言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2009年12月31日木曜日

除夜の鐘が鳴る


遠い遠い街に今年も雪が降る

白い雪が

積もる積もる

2009年12月29日火曜日

やりづらい


ほんのちょっとの気遣いで世界が幸福へと導かれる
ほんのちょっとの刃でヒトを傷つける
美しい去り際はあっさりしたほうが良い
破壊の限りを尽くしたあとは空しさに苛まれる
病気が完治する頃には春が迫ってきている
入院するほどじゃないがみんなみんな病んでいる

2009年12月24日木曜日

いつまでたっても負けず嫌い


眠ってばかりいた

昏々とした眠りだった

もう生きることの期限は刻々と迫ってきているのに

どうしようもない時間の使い方だった

至らないところもままある

懺悔をする必要はないといわれた

深い眠りの中でどうしようもないメタドンの副作用でもだえ苦しんでいたからだ

2009年12月22日火曜日

他山の石

youtubeでのらりくらりと画像を見ていた

一筋縄ではいかない物事が整然と並んでいる

それは列を成し翻る順番を待っている

侍っている

東からのぼるのは太陽

いけすかないジャージ

運用は任せた

2009年12月20日日曜日

人生訓など胸の奥にしまえ

説教クサイ

スニーカーが涎まみれで

ぐじゅぐじゅになってしまった

エイリアンと戦っていた

新聞を広げる

噂話が飛び交う

空が黒くなった

ニュースではその問題ばかりが謳われた

首都から離れなくてはいけない

離れなくては

2009年12月19日土曜日

はにかみながら心を開く

生きていてうれしいこと

ほめられるために仕事をしているわけじゃないという信念を持つヒトがいるらしいが

ボクわヒトのこころに左右される

アンチテーゼ

2009年12月14日月曜日

生きているのだ


小説なんて共感を生むためのコミュニケーションゲームだと思うなょ

共感なんていらない

アンチテーゼ

自分で考えろ

考えて鋳造し暖炉の上にトロフィーと一緒に飾れ

一方向的な物事の解釈は怠慢だ

現実と非現実の境目で己の玉眼を瞠れ

つたない綻びに動ずるな

病気だなぁこりゃ

2009年12月11日金曜日

そんな君はふざけた野望を思い『ウフフ』と笑う


{そんな彼女はふざけた野望を思い「ウフフ」と笑う}

たまにはこんなものもいい
最近になって、また、この避けようもなく爽やかな大気、急ぎつつしかもしなやかに擦り寄ってくるニャンコのような春の日
カスガイ

子はカスだからしまっておきなさい。母さん?母さん?まったく何処いったんだ
?母さ、ん?なんだ、ニャンコかそっちは居間だ入っているんじゃぁない
あ、仏間に爪を、あ、障子の破れをそんな潤んだ目で、アー!ヤッタ、やりおった・・・嗚呼

きかぬねこ やれたるかみまど ムハンマド(季語ムハンマド)

あー、いや、失敬、いや失敬
うむ、良い。今なら全てが赦せそうな気がする、ゼ・・・。いや、ワガママ放題のニャンコのことや春だってこととかさぁ、ほらなんかアル
あるジャン、微妙な男女関係とか、水溜りだらけの通学路。いきつけだった天ぷらやがマンガ喫茶になっててさぁ「ちわーSU」とかなんか20代前半男性風に勢い意欲食欲剥き出しにしちゃって、さ、なんか視線が痛いのな、なななアレーってもっていつも座っているあたりのな、相撲甚句書いた暖簾がそこから、にょってって、あれー、ああ?あれーっ?なしてマガジン読んでるの?最新刊?あんた、コナンね、ああ、そう、あと二冊読んでから帰るのー、へえ、あ、そう。しんいちくん大きくなれるといいねえへえ、あ、おじさんグラビア?持田真紀?アア、巨乳好きなんだあ、え?違う?美乳好き?へええええええ、ほおおおおおおん、はあああああああん・・・っておい。こら!親父出て来い!天ぷら食わせろ天ぷらあ!貝柱だよ、アツアツでホクホクのおおおおお!しし唐だろう。こう三本刺さった、串の、塩ぱらっとつけてこう、はははふふはふ、なああ、おい、おやじい、おいらのために、く・る・ま・え・び・・・

うなだれる男の側に影さす男の姿。

親父?
「モーニング時間中なんでホットドックついて1時間600円でして」・・・

@@@

ヒトは少なからずだれもが地球を守りたいと思ったことがある。
パンダを守れ!
いや、子育てしないからどうでもいいんだが。
カブトガニを海へと返せ!
いや、どっかの国で食ってるし。
縄文杉を人肌であっためろ!
いや、屋久島、暑いし。
和歌山ハヤシマスミ似のOLに彼氏を!
もういい、
カラダを売っても買い取られない女子高生に
もういいって!
まったく!

・・・もーにんぐむすめがをうをうをうをう

マンガ喫茶前の頃合のホットドックに挫折感を覚えているバヤイではなかった。
応答。エエ、あの人数ばかりいる結局普通の女のことでしょう?(偏見)
ソレハオオキナゴカイデスヨ。とニャンコ。そうかなあ、と我。まあ要するにそのニャンコと私の間には、たとえば女性に関する美的鑑識だのよくもまあといえるほどにいつだって仲違えしていたものだから、このたびの、春だの夏だの秋だのに対する期待の行き違いから生じた、私からいえば障子を破られた、彼から言わせてみればウスペラく風でそよぐひらひらを排除してみた、事件、を問いただすこともできず、しかもどちらかといえば仮の宿りの主人である私よりもそのニャンコのほうが正論を述べていたものだから(あたりまえだ、破られたくなかったのならば最初から直しておけばよかったのだ!)手の甲をあっさりひっかかれたので、敗退。
マアヨウスルニ、ヒトトニャンコノアイダニソウゴリカイハアリエナイトイウコトダ。

ソウイウハナシ。
いや、深い意味はありません。ベロンちょん。

そことは違うどこか。
確実に存在の中の経過時間が遠ざかりしかも経過されるための冷静さを欠いた時刻がいきりたって擦り寄ってくるとき、ところ。
諦めの悪い人間が、生命の断片に執着して打ちたてたバベル、簡便にいうのならば低く軒を連ねる商店から生命活動のかすかな垢くさいにおいが嗅ぎとれる。そこまでして明日の飯にありつきたいかね、ワトソン。イエスサージェント。飯は大事であります。パンがなければケーキを食べろとかつての淑女がおっしゃっておられましたが、パンが食べ得ないときだからこそ、糖分のしっかりしたケーキを・・・

タバコ屋。

儲けているのかほそぼそやっているのか商うことを忘れかけているのか、どれかと問われれば、後者、いや、普通のタバコ屋ですよ。いったいこの世の何処に客足の途絶えないタバコの小売店があるというのだ。ただ、ほんの少し、にぎやかな通りから外れていて改装する気のさらさらないだけだ。ただ、それだけだ。

店先に女がいる。
普通の女。

ただ漫然とタバコを吹かしている。
その片手間で店先の掃除のつもりなのか竹箒を左右に振っている
目は空を。
その思考の先にあるものは昨晩のおかずの反省かそれとも今朝のご飯の炊き具合への満足か。
不意にタバコを放り、ふみ、けし、ける
また別の夢想へ

女;ロボットっていつできるんだろー

にやけたりなぞしている。
不意に思い立つ。

女;まったく

なにがまったくなのか?
判らない、ワカラナインダ。
さっき自分がなげすてた吸殻をぞんざいにちりとりに入れ込み

女;NASAでもあるまいに

奥へと帰る

店の奥から変な鼻歌が聞こえてくる。

次第に世界中に流れる音を混ぜたらこんな音に聞こえるだろうなという音楽へと変わる。変な歌なのに

音がやむ

それなのに、彼女のワンマンライブは佳境を過ぎたばかりの頃らしく、のりに乗った声が聞こえる

物音。激しい物音。

女;まったく!!

自分だっつうの

浮浪者。いや、他人を身なりで判断してはいけないと日本一の実家好きの男はのたまっていたので、あまりよろしくない判断だとは思われるが、多分、家なきひと

だってきちゃないんだもん。
現れる。

男、落ちつかなげなそぶり。ほんの通り過ぎの一般人を装うが、かえって意識しすぎた眼の動きがこっけいでたまらない。いかんともしがたい。見ちゃいられない。そのままいくかと思いきや、またもどり、下手な口笛を吹いていたかといえ、どころかステップも軽やかに。
今日もいい日和である。
ふと気づく。
だっフンダでさえもいとおしい、そんな時もある。
いや、落ちていたのだ。吸殻。女の。
夜景を眺められるスカイラウンジで、淑女をもてなすヤングエグゼクティブの好男子であるかのような爽やかな風が吹き通る。
あくまでも仮定としての春風である。
その中途半端にほうられた一欠けらの吸殻を慈しんでみる。

男;オンナダ。

とおい目をして笑む。

男はしかれども、これからおこるなにかに過剰な期待を寄せることに対していささか諦念の思いであるらしく、うんざり、といった風にやはり投げ捨てる。吸殻を
去るのか。
男の足が止まり彼女に家を見ている。
唐突。
カウンターの奥へ手を突っ込みサラピンの、中身の詰まった、まさにその、タバコのカートンを掻き出し抱え、いややはりな、思いなおし、上着の下に隠し安息し、幸せに打ち震え、しかし焦り、いややっぱりこの銘柄はな、そしてほんのわずかばかりの良心、モラル、人間的理性の働き、ハイもどします。

おんな、
女;土鍋って割れると限りなく凶器ねえ・・・こう、いち、に!

目と目があったその瞬間

女;ね、けっこう尖ったところが致命傷になりそうじゃない。使おうかしら

ねえええ。
男、曖昧に笑んで返す。
その笑顔の行く末

女;店にやってきたうさんくさい男の意表をついて食らわしたりするときとかにね

男、そんなモンですかねえといった素振り。

女;とかいってもタバコ屋じゃあねえええ、昭和初期でもあるまいし

ハハハハハハハ、和やかなり
女、溜息とともに内に帰ろうと
もどり

女;なにやってんの?

目の前には、あからさまに胡散臭く、途方もなく疑わしい行為の経過途中の成人男子と、そのパンパンの上着。

男;・・・

空間

男;ウガンダです。

女、素。

男 2枚にまーい!

女、無言で上着をひっっぺがそうと

暗転。

それから数分後。場所はあいかわらず。
男が小さくなって座っている。

女;うんワカルワカル

すすり泣く男

女;前転が苦手なこっているもんねえ

暗転。

時間の経過。場所同じく。

男;手前のガキか!これが手前のガキか!

女;明日があるわよ明日が!

羽交い絞めにして男を止める女。

暗転。

時間。場所一緒

なにやら微笑みの間。肩をたたいたり、笑いをかみ殺したり。

女;で、その産婦人科が肉屋を持っててえ、あたしてっきり

暗転。

やはり男が体育座り。

女やはり気だるげに煙草に火をつけ

女;それにしてもウガンダってないわよねえ・・・

男;すいません

女;せめて双子山親方とか、

女爆笑。

女;わ、わ、わ、わかたかっ!

呼吸困難
男、素。
女の背中をさすったりしている

女;うんゴメン

男;すいません。



女、タバコをほうり捨て無げ踏み消す。

男、はっとしてタバコの亡骸を見る。

女;あー

男;よろしくない

女;あ?

男;よろしうないですな。

女;え?そんなことないよ、昼過ぎに風呂入ったばっかりだし。

男;いえ女の微臭は置いといて

女;なにがいいたいのよ

男;地べた。

女;ああ、この辺舗装が

男;nonnon!シケモク。

女;火は消したわよ。

男;私らなんて所詮シケモク、他人の捨てたその亡骸でさえもがHOLD ME TIGHT?違うな、いっぱつがつーんと、ほらね、バッチこーいってやつがうれしい年頃、なのかしらねえー、あらアメかしらお洗濯お洗濯

女;え?アメ?大変

駆けてはいる

男;んなのってできないのよねええ

ひょいとタバコの吸いさしを拾う。
懐にキープ

男;DEAR MY MOM
苦節五年。私も来るところまできました。とあるいつもの通勤途中のことです。私の勤めていた世界までもうちょい、とんでも8分歩いて5分といったところですか、そこの2LKの物件が非常に気に入ったMY・・・DEAR、いやあんたじゃなくって、おかん!黙れこのおかん!黙れってこの、スマコ!
いやー失敬。

女はさんざ空を見上げてきたのかクビの痛さにむっつりしている

女;あんたねえ、

男;えーと、なんだけなんでしたっけ?おかん

といった立ち居地におかん、もとへ女

女;おほん

男;あれ?間違い。人違い。人攫いの人違い。オイおめえこれだれだっよう!返す?返す?返しとく?

女;天下泰平天晴れ、戦国武将でもあるまいし

男;え?

女;空

男;あー、爽やかなり

女;もういいわ、えっと、

きつそうな煙草に火をつける

男の目線がきつい。
人殺しのようだ。

そのうち男、女に顔をよせて・・・
息を吹きかける

女;ちょ、うえ、くさっっっっっつ

男;完全燃ショー

女;まったく!オエ!

女、やはりそのタバコを放りけり捨てる

女;おえ

男;何ヶ月ですか

女;うるさい!

男;つわり

女;うるさいってこの・・・・・・東海村男!チェルノブイリ!

男;そんなに?
おのずから自らの体臭を嗅ぐ

男;OH!NICE SUMEL

女;いってなさい

男;豊潤てやつ?

女;ほんとに子ども大丈夫かしら

男;やはりーん?核分裂の兆候が。

女;バカ今後の方針よ

男;政府の見解ですか。

女;そうこの春予定されていた日露交渉がいつまで延期されるのかって、オイ!

男;はい失礼しましたー

男女頭を下げて去ろうと、チャカチャンリンチャンリンチャンリンコ

女;またれーい!

男;なにごとか?なにごとなーりーかぁ?

女;タバコ。

男;んなんのことやら

女;返して。

男;はい

女;全部

男;はい
ボトボトボト

女;ははは、よくもまあ

男;いやあ、がんばりましたあ。つぎの取り組みにはあ、もっとおがっぷり四つ組んでェ皆さんに楽しんでもらえるようにい

女;ほめちょらんばい

男;ひいい

女溜息とともにタバコをもみ消す

女;オオハシキョセンかっての。まったく

男;さあ、みんなで考えよう?

女;イ・ツ・ミ・マ・サ・タ・カ

男;アナウンサーつながりでOK、うっす

女;ちがう、強欲だっていってんの。

男;ソンナコトナイヨウ、アメリカジンミンナイイヒトヨウ。シンプルライフ?質素なものヨウ。ユタ、イイトコヨウ。土地ヒローイ、ホシキレーイ

女;違うあたしがねって

男;オオハシキョセン?ウソオ!

女;継いだはいいんだけどさあ
ちょうど無職だったし町に出ても自活できないしばばあ死んだついでにまあいっかなって

男;キタノマサルに全部。えーそりゃあかんしょーばくちっしょおおお

女;おほん。まあまがさしたのねえ、タバコ屋ケツがたるむまで座つづける毎日。
愛しくもない待ち人。許されざる仕入れ値の表計算。1週間おきにピースのカートンを買いにくるアル中親父。なんの神経性ストレスもなく朝方すぎさるガキンチョ。

男;.comうっしッし。

男の襟元を掴み引き寄せる。nise sumel

女;ウオエ!

男;化学兵器

女;うっさい!まああ、とにかくーなめんじゃない。

男;・・・はい

女;うん。あんたも少なからず、あたしよりはそのどうしようもない生きかたを、長年続けてきていて、それなりに人生経験の何たるか、つまり酸いも甘いも嗅ぎ分けられるナイスミドルなのだろうよ、否、否定ばするな、少なからず一般中年男性の統計を客観的に述べるのならばまごう事無き、それだ。あんたからみればアマチャンだ。その時のあだしなんが、茶菓子だ、にちじょうちゃーめしごとだ!あだしはおもだ。よぐない、よぐないぞこれは。あたしやばいぞ。勝だねば、人生的に勝利せねば!さあそごでだ、

男;ハヒ!

じつのところ、その女の長い弁論を好機だと捉え、サラの箱をこっそりとあけて一服「いやああうまかったっす、でらうまでしたあ、あにせタバコ1本すい切ったことなんて3ねん」(本人談)

女溜息ついて男平手打ちぃ!

女;おホン。・・・ウン、そこでだ、昼下がりのこの日当たりの良いいしかもどんなに換気を繰り返してもしめっぽいカウンターの腰の痛くなるよな丸イスで考えた。しわくした。とまどいつつもこころした。

男;はい、つづけてー

女;ヒトの話を聞くときは歯をくいしばれー

男;えー?歯ってなアア

女;いいから!

男;イー。

女;その日からあたしは自立した女。略して自立女。

男;略してねえじゃん。

女;あご!・・・よーしよーしよし。さて問題

男;はひ。

女;ひっかっからんかったな。まあよい、そのあたしの野望とはなーにか?シンキングターイ、m!

チャカチャカチャン、チャカチャカチャンチャカスカチャカスカチャンぴゅう
チャカチャカチャン、チャカチャカチャンチャカスカチャカスカチャン

女;しゅうりょおおおお!NOW


男;ははひはへ。

女;はーいばっつげーむ。



女;死ね。



女;ジョクジョクジョーク!ま、いいよねええ、他人の人生わかりっこないよねええ!あたしもあんたの生き様しらんモンって言うかーきょーみなし!ハイ正解は・・・

男;また来週!

女;そんなああ!気になるうううう!気になるうううう!っておい!

男;いいじゃん。

女;あご!

男;自分語りたがっている奴ってみったくないよ。

女;え?

男;そういうのがいやで世界捨てたんだ。バカらしい。臭いんだよにおうんだよ!こうして安穏と腰掛け3年桃8年、森光子まで70年金さん銀さん合わせて5000!いやちょっとそれたか、えーっと

女;ウガンダ

男;そっかー、ウガンダねうんうんうんうん。さんきゅー、そうホンジャマカ石塚が今デブタレントの世界でのさばってるけどさあ、その前で言うところの伊集院光?そのやつのオールナイトニッポンっていうのがさぁ売り出し中のアイドル呼んでなんかエロの・・・

女;どしたの?

男;なんか違う気がするのなー、おれの中の野生が違うって咆えているのなー・・・ん?どう?

女;なんだっけ?

男、女;まあいっかー

うふふふふふと笑う。

目を合わせてまた笑む。

女;吸う?

男;いいのですか?

女;イイノヨ

フイニオンナノハッシタ、ヘイバンナコエニ動揺を覚える男であった。

女;じゃんじゃん吸って、咳き込むくらい満喫して、副流炎で他人に不幸がおきる予感を隠せないほど召してらして・・・

男;他人の不幸はちょっとなあ

女;気味悪いから?

男;ああ、うん、まあ

女;何をいまさら。

笑んでまた次のタバコに火をつける。

女;心覚えがあるんでしょう?

男;・・・ああうまい

女;よくあることよ

男;ええ、よく、ありますね

女;いつのことだったかかしら、国連の会議が新潟であったとき

男;こ、こく?にいがたっっ?

さえぎるように口元に人差し指をたてる。

女;リーガルホテルの屋上で待機していたのよ。寒かったわ、よりによってあんな雪国でふきっさらしの中仲間と4人で佇んでいた。でも仕方ないものね、体調命令だもの、さからったら・・・

男;逆らったら?

女;マキシムスポンジ光線、よ。

男;えっと、それはどういう

女;狂牛病の遺伝子を微粒子にした粉末を撒き散らすのよ。体調の得意の必殺技。普段牧農だからあのヒト。

男;過激な会社です、ね

女;ねえ、知ってる?

男;知ってます、ませ、

女不意に男の懐に入り喉もとにタバコをつきつける。

男;まセン。

女;の隊長の後ろから光を当てるのは緑色のデブの仕事なのよ。

男;超人ハルクですか?

女;ばっかねえ。面白い人。

ぴたりと寄り添う、オエ、飛び離れる

女;この!地球の敵!オゾン小僧!

男;いや、オゾンは地球に

女;しってるっつうの!

男;ひいいい!

卒倒。
息を静める女。

男;マイマイカブリ・・・

女;さむかった、だって全身タイツ、重くて臭いヘルメットじっとりと蒸すビニールの手袋の中。使えたためしのない国からの装備品。えらそうな名前のついた鉄の棒。腕に巻きつけるのが面倒なだけのPHS。

男;えっと、アア!そうか!

女;気がついた?

男;乗っかっててもいいけど退いてください。

女;ゴメンゴメン、いつもの癖。

男;えっと、

女;ああ、そう、新潟での、べったらでかいぬしがあらわれんでよ、いやーべっくらこいたべさあ、ソン、つぬはやくらかしたかめのばっけもんがひんがすほるまえの、長崎屋ぼてくりかえしていけしゃあしゃあつのさぶらかしよるど?大変ド?
いやあー参っだなってそんなかまとヘルメットの雪払いあっちょると、もすもす?もすもす?やあ隊長さんの?もう上ごしばれんド、いいかんっすた下りてもよさんべん?つ、きいたべさ?きいとっとべさ?なんいうた思う?なんいうた思う?たっけーええって来れば、めさ、やってられっかー、つ、はなしさなって、おいどもぴゅーって、ぴゅぴゅーってそごからかえったべさ。

男;ふむふむ、要約しよう。
雪の降る日のことだった。おれたちが、ホテルの屋上で日が暮れるのを待っていると、港の向こうの水平線がぴかりと光ったんだ、あーなんなんだあれはってって隣にいたパン屋の息子のトムに話し掛けると、ああ、きっと北朝鮮のテポドンだって奴が答えた。それからしばらく気にも留めずに楽しい夕暮れを過ごしていると今度はボブが、おい、あれなんよ?あれなんよ、つ、いわんべさ、イヤーおったまげだーつっで空ん見上げちょるとその緑だのあけえのだのがきらきらつってへっぱがされるみてえに、そのぺがっつてへっぱがされるみてえに、その、ぺがっつ光らんまあるいもんちゅうさあ、すいごまれんド?イーやーおったまげんど?イヤーべっくらこいだんど。

女;おめ、おらんごとばわがいど?

男;わがんべさわがんべさ、どーどー、たいへんなめさあったんべあー

男女抱擁。

女;ま、てへんだったさー、まっこつすぬが思うべさー

男;ヨースよすよす、よすよすよす、



女;くっさ!

女、男を足蹴に。

女;くっさー

吐きそう、中に駆けてはいる。
絶えず嘔吐のもだえる声。

男;吐きたくなれば吐けばいい。おれはどうせ人に吐き気をもよおさせるような類の男だ。嫌うがいい、嫌悪すればいい、疎外してみろ。目の前から俺という存在、人間にとって見てはいけないもの、そこにあるのに形を成してはいけないものが立ち去ればおまえ達は、さぞかしすっきりとその胸の軽さに安堵するのだ。安穏とした生活の確保にだらけきり溺れ、未だまたぶくぶくと肥大していくのだ。そこにおまえ達は何を見るのか?質疑命題、さあ答えろ!考えろ、目を反らすんじゃあない脳内シナプスを総動員して、食うことも、眠ることも、呆けることも忘れ自分を追い詰めろ、さあ答えだ、答えるのだ、そこのだらけきった目のお前はどうだ、ふん、さめた目をして避けたつもりになっても俺にはわかる。怖いんだろう、明日をさえも自分の思いどおりにならないことを知りながらそれを認めることすらできない自分の弱さに怯えているのだろう。そこの女はどうだ、うつむいてもダメだ、そのうつろに自己主張する後頭部から、肉体に黙っていても声が聞こえる。なんだ、かまって欲しいだけのさびしんぼじゃあないか、その心の飢え、精神安定上の飢餓は、今から帰って留守番電話に何件登録があろうと肌身離さず持ち歩いている携帯電話で深夜によく知ることもない女に電話をかけようが癒せはしない。さあ,
、その口をしっかり開いていうんだ『ワタシワタダタンニヌクモリガホシイダケノヨワイオンナデス!』ほらいってみろ!なんだ?お前は言語中枢でさえも自分で操作できない愚か者なのか?自分の体でさえも自覚できない獣なのか?はははははは!
ばからしい。
いや失敬、少しばかり取り乱してしまった。
今朝からあまりよいことがなかったもので・・・
はははははは!
なんだ、浮浪者の、一日の中で、良いことってなんだ?わらかすな!ハハハハ!極上のジョークだ。いや、冗談にしてはいささかひどすぎる。身に抓まされすぎる。
ははははははは!
うん、
まあ、聞いてください、少々言葉を選ぶ良心をなくしてしまっていたものですから、
まあ先ほどのお二方には特に失礼してしまいました。申し訳ない。
えー、ちょっと奥がうるさいようですね,ちょっと!大丈夫?

女;らいじょうぶ!

男;はい、大丈夫なそうで。私は見ての通り薄汚い男です、帰るところも明日の飯もあやふやな駄目な男です。ここにたどり着いた道筋さえも確かじゃあない。皆さんお笑いでしょう。どうぞ笑ってください。しかし!ワタシを笑うということは、いいですか、注意してよく聞いてください。私を笑うということは、あなた方自身を笑うということです。なぜなら、ワタシは、

女;ウガンダ!

男;そう、ウガンダ?

女;なにいってんの!

男;いや、えっと、えへへへへへ

女、男の襟をつかみ

女;いいかげん行かないと、私の必殺技使うわよ?

男;なんと?

女;セ・ク・シャ・ル・ス・ポ・ン・ジ・ダイナマイト!

男;えーっと、その

女;ワタシの38のセクシャルポーズで相手が怯んだ隙に胸元にしこんだ狂牛病の爆弾で

男;も、もももういっす、いや楽しかったっす、たくさんっす、あとザーしたー!

女;ちょっと、人の話は最後まで

男;あーとーザーシャー!

男、ピュウ。

独り残された女。
手持ち無沙汰。
セクシーポーズの13番。
不意に獣じみたスピードで

女;核・廃・絶!

手にはグリーンピースのカンカン。

タバコを空しく拾う女。
む?!
女構える。

男:NOHNONONONONONONO、ギヴ!ギヴギヴ!

喉もとをさらけ出して、服従の証。

女;あんたねええ

男;いえいえいえ、

女の嘆息

男;・・・ところで、西ってどっちですか?

女;あっち

男;あああああっちかああ、いや、じつはね。タバコ拾ってたらなんかずーと続いてたから、ずーッとずーッと拾いつづけてここまで戻っちゃって、まあーいわゆるまいごってやつですか?そっかー、あっちかー!わっかんなかったなー

女;あんたバカ?

男;ハイバッカデーっす!あっほでーっす!ごりデーッス。うーほうほうほうほー!じゃ!

女;ウガンダ!

その胸にくたびれたタバコのカートン。

男、無邪気にうなづいて、スキップ。去る。

女;さて、隊長に連絡してー軍事衛星の動き確認してから、

地べたに落ちる、幾ばくかの吸殻。

女;まったく。

足蹴にする。

女;忙しい忙しい

暗転
終幕

2009年12月10日木曜日

暑熱冷めやらぬころ

夏ははるか昔のことかと

あれやこれやと着るものが増えて

なんとも身動きが鈍くなるものだ

口先だけでしゃべるのは脳幹が楽をしているからだ

言葉を発するときは慎重に選んで発言しないといけない

デジャヴ

ハードウェがソフトの能力を生かしきれなくなってしまっている

みっともない

朝日はどっちから上がるのだろうか

誰しも足を洗わなければいけないときがくる

車椅子を仰山送ったヒトは英雄になれたのだろうか?

2009年12月9日水曜日

今日のおほん


「地獄甲子園」

漫☆画太郎

心に染み入ります

2009年12月6日日曜日

素直な気持ち


いま常識になっている人権や自由なんて幾年もまえにはなかったんだ

ローマ革命やコンゴの独立宣言で人類は分派しそれぞれの生き方を選んだ

それはいきるという意義の意識が少し変わっただけで、それが 本筋となって翻弄される

だからこれからも人類は適応する道を選んだ

選びようがなかったんだ

ボクはそう信じて今宵も生きる

いまもいい年こいて成長が遅く失敗ばかりして

大人ぶっているヒトにはバカにされまくっている

でもそれでいいんだ

誰かを笑うよりも

笑われているときのほうが気が楽なんだ

誰しも不完全なものなんだから・・・

2009年12月5日土曜日

ヒツマブシ


逃げようにも泥に脚がとらわれて動けない

川底の泥濘だ

ダンスがうまい

歌がうまいだけでは

評価されない

もうひとつの要素わ

一所懸命さ

会いたかった

会いたかった

キミに

2009年12月4日金曜日

出逢いが連鎖するとき


ホームランボールを持ってきたグローブでキャッチした

その重さ7㌔LEDは内蔵されていない

兵庫の中途半端な田舎に棲み背中の昇り龍は正直なので替え玉3杯目

汁がさめて見当たらないアパートメントを捜す

フナ寿司は腐ったミカン以上にくさいことが判明

焼き立てがおいしいパン屋さんでは煙突からもうもうと黒いすすけた煙が上がっている

ケープタウンでは暮らしていくためにはナイフが欠かせない

フラメンコのステップは縁が深いtoshibaの液晶テレビでお茶漬けを食す

ご近所物語の視点はハヤシマスミ

「引越し引越し!!今すぐ引越しッ!!」

わがんね

わがンねッつだドも

おっとサンみたいに逃げたくネェ

いい子に育つと

思春期になったら困りますよ?



ジュンジタカダがのたまいし

サロメがクビをそいだのは聖ヨハネ

2009年12月3日木曜日

朝が来た


枕もとの時計を見ると3時30分だった

ネコがないて朝ごはんを催促している

ベットの上には先日から読みかけの小説がぞんざいに置かれていた

気になることは山ほどあるが

とりあえずトイレにいくべきだった

トイレの薄暗い明りの中で用を足す

冷蔵庫の中はろくなものが残っていなかった

日付の過ぎた食パンとビールしかない

とりあえずビールを流し込み息を整えた

洗面所には彼女の置手紙が置いてあった

『夜明け前には家を出ます、しっかりと麻ご飯を食べなさい』

と書いてあった

しっかりと?

あの冷蔵庫の中身でどうやって豊満なご飯が食べられるというのか?

仕方なしにビールを片手に戸棚をあさると

オイルサーディンがあったのでヒャパッとあけてフォークで一切れ筒食べた

汁はパンでこそぎとった

ネコが缶詰の音を聞きつけて足元へ擦り寄ってきた

お前のモンじゃないだいたい塩分が高すぎる

やんわりと足蹴にしてドライフードをさがす

ビールはもう飲んだ

空き缶を流しに置くと

そこにも付箋があった

『お風呂のタイマーを19時にしておいてください』

とのこと

うんざりしてもう一缶ビールを飲み始めた

ネコはあいかわらず

エサが見当たらなかったので

鰹節を一掴みあげた

病院に行くまではまだ時間がある

診察券と保険証をもった

タバコとライターをポケットに入れる

病気が悪化していなかったらいいんだけどなと思った

全部自分のせいだけれど

こうして徐々にカラダが衰えていくのをむなしくマッテイルだけというのは

片足を棺おけにつっこんでいるようだった

窓の冊子から

差し込んでいる日差しがまばゆい

今日はよい日になるだろうか

そうだ

お風呂のタイマーをセットするのを忘れていた

万が一のことがあったら彼女はどういう顔をするだろうか?

あっさりとボクのことなど忘れて次のヒトと付き合って幸せになって欲しいと思う

生きながらえていて欲しいと思う

ビールを飲み干して外に出るドアをあけた

今日のおほん


J・Jois

読み応えがあります

2009年11月29日日曜日

興味本位


自分だけで自分の世界だけで

完結しているとか思わないようにしたい

卑怯者なので自分には甘くするのはいけない

失われた縁故は蘇りそうもない

2009年11月23日月曜日


もうええで
セントラルマチアキテクチャおよびプランニングの野球部のマネージャ(キャッww)を務める
アマゾンのコモドドラゴンは
火を吹くまえの声明の中で次のように述べている
思い起こせば明太子における高性能エティトューティング研究を牽引する重要な役割を担ってきた
われわれがこの100と8つの煩悩と協力することを選んだのは
バルスでの高性能お好み焼きをひっくり返すものにおいて世界的水準のソフトウェア能力を
有しているからだ」
前回のの鳴き方
司法面で苦しい立場に立たされているなかぬなら殺してしまえにとって企業イメージを高める機会にもなる
同社は極東委員会から女体の(主に女子マネージャの)独占禁止法違反の裁定を受けたのだった
仲良くしないと月からお仕置きされるのだった

2009年11月22日日曜日

路傍の花


147階に スーツにネクタイ姿で
ダッフンダ
変なおじさん現れ
警備員に刺身を見せて中に入り
無限ループの代表室に侵入
背中に隠し持っていた奈良と書かれた木刀で
ポチョムキンと町内会長のパソコンを壊したとされ
と記されている
タライが落ちてきた事件か
とご記憶を新たにされた方もおられることと思います思いました思いかけました否なおさら思おう!!
果たして、この男性がどのような人物であり変なおじさんなんだから変な動機によ る
破壊行為

おみやげ物屋の木刀でした
そうでした

生きるということ


ちゃんこ鍋の番をして3年

自分の味に自信がもてるようになった

「ちゃんこっすっ」

2009年11月20日金曜日

「ベトナムで買ったハンカチ」


チョードッコイはベトナム語でヨッコイショなんでスネ

行けは

ディッ

バームォィバーをのみたいなぁ

冷やしていない生ぬるいビール・・・

コンスタンチノープルの寺院ではヒトビトが集い門から街道に向けて露天が立ち並ぶ

紛い物のトルコ石や鍍金の金のネックレスを売っていたりあとは山羊のエサみたいな菜っ葉

ピュアな心って必要でスネ

ということで

市場でハンカチを買って新聞売りの女の子にプレゼントしました

ワンポイントの一輪の花を見てはにかみながら

「jパsf;k@!!」

たぶん大事にしてくれることでしょう

ハタマサノリはメスの熊とBまでいったんだって!

熊のあえぎ声はそれはそれは艶っぽいものだったらしぃゼ?

カードを持ちすぎると(オランダ語のカルタジャナイカラネッ!!)どのカードをどれだけつかったのかわけわかんなくなりどうでもいい→どうでもいいや汁が出がちですが

信用と安心を謡った金貸しはえげつない商売でスナ

バトルフィールド構築!!

mission開始

コンプリートには程遠いでスガどうやらGAME序盤で飽きてしまいチュートリアルで挫折

あ~

なしてこっだらめんどくせぇことに時間費やすかなぁ

わげわがんね☆

アマガエルが茶色になる季節になりました

ひとつ季節を乗越えた彼らはその大きさは小柄でスガ

オラぁ夏越えてやったもんね的な風格?

凄みがありますね

IQ3のボクでスガ感受性だけで世の中凌いでやってきました

モヘンジョダロの迷宮なんて右だか左だかもぅなんとでもしてっ

みいら?

ガンダ○の?

そりゃセイラww

マハトマ・ガンジーはこういった

「のび太を殺してボクも死ぬ!!」

はいはい

逸れすぎましたね

バームオイバーの話に戻りましょう

熱帯の小奇麗なフランス式建築のオープンテラスでスパイスの効いた海老の身を噛み砕きながら

思うことがあるのです

あの少女はきっとあのハンカチを使うことはないだろうなと

部屋の中の家族にはナイショの大事なものを入れる錫の箱の中にしまって数年が経過することだろう

さて

さまざまな論議が政権交代のたびに持ち上がるわけでスガ

その度に背の高いウサマ君が影が薄くなってきます

そこに在る危機というのにごく一部のヒトを除いてヒトビトは忘れちまってんだなぁ

これが・・・
****
ifやらmaybeで溢れる奔流の霊長類爪楊枝化
欺瞞の転換は溢愛です
え?クメゾン一刻の部屋割りがわからん?しらんしらん!!
皆さんどうぞよろしく!

人の噂が大嫌い人の噂が大嫌い



真実は明白

確実に人柄が吸い込まれるように視線に感ぜられる

噂をするのも噂をされるのも大嫌い

できれば

道標のように土地の地蔵のように黙ってその場にとどまりたい

そして

みはるかす晴れた午後には

山の頂で今日一日のことを心に刻むのだ

ポテチン

2009年11月18日水曜日

太陽の閃き


空気が瞬間凍えで満たされていた

色づいた落ち葉音を立ててその存在意義を知らせていた

そこで必要なのも

情熱と寛容だった

気分良く声にだしてがなって

明日に備えるんだ

備えるんだ

今日のお本


いまさらでスガ


天久聖一


珠玉です

2009年11月17日火曜日

リッチカット


メンソレー
メンソレー
ノーベル平和賞をとってから久しいものでスガどうやら人間魚雷はふりむきざまにこにゃにゃちわ
ifやらmaybeで成り立つ社会は不健康にマスクと手洗いでは凌げません故
鼻かみすぎてガビガビの放火魔わ
イスラエルに向かって勇気の第一歩
ジャパンおやじはいつまでその店先に姿をさらすのか
冬服わないのか
蝶タイはワンタッチでつけるタイプなのか
と夢見心地で
いつぞや既視感のあるこういった物事の
病棟は閉鎖中ですとアンドロイドが火を噴いた

2009年11月10日火曜日

授かりものの馬


ある日の合戦で武勲をたてた侍は後日城の近くの屋敷へ呼ばれた


自分はついていただけでさほども騒がれることなど微塵もないと思っていた


上のもののはからいで知らぬうちに話が大きくなっていることなど知らなかったのだ


頭を伏せて式の間傾聴していた


日の強い午下がりで話が浪々とかたられる間に額の汗が一筋一筋とつたって滴った


褒美は馬だった


下人は表で手綱を持って待っていた


脚の太い田舎馬で毛は濃い茶色でたてがみには油が浮いた黒だった


待っている間も下人の額と背中には汗が噴出して早く夕刻にならないかと乾いた喉を鳴らしていた


その田舎馬も主人の帰りが遅いもんだとたまに頭を振りそこいらに草の生えていない街中で暇をもてあました


さて門が両側から開いた


それぞれの侍が出てきて声を発すると下人がすかさず歩んできて「この度は・・・」と緊張した面持ちで帰りの支度をした


最後は主人だった


下人をすぐには呼ばず厩の前までつれられていき


かみしもを身につけたそれぞれが一本じょうしでなにやら祝っているようだった


主人は頭を上げて下人の元までやってきた


下人はオランダの血が入った男で歳は40毛は栗色だった


侍はかつてその男の老後が丘を越えた村にあるという異人の集落で畑を耕したり鳥を飼ったりすることだときいていた


先に帰っていろとだけいわれその馬は主人の気色がいつもと違うことをいぶかしんだ


飯も先に食っていていい片付けが終わったら寝られる準備もしていろといわれた


下人は了解すると祝いの一杯でもあるのだろうと思い下衆なことはせず帰った


さて困ったのは主人だった


今年で13になる新しい下人が持った手綱を見あげると誇りの高そうな黒い目と日に照らされ金色に光るたてがみと何よりその足の細さの馬だった


少年にも同じことをいい先に帰らせるとまだ鞍をのせたことも数度しかないその繊細な背と慣れないくつわでどうふりかえっていいものかと困っている馬だった


ありがたかった


ここまでの評判に箔がついていたことにもあせっていたが乗りこなしの難しい若馬では帰りの道も危ういと思っていた


下人を先に帰らせたのはその姿を見られたくなかったのもある


しかし乗るなら手綱を引かせて帰るよりも3里でも4里でも早足で駆けてみて今のうちに慣らしておかないと村の噂で下人たちにも可哀想なことになる


山を二つ抜けて池で水を飲ませて帰ろうと思ったのだ


田舎馬は下人に持たせて家のひとつもねぎらいとして建ててやろうと思っていた


丘向こうの異人の集落の話が本当ならそこでいい


用があるとき不便がないほど遠くないしオランダの連れ合いでもできるといい


さてまたがろうにもまず頭を下げないこの馬に街外れの長屋の前であがいており


やっと鞍をすえられたのが夕刻


やはり先に帰らせておいてよかった


しかしとかく腹が減った


こんな大事になるなら干飯でも懐に入れておけばよかったと考えたりした


里の段々畑が見えてきたころには早足をさせ何度か振り落とされたりもしてあつらえてきたはかまも泥がつき足袋も汚れてしまっていた


その馬は何でもいうことをきこうとせずまして腹も減ってきたところからいらつきもしていたのか汗をうかせて一筋縄ではいかなかった


鐙が食い込みきらつく涎が顎をはいなんでこんなにしんどい思いをしなくてはいかないのかといった次第だった


駆け足ができるころには月が頂点にまで来ていた


何とか恰好がつくようになって池のほとりで一息つかせた後には名前を呼ぶと振向くようになっていた


といったことで


顛末は侍がただ上司の兜を落とさず拾い上げ戦地に向かったことからはじまったところだが


新しい馬とのこういう話はだれも知れないことだったので今ここに書いた


侍は夜半に村に戻り一杯やってから打ちつけた腰がみっともなく痛むところで横になった


老いた下人は噂どおり丘の向こうの集落に冬になるころに移り住みよく働く馬と一緒に暮らした


無骨だが力自慢の馬だったから重宝した


新しい下人は3度の飯がもらえるだけでいちいちありがたがりその素直な性格で村のみんなからも好かれた


授かりものの馬は今では8里ほどなら文句も言わずまた息を切らせることもなくよい馬になった


侍はそれからは戦地に向かっても旗をまかされる程度にはなったが大層な武勲はもうゴメンだと若い衆に任せるようになって刀を抜くこともなくなったしヒトの矢が向けられるところまで行くこともなくなった


2009年11月9日月曜日

これを聴け


家 
マンだらけの850DJは、米ビツSuretunlyがプロ用音響機器および
オブジェ用レコード針灸、肩こりもみほぐしの開発で培ったノウハウを凝縮し
万歳
プロ螻蛄リストのために設計された高品位ブルーギル用ヘッドバットだ
奢り昂ぶった機器を知り尽くした時には寂しいのによるカスタム仕様の
大口径600mシーラカンスに加え
耳全体を包み込む大型尿漏れパッドを採用
大音量が鳴り響くきょう日の歩行者天国のフロアでも
低音域から中高域まで必要な音をしっかり
マッチョを見せ付けることがことができる

2009年11月7日土曜日

ある燈台守のはなし


灯台の老人は律儀に毎夜灯をともした
朝は毎日羊飼いが羊の乳を届けてくれた
パンは毎日かまどを持った奥さんが香ばしい香りとともに届けてくれた
郵便は
岬の灯台
とだけ書けば郵便屋さんが届けてくれた
参るのは
灯台のガラスにこびりついた煤を払うときだった
なんとも
一日かかって磨いてもすぐ真っ黒になってしまうのだ
ということで
町の煙突屋さんにきいてみたが
灯台は掃除したことがないとのことだった
お風呂屋さんに聞いてみても
年に何度か煤は払うけれども毎日じゃないからとのこと
かまどの奥さんに聞いてみると
かまどは真っ黒なくらいがちょうどいいから掃除はしないとのこと
どうしたものか・・・
どうすればよいのか・・・
まぁ、それが仕事だからあきらめるかと思ったときに
レモン農園のおじいちゃんが浜までおりてきて
灯台の男にこういった
煤にきくかどうかはわからないけれど
彼の家では何でもオレンジの皮で磨くのだそうだ
なるほど
と彼は思った
それから
毎日の
牛乳と
パンと
そのほかに
レモンの皮を持ってきてくれるようになって
いつでもぴかぴかの灯台になった
ということだった

2009年11月5日木曜日

帰れソレントへ


懐かしの地にぞ

憐れキミはゆき

吾はただ一人

帰れよ

懐かしの地にぞ

濡れにぞ濡れし

吾をわするな

帰れソレントへ

帰れよ

2009年11月3日火曜日

思いでのーと


王手
緊迫した空気のもとで
元金は700万を越えて
レヴェルドレインは勇気で勝ち取るものだとおもい
きょうび落語家だからといって落ちがつくものだとはおもわないでしょうか?
クフ王は
かぶった仮面が
おもいよぅ
おもいよぅ
おもいんだょぅ
とのたまいしが
好物はフナ寿司
ピッチャーは振りかぶったので
バントのサインは投げキッス
病気の進行を抑えるには
メタボの塔を銀色に輝かせ
オームの抜け殻を手に入れられたので
巨神兵は目が点です
美しいインド洋に漂流したならば全長4mのマンボウが泳いでいました
背泳ぎでした
病気なんです
病気だから治さなくてはならないんです
消費されるのは石油燃料の電気
だけではなく
君も吸ってる
ボクも吸ってる
空気
の濃さが違うんだなぁ
4弦式の琵琶が奏でられることはここ数百年なかった
思い出にも残らなかった
記憶野に問題があるんです

2009年10月31日土曜日

finger tooth fat


頭を至近距離から打たれると


後頭部が炸裂して崩れるんです


生存率はまずないでしょう


竹林地帯のトラップでは竹のしなりを利用して脚を引っ掛けると跳ね上がり突き刺さるようにするんです


地雷原は人の手ではなく上空から無作為に地上にばら撒くだけで終了です


それが40年もたったいまだに野っぱらで遊ぶ子どもを負傷あるいは殺戮します


理不尽だとは思いますが


平和の反意語の戦争というものはそういうことの積み重ねなのです


ヒトはこの大陸には本当に必要とされているのでしょうか


その答は導かれるまでに人類は滅びることでしょう


マ、他人事でスガ

2009年10月29日木曜日

まんべんなく幸せな原っぱ


幸福という名の木を中心に


自然とふくらみあがった丘の上で


夕立


がはじまり


とても切ない音を立てて地面に打ちつけると


そこには


再びという名の


雑草が元気に背を伸ばし


葉を風に揺らし


とても落ち着いた今日は


無風の名を持ち


踵を返した境界線は


人種の違いを生み


モウタクサンダが一杯になり


人身御供という名のしらばっくれた太陽が


地平に沈む


沈むんだ


・・・

2009年10月25日日曜日

地獄からの静観


ゆっくりと指さす先には


鋼でできた分厚く背の高い門


昼食は済ませたばかりだ


許されたヒトだけがその門を通ることができる


生きている


死んでいる


そんなことは便宜上での差異化によるものでしかない


その門を力強く押すと


引き戸だった


ラーメンスープの濃い匂いとうら寂れた暖簾が招いている


レンゲはそっと鉢の横に添えられ


勇気という名の一啜りをまっている行儀のよい道具だ

2009年10月19日月曜日

名もない花を摘もう


名もない花を摘もう


どうせ名前はついているんだろうけれども


ボクはその花の名前を知らないから


それは今名のない花になった


蕾は固く小さく


葉はこじんまりとしているが


空に向かって葉脈を広げている


まんべんのない力づよさと


鮮やかな緑の茎と


今名のない花はハサミをいれられ


きっと窓辺で一輪挿しに差し入れられてやがて花が咲くことだと思われる

2009年10月18日日曜日

裏切られた弾道と輪廻


みょうちくりんな髭を生やした男がいた


男は初老だった


背中を丸めて小豆色の帽子をかぶっていた


帽子は毛玉のついたニット帽だった


男は溜息とともに自分の過去を訥々と語った


その間幾筋もの紫煙が空にはかれた


とても根気がいることだった


ジャケットにも安物のタバコのにおいが染み付いてしまった


ヒトが幾年生きるということは


だれかの数十分の間に


タバコの煙を吸い込ませるということだと思われた


男はお茶代も払わずに店を出て行った

2009年10月17日土曜日

表現方法の過多


暇つぶしの鑑み


ロートルは戦地を離れアムロのくせ毛はさらに盛上がり


エルボーは来世へのロープへ振られて狙いはぶれて気まずい空気


暑過ぎる


愛し合うことだけがすべてじゃないよと呟いてみても


国境


という言葉の隔たりがキミはこちらボクはあちら


戦争を知らない勇気は


前線に送られるまえに


自らの引き金を引く指を切断することにより


意思が汲み取られた


なにが正しいのだろうか


正義なのか


イチゴに練乳は甘すぎるのではないか


トマトは大麻の畑のそばでひっそりと花を咲かせた

2009年10月12日月曜日

甘い憂鬱

こんがりとした
夕日のたつ丘に
名前のないヒトの棲む
小屋が建っている
僧侶だそうで
朝の日の出と
日の入りの時間になると
リンゴーン
と鐘を鳴らすんだ
その鐘の音ととともに
まず
羊飼いが目をさまして
配達のまえの朝食を食べ始める
牛飼いは
干草をくるくると巻きつけて
うずたかく積み重ねる
吟遊詩人は知らない異国の優雅な夜会の様子を
奏ではじめる
先生が学校につくころには
村のだれもが
通りに出て挨拶を交わし
今日のこの日の
幸せを祈るのだ
黒いネコは
そんな時
港に出て波が高く打ち寄せているかどうかをみてみると
どうやら今朝は
舟がでていないようなので
きのうの晩は風が強かったものだよな

あきらめて
日向で毛づくろいをするのだ
こんがりとした夕日のたつ丘の僧侶は
そんなネコのために
ミルクにひたした黒パンを
窓辺にそっと
置いてあげるのだった

生命力のいきつくところ


広場にハーブがなっている

その香りはそよ風にのって鼻腔をくすぐる

繁茂する生命力に驚くばかりだ

土をいじっていると

生き物の声がきこえてくる気がする

元気になりたいンダ

気になるのはあるところに植えたブルーベリー

てをかけらずにいて寂しがっているのではないか

なにからにまで独りでできるわけではないけれども

せめて愛でて

あしたに花を咲かせられるように

精一杯の育みを行うまでである

耐えて忍ぶ茨道

ポチョムキンさんのフルヘッヘンドで描かれている風景には
詩情がある
広がりと一抹の召し上がれと渦ヶ森がある
ヴィョンのありふれた風景なのでどこかで見たことがあるような風景が多いけれど
秋田犬の記憶の中ではそれはそれほど魅力的に残っていたりなんかしチャッタリシテ

何故かと考えると骨髄バンクがヒトカケラ欠けているからではないかと思う
何故またヴィヨンが欠けているかヴィヨンに住んでいるだけの特殊な嫁か
鳶職に集中してなかったからであはないかと思われる
いろいろな人糞が飛び交っているので
そうなるって
湿原に生える野草を許可なくとったアナタ?gps追跡されていますょ?
てば
てば

2009年10月7日水曜日

2009年10月6日火曜日

魔女狩り


気づいたらいつも独りだった

独りは嫌いじゃないほうだった

必要以上の人間関係や馴れ合いは求めるところじゃなかった

距離感を見誤った人を見ると恫喝したくなる

叱責なら進んで受けるところだ

ただ思うのは

こういった人間こそが

はるか中世暗黒時代煮えた鉄鍋の中の脂の中に手を漬けることを強要されていたのだろう

ボクの前世は人柱

必要以上の関係性はもたないと心にきめている

たとえ

天と地がひっくりかえろうとも

驚天動地に震撼させらるる世の中だろうとも

好きなだけ行うがいい

2009年10月1日木曜日

理力のいきつくところ、あるいはチンして食べると美味しいもの


嗜みは自助力


地球は恒星の周りで巡るめく惑星のひとつとして


たらればならば夢の中で謡うといい


心許せる人がいない


贅沢なものだったよ


転ばしながらコソアド言葉でレンジャー部隊にkissだとしたらば


めんそーれもひとしお


迷いまどろみつ行き着く先は箸とフォークとナイフでちょん切られ


喉元過ぎればなんとやら


埋め立てろ!!!


2009年9月30日水曜日

今日のおほん


当初は恒例のカキコだったおほんのコーナー


しばらくぶりです


アーネスト・ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』


秀逸です

2009年9月29日火曜日

美味しいに決まってる


fontは角ゴチックで




器の中は戦争問題




今日あることは棚に上げろ




墓に唾をかけろ




寿




という字がなぜか懐かしい

2009年9月28日月曜日

一般民衆の拍手

こおろぎが叢で鳴いています

風が吹くと空気がまわります

切なさの次乗はセメダインでくっつくの?

ウルシバラキヨヒコ

切なさの次乗は奔放に振舞われるの?

蟋蟀にも人権がある

満たされない思いは練り物に旨みを含ませるためのもの

鯨の背骨が沈む海溝の底

二等辺三角形はベーコンの塩味

篩い落とされたキチガイの町並み

月曜にはわたしは消える

コバンザメの胸鰭の柔らかさ

狼狽して終電を逃す

母を逃がす

今から逃げる

林立のskyscleyperが瓦解するときに

革命が起きるんです

2009年9月26日土曜日

森の中のインコの群生地

さらに深く入っていくと山小屋があり
ちょっと休憩を挟もうと中に入る
山のヒトが自由に使える場所のようなので
必要最小限の物
薪ストーブと薬缶、缶詰のスープ、木のベット、猟銃
くらいなものだ
荷物をほどいて
上着を脱いで汗を拭いたあと
ベットで少し横になっていると
ベットから見える窓枠に色鮮やかな小鳥が一匹とまっていた
野生のインコだ
体を起こして窓から外を見ると
森の木々の枝それぞれに
暗闇にともされた明りのように一面びっしりとインコが生きているのだった

2009年9月25日金曜日

尋常ならざる傾向

ふたりっきりでいると

それがあまりにも自然で

空気

みたいな関係になる

そこで交わされる会話は

泡のように空間に浮かび

はじけると

そのこざっぱりした部屋の中で漂う

気分を害しなければいいんだけれども

キミは僕を愛しているし

与えられるものはすべて

与えてあげるつもりでいる

愛情表現なんて大げさなんだけれども

生きていくためには

キミもしっかりと前を見て

生きていって欲しいと思う

2009年9月24日木曜日

「タナトス、合理主義を否定する」

香ばしい香りで食欲が増進する

与えられた食事は犬のえさに毛がはえた程度

ゆっくりとマツケンサンバを踊る

三輪車から独楽がとれるのは遅かったほうだ

いまだに時計の読みかたが良くわからない

うるう年なんて興味がない

そもそも10進法が無駄だと思う

立ち位置は誤ってはいけない

喜ばしいのはできたてのグラタンにフォークを入れるとき

パンチェッタが脂を音を鳴らして焼きあがる頃合だ

食欲は正直だった

2009年9月23日水曜日

井戸に水がでました

枯れ河の護岸工事の要望です

ひしめき合う水牛の群れは対岸を目指し

息を切らせ村人たちは呆然とただ立ち尽くすのみ

あってはならないことだ

嘆きかなしむよりも

手厚い葬儀を

許すまじ

2009年9月15日火曜日

いのち

 月がキレイだねって背中でつぶやいたからうまく聞きとれなくてもう一度問いかえしたら漆黒の空の中に浮かんだ巨大な黄金色の月が目蓋の裏に刻み込まれたのでキレイだねっていうとまた違う景色など見ていたりなぞして生命の神秘を感じながら月が満ちるとその光のせいで他のもっと遠くの恒星の瞬きが見えなくなってしまうんだからそれはいつしか時間の経過とともに世界の始まりと終わりを同時に奏でるんだと思う

見てしがな

2009年9月14日月曜日

雑文「輝ける闇、たむけたハンカチ」

チョードッコイはベトナム語でヨッコイショなんでスネ

行けは

ディッ

バームォィバーをのみたいなぁ

冷やしていない生ぬるいビール・・・

コンスタンチノープルの寺院ではヒトビトが集い門から街道に向けて露天が立ち並ぶ

紛い物のトルコ石や鍍金の金のネックレスを売っていたりあとは山羊のエサみたいな菜っ葉

ピュアな心って必要でスネ

ということで

市場でハンカチを買って新聞売りの女の子にプレゼントしました

ワンポイントの一輪の花を見てはにかみながら

「jパsf;k@!!」

たぶん大事にしてくれることでしょう

ハタマサノリはメスの熊とBまでいったんだって!

熊のあえぎ声はそれはそれは艶っぽいものだったらしぃゼ?

カードを持ちすぎると(オランダ語のカルタジャナイカラネッ!!)どのカードをどれだけつかったのかわけわかんなくなりどうでもいい→どうでもいいや汁が出がちですが

信用と安心を謡った金貸しはえげつない商売でスナ

バトルフィールド構築!!

mission開始

コンプリートには程遠いでスガどうやらGAME序盤で飽きてしまいチュートリアルで挫折

あ~

なしてこっだらめんどくせぇことに時間費やすかなぁ

わげわがんね☆

アマガエルが茶色になる季節になりました

ひとつ季節を乗越えた彼らはその大きさは小柄でスガ

オラぁ夏越えてやったもんね的な風格?

凄みがありますね

IQ3のボクでスガ感受性だけで世の中凌いでやってきました

モヘンジョダロの迷宮なんて右だか左だかもぅなんとでもしてっ

みいら?

ガンダ○の?

そりゃセイラww

マハトマ・ガンジーはこういった

「のび太を殺してボクも死ぬ!!」

はいはい

逸れすぎましたね

バームオイバーの話に戻りましょう

熱帯の小奇麗なフランス式建築のオープンテラスでスパイスの効いた海老の身を噛み砕きながら

思うことがあるのです

あの少女はきっとあのハンカチを使うことはないだろうなと

部屋の中の家族にはナイショの大事なものを入れる錫の箱の中にしまって数年が経過することだろう

さて

さまざまな論議が政権交代のたびに持ち上がるわけでスガ

その度に背の高いウサマ君が影が薄くなってきます

そこに在る危機というのにごく一部のヒトを除いてヒトビトは忘れちまってんだなぁ

これが・・・

2009年9月10日木曜日

小指をたてた山里の並び

動かしがたい真実と迷走する親指のゆくえは
トモダチにならないとわからないらしいから
おいそれとは教えられない勇気の意気込みと
空回りする洞窟の中の宝箱は美人にしか開かれない
どうしてもというならば心意気につまらないことを費やしてみれば
のびきったラーメンとラーメン鉢のベクトルが傷つき傷つけられコロコロと
めっさおもろぃねん
なんて風俗化された言語によって切り刻まれた小バエと共に
ゆくゆくはモチ肌の君がいて丁寧なお辞儀
涼をとるために三半規管を封鎖する
もしくは
かつてじゃないなと
思ってみたり
ましてや
たらればは使い古された楽器となり
\は$より暖かいか冷たいかでは無きにしも非ず
凹凸は許しがたいほどの滑らかな刃物で
親指の指紋を切り刻む
f分の1揺らぎは清潔なシーツにくるまれたまま霜焼けになり時をまつ

2009年9月8日火曜日

ナイチンゲール

光が射す

遠い西の熱帯地方の山村で

民族同士の争いからだった

牛が43頭奪われ占い師の小屋以外はすべて燃やされた

いずれにしても一方的ではない

相手の部族では万屋と飯屋が荒らされ少女はみな人質に取られた

国際医療というものを考えるときに

言葉の壁はもとより精神論の違いから来るもしくは宗教的な束縛による不可侵なことが数多ある

お互いに夜になると大きな薪を焚き戦士が交代で門の前にたった

勇気

という言葉を

もう一度深く考えてみよう

ある時代にその勇気を振り絞り国から飛び出した女性がいたことを誰もが知っているはずだ

大切なことはその一歩を踏み出すこと

できることはその場で最良の判断をすること

できるならば運命を占いなどに頼らないこと

人質になった娘たちは次第によその村に馴染み

そのたった一人の看護士にも信頼を置くようになった

残念ながら牛は戻ってこなかったけれども

お返しに羊を72頭送り返した

ある乾期の宵のことあちらの村の村長が戦士を連れずに一人でやってきた

その看護士に助けを求めるためだった

食べ物ならいくらでもやる

鶏なら20羽与えてもいいという

とにかく小屋を作るためにその村の男手を貸して欲しいというのだ

看護士は片言で村長に伝えたのは

「いきなさい、タスケナサイ、薬はまだアリます、それから・・・」

村長は口をあんぐりとあけてにごり酒を飲み干し戦士を呼ぶよう12番目の息子に伝えた

いつかはその村と村の間には道ができ

人が行き交うようになり昔話をするたびにその看護士の事が口に出るのだった

看護士の最後の言葉は英語だったので誰にも理解できなかった

・・・peaseful

2009年9月7日月曜日

今日のお本

「時をかける少女」

漫画です

琴音ラン丸

劇場版とはちがった目線が見え隠れします

将軍様は出てきません

胸がきゅんとなる作品です

満月その夜空

惑星のまわりをまわる



それは衛星



惑星には潮の満ち干きをおこし多くの災害と切ない幸せを演出してきた



ただの重力の作用なんだけれども



欠けたり満ちたりすることで



ヒトの心に明りをともし



もしいま月の中心に立てるのならば



ボクは地球になんて声をかければいいのだろう?



正解なんてない



こんにちは



いつもお世話になってます



これからもよろしく



よそよそしく感じられるけれども



それは



動かしようのない距離感が産むもので



キミたちの地面には



ニンゲン



というものがいるらしいねぇ



あなたに届きますように



そう



笑って心を通わせてそしてたまに拗ねたりして



もしもし



もしもし



月は空気



が薄いからねぇ



うまく届くといいんだけど



ボクの咲きほこった花束を届けるために



キミの笑顔がみたいために



月の重力は6分の1



切なさも6分の1

2009年9月4日金曜日

1000mmの涙

走るスピードと息切らす鼓動と緊張する神経伝達系

クロヒョウがサバンナで獲物を狩るときのように目線が殺し屋になる

でも

諦めが早いんだ

猫科だから

サバンナの掟においては飛んでる鳥は狩らない

なぜなら届かないから

ジャッカルも食べない

なぜなら頭が悪くって肉もおいしくないから

食べるとしたら

草食動物がいい

トムソンガゼルの幼い子

考えるだけでよだれが出るんだ

樹木もまばらな草原の中で丈の高い叢の中にひっそりと隠れているんだ

水辺はどの動物にとっても命のつなぎ目だ

カバもサイもイボイノシシもいる

へんてこな魚が泳いでいる

魚ってどうして空気

を吸わないんだろう?

不思議だ

獲物を逃して走り終わったあと木陰で寝転んで息を整える時間が好きだ

嗚呼、もう夕方が終わる

涼しくなってからも一度狙ってみようと思う

夜行性でよかったなァなんて思ったりして生まれたばかりのわが子がじゃれつくのを

ほんのちょっと相手をしてあげるのだ

2009年9月3日木曜日

かえった卵の行く末

唐辛子は種を抜いてからじんわりと炒めましょう

苦味がなく香ばしい香りがたつのです

ほんじゃまか石塚は食べすぎなのはわかっていますが食べる量が極端に減りました

皆さんいかがお過ごしでしょうか

見てくださっている方には申し訳ないのでスガ

最近、盆明けから書の画像をのせていません

特に理由はないでスガ書いていないのです

頃合を見計らって再開するとは思いますが

今年は尊敬する先生にも暑中のご挨拶もしておらず怠け癖でスネ

マ、書は自己表現と自己愛と自己憐憫の現われなので

目線が社会に向いているからではないでしょうか

さておき

いつもの

雑文です

「象」

行く末は果てしない象の谷

群れからはぐれた老いた象はそこへと誘われやがて余命を昇華させる

コートジボアールではメガネザルが咆哮し

アユタヤのジャングルの奥ではイギリス人にトラが大量殺戮され

中華人民共和国は真っ赤に染まりその旗を翻して資本を動かす

恋人はいつしか肩を寄せ合い

ほんの少しの逢瀬を慈しみ迷いが頭をよぎった頃には

分かれの時間が来るのだった

そんじょそこらの騒然さじゃぁない

食いものは熱いものは熱いうちに

冷たいものは冷たいうちに

2009年9月1日火曜日

コンゴにおける生水の危険について

サバンナ

コンゴ高地

インパラ

トムソンガゼルの子

ヤッホー

所謂紛争地帯です

日々流民がスラムに迷い込んでいます

遠方からのDr.も自警団に根こそぎ奪われます

貞操を守られるのは幸運か

沸かしても死なない寄生虫がいます

貝に寄生する

その貝を食べて小魚も蝕まれる

それをヒトが食べて流動性の無脊椎動物に這い回られて内臓が食いちぎられます

井戸は村にひとつしかありません

それでもましなほうです

ほとんどの流民は水溜りの泥水で渇きを癒します

一番の害悪はヒトなのですが

根絶できない病魔が歩み寄っているのです

2009年8月31日月曜日

神戸ビーフとほんの少しの赤ワイン

自転車を走らせながらにやけている

ビビットなギアチェンジが的確に行われたとき素敵な一瞬だ

今日は山を2つ越えてきた

さて話は変わりまして

組織を維持するための人材育成と心の解放でスガ

どうでもぃい?

マ、ならぃいや

続けます

ある慈善団体があってそこに属しているんですが

どうやら

自由意志を尊重しているというか野放図な感じなので

ヒトが寄り付きません

しかも以前に属していた人が突然現れて若輩者はしどろもどろになります

取りまとめているヒトがいないんです

都合の良い考えでスガ

電話一本でも入っていたら

対応できる程度のことです

にぎわうのも悪くないのですが

マ、何とかなるでしょう

コオロギの鳴く町で

醤油くさいそれの

高くなった空に

月が沈み見えなかった星が姿を現し

所謂それは

恒星なのだけれども

今を限りと

21番目に位置づけられた宇宙の明りを

3億光年ほどかけて

ヒカリを

伝えようとムズムズした夏の思い出とともに

子供たちの歓声と野球のバット

忘れ去られた浜辺のビーチボールが切なさを助長し

恋人はまた

夜霧の中を

肩を寄せ合いながら

アサヲマツ

2009年8月28日金曜日

月の翳り

空気が静謐の満たされていた

秋の草虫が音を立ててその存在意義を知らせていた

そこで必要なのは

情熱と寛容だった

気分良く鼻歌を歌って

明日に備えるんだ

備えるんだ

2009年8月13日木曜日

シングルベットっで夢と君がゆってたころ


大事なときがない交ぜになって生きるってすばらしい

killing youもときによりけり

けっつまずいたのは二足歩行の猿の仕業

屏風のカゲにて行いたるはヒトの営み

マヨネーズを発明したのはマヨネーズ伯爵のいとこ

兄弟分に握らせたのは旅の支度銭と3時のおやつはABC

ラッキーチャンスをもう一度

表音文字で言うところの「いとこ」

恋も日常の延長においておけばモノポリーよりたのし

娯楽の娯

許されざるは儚き花火のシワブキにも似た開いた夜の一度きりのキス

甘たるい

2009年8月11日火曜日

ピーマンヶ丘(hills of pimentes)


ふもとから頂上までさ びっくりするくらいに続くのは

青いピーマンがその枝を空にかかげ 波打って整然と静謐としてなっているのだ

ところどころにピーマンの枝をよりわけるようにして建つ小屋たち

腕自慢アイデア溢れたピーマン専門のコックさん

そこでは 毎日訪れるピーマン好きのヒトたちが

ピーマンの枝をよけたり反ったりたまに小虫がいてにっこりしたり

あそこのピーマン色のお屋根の店にしよう

とか

あちらのピーマン色の窓枠のお店はどうか?

とか

こっちのピーマン色の生垣のお店はよかった

とか

そちらのピーマン色の帽子のコックさんがいい!

とか

どっちのピーマン好きの腕が立つコックさんが見てみたい! とかいって

お昼前にはにぎやかなヒトたちでそこいらじゅうのピーマン色のお店はピーマンパーティが

毎日毎日繰りひろげられるのして夕方の陽が傾きかける頃には

こちらのピーマンのスパゲッティは絶品だった

とか

こっちのピーマンのテリーヌはなるほどだった

とか

そっちのバターソテーのピーマンは香ばしく歯ごたえもあった

とか

あちらの新鮮なピーマンのサラダは食べ過ぎるくらいだった

とか

どっちのピーマンのステーキも驚くほどジューシーだった

とかいって

また次はどちらにあちらにそちらにこちらに

いつそこきみとあなたとあんたとこっちだってそちらの方もご一緒に来よう

来たいな

食べたいね

満足だったねと

微笑んで帰っていくのだ

そしてその笑い声の中で葉虫たちもコロコロリーリースイッチョンと

にぎやかさに波打つようにして

涼やかな夕暮れの風が山ほどのピーマンの枝の葉を翻させていくのだ

2009年8月9日日曜日

疾風のような神秘主義


強さと勇気を履き違えちゃあいけない


素直な気持ちで「おはよう」心地よく鼓膜に届いて


「ンダ~」と返答


力になると入ったけれども孝行給仕たちの人生を左右する瞬間には立ち会いたくないな


飛蚊症なの、アタシ


オラ、どうしたらよがっぺか?


否定に包まれる日本の思考は散歩に向いているので夕マヅメ心地よい涼しさのころあい


今日も徹夜だと上司からの命令だ


返杯は優雅な紳士にとっては礼儀で「もったいないでございます」と返すのはフグタ家の長男


「ハーィイー」


と発せられたのは教育勅語

2009年8月7日金曜日

またカレーかよ


あんこ椿は恋の花

反米

反芻反芻反芻


悪い遊びを覚えました

カメムシが部屋に入ってきてうろついているので体を動かすのも要注意

2009年8月6日木曜日

静かな慰霊塔


異国で切り拓いた人生

なにを言っているのかわからない

ババ重!!

重千代は斜め先にいた

餅つきは正月だけではない

棚田は2毛作

コバンザメも眼が点です

2009年8月5日水曜日

今時の胸元をさらしてキュン


元気な女の子のぴったり

大人っぽさもイメージはサン

行からの羅列の間投詞

はやる鼓動は前のめり

イヴサンローランロゴダサい