やしてこい。針の穴にラクダを通す。世界の中心で愛を叫んだモノになる。アボリジニが踊る。ドヤ街でのたれ死に、街女、公園の霧たつ既存の、エゴイズムの延長に、寡言を死らず、恍惚とした、嚥下を、繰り返し、見晴かすサバンナでは豪雨。トーテムポールの表情が様々、大切なマジックハンドを打ち砕き、飲み干したグラスを、つと、マスターに、注いでよ、ねぇ注いでってば、これで最後にするから、瓦割りは5枚マディ、炊きましい脛でバットを蹴。て折ることなどしないから、揚子江も心の機微をくみとって、流れをかえて、優しい馬やら鹿やらの爪跡で源流は遡られない。ちょうど隠れちゃうんだな。一部の不注意が絵本をクラスに贈与するナドト、蛙が衛生を保ちたいがために、たくましい脚立の5段目に、可視光線で区切り目をくっきりこっきりと区別し、メンスが重い嫁が、タイヤが巾広、車高を下げた車でエル・シャダイまで、否、市ヶ谷周辺で集会。冒険の書が忠臣に黙ってプレイされ、装備悉く捨てられ毒の沼からスタート。
育てあげたサーベル・タイガーを売りに出され…?
おぼえていた
覚えていたのョ私のことを、闇市で檻に入れられて、瞳があった
途端、ゴロにゃん
肝機能が衰えているときには(クシャミ)、曳航しようにも(クシャミ)無礼があったので(クシャミ)
残波
ふくよかな雨からまりん君、バク転挑戦中
東の方から3人のむさい爺ぃがやってきて
「パンをくださいっ!」
「あわよくば、飲み水もくださいっ!」
「あわよくば、バターも」
「さらに許されるならばワインもっ」
「厚かましぃですが食後はブリュレで」
サスペンダーと蝶ネクタイが1週間着まわしできるよう
うぉーくいんくろーぜっとに整然と序列を守り、置き土産、淡路産の糖度の高いみずみずしい玉ネギ、吊るす、日向に、並ぶ。所狭しと並ぶ、電柱から延ばされた黒い線の上に、
番だろうか?
親子だろうか
仲良し設定は受けたのか
カテゴリは何処?
リップクリームで、艶めく唇から放たれたことば「マーマーレードを開けて」「マーマレード?」「うん、硬い」「どうかなぁ」「ヌカ床まぜて」「ぅん、臭い」高いところで伸びた若い葉っぱのほうが甘くておいしい、ので首を伸ばそうとしていたら伸びたので、ずっと美味しかったら素敵だなって思って、そのまま、進化、親から子へ、子から孫へ、あ、中型二輪399cc未満までですから、はい、軍手と長ぐつで、2Bの鉛筆?いりません。インコのかご?必要ないですよね、次長?手と足は2本づつですか?ならいいです。おためごかしです。軽妙な手練で宝箱を開けて、開いてみたら、お茶漬けの素でした。2パック増量中だって、あられが。魂の叫び「あられがふやけてお茶碗からこぼるる」地道な努力で、電鉄の駅の名を憶える。速読で、「バガバト・ギーターを読む。懇切丁寧に五輪刈りを仕上げる
梵字なら20種書ける
ウムラウトの発音が上手だと褒められる
あの隊商に任せた荷物はだいたい届く
上昇し冷やされ雲を形成する熱量は、飢えた村人たちを救う
納屋で待つ
今夜も
厚着で
納屋で待つ

writs 蟲士

2012年5月2日水曜日

冷え込んでいる


除夜の鐘が鳴る

一足早く

今年も雪が降る

遠い遠い町に

白い雪が

積もる

積もる

「ある灯台守の話」


「ある燈台守の話」
灯台の老人は律儀に毎夜灯をともした
朝は毎日羊飼いが羊の乳を届けてくれた
パンは毎日かまどを持った奥さんが香ばしい香りとともに届けてくれた
郵便は
岬の灯台
とだけ書けば郵便屋さんが届けてくれた
参るのは
灯台のガラスにこびりついた煤を払うときだった
なんとも
一日かかって磨いてもすぐ真っ黒になってしまうのだ
ということで
町の煙突屋さんにきいてみたが
灯台は掃除したことがないとのことだった
お風呂屋さんに聞いてみても
年に何度か煤は払うけれども毎日じゃないからとのこと
かまどの奥さんに聞いてみると
かまどは真っ黒なくらいがちょうどいいから掃除はしないとのこと
どうしたものか・・・
どうすればよいのか・・・
まぁ、それが仕事だからあきらめるかと思ったときに
レモン農園のおじいちゃんが浜までおりてきて
灯台の男にこういった
煤にきくかどうかはわからないけれど
彼の家では何でもオレンジの皮で磨くのだそうだ
なるほど
と彼は思った
それから
毎日の
牛乳と
パンと
そのほかに
レモンの皮を持ってきてくれるようになって
いつでもぴかぴかの灯台になった
ということだった