言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2013年1月26日土曜日

とんどでわなく厄除け祭だったとか



青山蟲 イベント日にちの変更です
 
みなみな様
告知デス
よろしく(∩´∀`)∩お願い申し上げマス
ボク→肘かじりやるときはやられーるテツヲ→青山蟲士
8年の積み重ね書道を
2月とんどだと思っていた日大厄災の日に焼いてしまおうと考えていマス
 
場所は男山神社にて
 
セレモニーにします。お神酒浴びて素敵な一年を祈念します
マクロビオティック甘酒振る舞いマス 
18~19日にかけてヒトの空いた夜中から早朝に。
00時より05時のあいだ滞在しています。 
 
応援よろしくお願いします(∩´∀`)∩

2013年1月19日土曜日

オマジュ0 land mine「パン釜のび哀歌」創作詩



「パン、釜のび哀歌」

これはパンのひきつりです
伸びることができなかったころの
ひきつりきった喘ぎです
腸がよじれるなんていいますが
腹よじれることすらままならなかったところの突張りです
勢いのよい膨張具合を目ざとく亡きものにしようとした逃げどころのないストレスです
それらの辛さの滞りなのです

パンは話します
どうりで皮が張ってしまったよ
いじりたおさないでくれよ、と
いじってそのままになどしないでおいてくれよ、と
ひきつってしまったよ
もんどりうってしまったのだよ
紫路の痣やこむらかえり、黄疸赤疸、ひどい血豆などができたら、あんたなら悲しかろうさ
みてごらんよ
白い肌だよ
つるっとした張りのあったはずの薄い膜だよ
ひっぱりきってプルンプルンの肌なのだよ
くたびれてしまったよ
くたびれきってしまったのだよ、と

パン生地がくたびれきったところにさらなる打撃を加えるような人間になどはなりたくないので

大くの

散りゆくヒト
銀河恒星批准生命体羅列数多戦場血潮血飛沫血風吹いた
いけなる子ども
震える目
未然
晴れやかなることのない午後陽光
昼下がる樹木の下の陽光
無惨
熱帯林密集するところのこんがらがったブービートラップ
住宅脇キビ畑ならばばらまいたプラスチック製地べたはらばいつつ除けるもの

踏んでみろよ
踏んでみてみろよ
持ってきてからばらまいてみせたんだから
踏むこともだってできるよね?
造作無いよね?
朝ごはんの前だよね?

大きなボールにそっと手をさしいれてからいかにこねまわさないかが問われつつパン。
そのパンといわれる食べ物になれればいいななんて少なからぬパンとしての期待、パンへのいたわり、パンからの命乞い
いたぶりない加減にて焼きたてをさしだす
はら
ほら
笑んでみ?
あけっぴろげなく広げた口から
スキッ歯
満面顔ほころんで
くれたら
完了す
推量などではなく
物申す
それは
腹よじれることすらできなかった
ひきつりです
いじょうの一糸羅列もんどりうち具合は
パンのひきつり具合のお|話しです。

奥歯にて噛みしめる喜び未だみない子どもたちとわかちあうこともできたらいいなと思っていたけれども
叶わなかったパンのひきつりのはなしです。

ひっぱりきってからはりさけてみたいなというパンの声がまだします。
<了>
aoyamachusi/wrghout 13.01.19

2013年1月15日火曜日

創作詩「禁じられていたりした遊び」パン作り同志に贈る



「禁じられていたりした遊び」
釣りなんかより簡単
捏ねあげたみたけれどどうだったかな?
だって不自然なる温度
真冬なのに25度
よって一時間半放置
粉をふいて光吸う表面
にぶく光った宝玉
僕だってそんなもの一片口にしたりなんかしたいさおめでとお
オーヴンの蓋開けたるゆえ
熱波
蒸気
焦臭さ
眉毛燃え臭しつつおめでとお

だって今まで晩ごはんお汁米炊くなどすべておかあさんまかせ
味に自信がないほどなんて自らの決断力にぶりつつ
焼いてみたのだからね
そんなものおいしくないわけないじゃぁないか
塩の加減なんかおいといて
甜菜等なんかごく一部てきとー
思春期における世迷いごと社会みるなめた目空論
僕は30年しか生きないんだから今はしたいことするんだよギターかき鳴らし気づけばつま弾く音トレモロ

禁じられた遊び
禁じられない遊び
禁じられたからといってしちゃあだめだとはなんて決まってない遊び
禁じられていないけれどもあえてやってみてから禁止せられた遊び
「パンを捏ねる」
だって明日のための糧なんだもの
しっかりと顎の奥歯で丁寧に咀嚼しなさい
禁じられた遊びの極一部
自分で捏ねたパンを飲みこみつつ
満腹する
いったいぜんたいこれがなにをして
おめでとう以外になりうるのか僕は知らない
ジャム、バター、マーガリン、
ゴマペースト、アーモンドペースト、ピーナツバター、甘ったるい砂糖類など
口にせずとも満足す
はらいっぱい今現在二四時間制時間刻み
巨大なる砂時計でさえ打ち壊し日時計
月の砂まほろば黒点天女の羽衣一角獣艶やかなる角笛パパの革靴
やきたてほやほやなまつば
おめでとうだよ
<了>
青山蟲writ`s13.01.13

パンそのもの神聖視「聖肉」創作詩

こむヾ(・ε・。)さん

いまさらながら知っている
さかなつるより簡単
生まれたばかりの小麦を匂う
どんなものが必要なのかな?
イースト菌いらない
どうやら多くの物事を単純化
いまさらながら知っている
行儀のよい捏ねぐあい
指先にひっつくなど過去の記憶
全粒粉ならしあわせ
必ず穴を穿つもの
これを鍛えずしてナンをつくろうというのか
どうやらいつだって静かな湖面
密林の中の醸造せうゆ(醤油)
濃く漆喰などカンチガイ黒くはかなく香り高く波打つ液体
麹味噌
発酵菌数多
輪廻せしうるほどの睡魔
あるいはそれを涅槃というヒトもいるけれども
ゆっくりと静かに
濡れたおしぼり口にあてて
死をむかう

我捏ねるもの
それ
ヤーベ
エホバ
イエス
ペッシェ
いわゆるところの聖、肉なり

ちじれ髪ふりみだし
茨の冠などお似合い
手のひらに刺さった5寸釘かわいい

ボクの肉なんだから腹いっぱいくってよね?
おまけにぶどうのお酒もね
ヒトワラワラアマタニテセイダイナルゲップ

いつまでたっても甘えんぼ
ローマ帝政なら君のもの
だってネロくんまた悪さしちゃったので村中全滅、殲滅、消滅す
いつまでたっても甘えんぼ
殻つき小麦全粒粉など
聖なる神器
ステンレスボウル
もしくは
ガラスをつかったボウル
職業的菓子職人用うるゴム板なるまな板
がっしりと生地を受けとめつつしっとりと捏ねあがったとき

涙果つ

涙す

<了>
青山蟲writ`s 13.01.13

2013年1月12日土曜日

青山蟲創作詩「ケーキなど食卓からこぼす理由」

みそっかすだなんて

お昼ごはんを

こぼす

楽しく喋ってごはんを

こぼす

食べているのだから

こぼれる

足元に飢えた愛犬などいないから

床面に散らばった米粒

みとめる

あなた

みとがめる

どうせ誰をしか

拾って捨てなどしてやくれないから

足元に点点とおちた食べかす

じっと

みとめる
 <了>

蟲士→writ`s12.01.13

2013年1月6日日曜日

tancka「干し柿」笹井浩之オマジュ

雪合戦しあった頃の頬のいろ思ひ出しつつ干し柿を食む 笹井氏詠

雪合戦なんてしたことなき
 雪がふらない
 ただ指爪が痛い

少年
 はしゃいだ空き地
 あんた誰みたいな子にも
 ツブテぶつけて泣かす

縁側などない
 火鉢などなくても窓辺
 母がむいた干し柿
 自分でむいた歪なの
 一喰み


即席懐炉
 貼りつけたまま眠る
 ジンジンしちゃう
 皮下脂肪内過敏性痛覚野や


 ごはんまだ
 さむすぎておふろにはいらなかった
 バチ
 おあずけくらう柿喰む

 

一日反省詩「おれのしかばねをこえたならば」



一日反省詩「おれのしかばねをこえたならば」

あさだよ
あさだったのだよ
かえりみて
ほつまかたり
むじょうあい
きりすとなんてくりすたる
えほばなんて矢部くん
666の思想
太陽だなんてカンカン
4杯目のワイン控えめにて駐車のちウウェップかわいい。
マアナンテイウカソノ
モルタルの椅子が痔になりそうで今
指先寒さにて痺れ
推して開くんだか引くんだか

たたくんだか

たた、くんだか?

矢継早なり無情の愛、市場なる瞑想、不自然なるものによってのみ発生される電気熱
emargency未来
貨幣経済の疲弊たり

見違えたよ君のウナジ
目元紅さしううふん?
わかり難い右往左往の主教論議

だって太陽なんだもんずっと頭上にあるなんて思わないでよね?
たまたま今朝なんだからね?

月下の門?

地平の向こうは闇
だとしたならばいま足元が一番明るいので今のところ僕が太陽。

ということで君が月

<了>

青山蟲士writ`s 13.01.06

2013年1月5日土曜日

詩「あいのためちゃうんかぃ」

「あいのためちゃうんかぃ」

のんだくれ
こぜにひろったドブのあるまちかどで
じはんき
はしった
ぼすとんくらぶかう
ありったけのおかねでかう
ちまみれのみぎてでかう
いぶかしんだ眼でみられているんだ
あざやかなこーとのははおやとこまっしゃくれたガキから

のんだくれ
つめをたててかきむしる
つりせん
もったかな?
もったよ?
のんだくれ
ひとりじゃぁないよ?
交差点真ん中行き交う人行人逢坂の関通所父上の敵ふところがたな
「オレノシカバネヲコエテユケ」
なぁんて
未来
いってみたいとか?
お家でまっていたりまっていなかったりする
つぶらな瞳心配顔彼女
炊きたての味噌汁喰ってから帰れ!
酒などあおってなんかいないできりたんぽとずんだもちとにっころがし喰ってゆけ!

あんた
年の瀬
告白したばっか
なのに
また飲むの?
シラフですら
愛してる
といえないで
いるの?
春先になったらあいつがい求めるダンス
踊るの?
介護職員さん4人あいだ挟んで向けるまなざし
しらふで
まだ飲みたいよ
飲み足りないよと
声高く鳴いとけよと
知らんわ

のんだくれ
冷酷な現実世界の眼差し痛覚鈍麻
はやく帰って飲みたいから
恋愛対象者異性のまえ
はやばやに上着きてから
じこうのあいさつ以外
ぼくのためにみそしる
たおるけっとのせんたく
あかいへやからをにがでと
はんかちだのさいふめいしいれなど7つどうぐ
かたきをとるのにひつようなどうぐ
げどくさようのあるえきたいのこびん7つ
こしまきにぬいこんだありったけのおかね

こしまきほぐしてでもまだかいたいお
おさけしこたま
うつろなめ
たちならぶすかいすくれいぱーはざま
治安良い国の不思議な建物
自販機
下覗けばあられるよと
路銀
ちゃりん
父上の敵とか
恋愛対象者への告白とか
あいのため
おやこあいのため
にんげんあいのため
大宇宙エーテル無呼吸器官喉つまり愛など
はだのいろめのいろちほうどくとくのなまりちがいきにすんな
世界憎しみ争い止め差し
掻きむしりハンカチ噛みしだき小石蹴飛ばし夕日
陰陽アルコホリック中和鈍麻

のんだくれ
まわらないしたで
あいうたう
知らんわ
<了>
write by虫13.01.09改稿ver.2.02

2013年1月3日木曜日

実体験詩「パンを焼く以前に失敗したの詩」(つд⊂)



「パンを上手く焼くいぜんに失敗したの詩」
乾いてばかりいられない
腐肉土瘴沼浸る浄水
気化せられた溜息
いつにもなくしてこみあげた嘆息
いつだって未練
手で練られた小麦愛しい

指の先にねばりつく
名もしれぬ菌類君
大地に帰せずしてタオル地にて死す
水道水にて産声止む
安易で愚直な立ち居振る舞いにより

刹那
命燃ゆることなく鎮魂す

いのちのかぎりなんていいから
もういちどふくらんでおくれよ

小麦の粉でばかりだなんて愛おしすぎてシンクにのたうつ菌類君
燃ゆる電子釜内
次元転換せしほど
久遠なまでに永遠去る、さかる
あなたの家のドアノブが
外視野線目の淵わずかの
あみだくじ
2本目3本目

指先張り詰めのばしつつ遠ざかる
味わいつくせないほど
パン以外のものの身になり

果つ

未練。