言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2009年4月29日水曜日

二枚の羽の証しするもの


痛々しいもがれた翼の跡は永遠の空との離別
弓なりに反ったハープの音は
軍人ラッパにかき消される
軍人ラッパはあるけれども軍人はそこにはいなかった
要所要所要領よく餌場を回ってみたものの今日の収穫は
ヒポポタマスは惑星を飲み込むほどのあくびをした後
地下鉄に乗って孵帰っていった
大阪環状線外まわりだった

2009年4月28日火曜日

ようこそ


葉桜のしおらしさ


大事なヒトからのハガキ


めくりあえせばまた逢いたい


丁寧なのは初対面だから


linchは買い物のついでに


子どものインパラは狙われやすい


王冠と金貨でおもさを確かめる

2009年4月26日日曜日

ながいカルビも乙なものょ


お隣さんから
鼻息の荒い噂と繊細とはいいがたい
焼肉は
大好きだ!!
日本式焼肉
場数が足りないのは
みっともない証拠
いたずら好きのジャンパースーツの色眼鏡君が狙っているんだから

2009年4月23日木曜日

人柱になるからみててね


芸術性におぼれるばかりにヒトの夢を切り刻んできた

犠牲になるのは人柱

この身は誰かの役に立つのか

羊飼いか樵になって暮らしていく夢はまだ忘れてはいない

生きている証しはヴォジョレーヌーヴォヌーヴォー

ふん

その程度の熟成さかげんで生きのさばろうというのかい

生き伸びえると思えるのかい?

2009年4月20日月曜日

雑感「canonballadrery」


天体
不退転
小僧
いたずら心
ピーターパンシンドローム
臍帯血
痛みは
偏頭痛となり
りっしん遍は去年の夏休み
牡蠣が食いたい

2009年4月19日日曜日

雑感「popsongs」


リトマス試験紙も何色に代わろうが
この涙はかれて久しい
命続く限り
枯渇した命脈がどこに行き着くかは手相には出ていない
愛を謳歌する詩人は山ほどいるが
柔らかな産毛のような心の襞をくすぶる詩はもはや時代遅れか?
走り翻弄される痛みは太古の漢詩に始まり終わる

2009年4月18日土曜日

命の次に大事なもの


いけずなのは生来


挟み撃ちなのは運命


終わらないのはフィーバー

茶碗に山と米を盛る

面倒見のいいオネェさんと

わがままにアイスを盗るキミ


宝じぇんぬは自分優先

先輩が乗った列車が駅を離れるまで

深い礼

2009年4月16日木曜日

詩「いつだって勝負下着」


親密さや感情の起伏を
まっとうに表現できない世界になる
独りで仕事をし
独りで片付け
独りで有閑を過ごし
外へ出るときも独りで
帰るときも独り
愛がないんじゃないか
と自己欺瞞
いつだって勝負下着
背中には昇り竜
いわゆる止められないということ

2009年4月15日水曜日

雑感「今日のサラダ」


漢方に頼るか?
地道に微分してきた数式が怠慢により恩恵
象牙はポケットに入れて密輸
気まぐれサラダ感覚を胸に秘め
空腹は漣のごとくおしてひく
宗教は肝心なときに役にならない
太陽を素手で触ると解けます蒸発します
伊丹空港は便利だった
便利棚?
奥様お勧め
鯵の一夜星

流れた

2009年4月13日月曜日

詩「性善説」


生まれたばかりの線が

意味意味をなし

産声は濃密で

恋しさ愛おしさ夢心地

アイモカワラズ

白紙は自然と愛しているに繋がる

これだけの生命力は

黄昏に包まれ

母性の愛を否定せず生まれいずるわ

言語

生き死に証す


2009年4月8日水曜日

文言「ナム」


わが世の春など通り過ぎて
delta7
向こう脛の反意語はあちゃら棒
息を潜めてすごすんだ
神経を張り詰めてすごすんだ
戦場においては・・・

2009年4月5日日曜日

雑感「テポドン」


君が泣いた夜明けのみゅ~君が発射した
香港マカオの旅3泊4日合法ギャンブルで行きしはアルマ~ニ帰りしはチータ(水前寺清子?ちがってプーマのパチもん)
国の上空には変な国の変な棒が投棄されたようですが
いくらにもならない虚勢など張ってないで出ておいで
とミーアキャットはやっぱりかわぇぇ

2009年4月4日土曜日

雑感「飼育係」

渡り廊下ですれ違った
 懐かしい思い出のあの唄が
 吹奏楽クラブによって何度も輪廻
何度もだから輪廻
ちんねんさんたんねんさんお釈迦様が口にあんこをつけてうまいうまいといっているがこれはなにかの生理現象かね? カタカナ3文字の刑事ドラマは9回という中途半端な回で解散 はいそこ靴の袋につちいれな~いっ 小瓶に分けて好きな子にわたさな~い タラレバの文字を追うと 肋骨の右下にヒキターテンコーちゃまの愛するヌートリアに噛みつかれちったキャハ 白のニシキヘビはアルビノ染色異常で太陽光に耐えられませんゆえ そういや 生き物係だったけれども 一度もインコのえさ変えなかったよな~ 好きな子がいたから入ってただけだもんキャハハ 卵も産んでも触りたおしたから孵らなかったし オルガンでおかしな不協和音弾いてたし 結局ふられたし
あの子の高飛びの姿
ずっと見ていたかった・・・
 はいそこっエイジバンドウクンにゆで卵みせなーい 名古屋大阪間の移動で6個食べちゃわなーい 染色異常のハナシ? お隣の布団バンバンたたくおばちゃんみたいな国からこにゃにゃちわ イルのついた子この指とーまれ!! 北極が大変なので 氷河期が恋しくなりましたゆえ それこそ俺らの時代ジャン?とトッポイゴキブリジャーニー・・・