2011年2月26日土曜日
2011年2月15日火曜日
2011年2月13日日曜日
笹井宏之「ゆめ」
どろみずの泥と水とを選りわけるすきま まばゆい いのち 治癒 ゆめ
混沌
混濁
憔悴
旅に出ます
雪と雪の狭間
うなだれると
陽光が
壁画に描かれた聖なるもの
かつての
聖なるもの
行き交うヒトビト
夢が叶いますように
みかんがいっぱい食べられますように
一緒に飲もう
公園の屋台の
立ち飲みコーヒーを
混沌
混濁
憔悴
旅に出ます
雪と雪の狭間
うなだれると
陽光が
壁画に描かれた聖なるもの
かつての
聖なるもの
行き交うヒトビト
夢が叶いますように
みかんがいっぱい食べられますように
一緒に飲もう
公園の屋台の
立ち飲みコーヒーを
2011年2月12日土曜日
2011年2月11日金曜日
笹井宏之「桃」
桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり
安息と
決めたはずの朝だった
ベランダから覗く花がきれかったから
指に花
お仏壇に供えよう
祖母の好きだった花だから
前をあわせ
通勤路をかける足跡が
白の中の黒と転々と
勢いのある野菜
奥歯で噛んで
春を知る
花咲く前でしかない味だった
あさってにやることのメモ
さかりのついた猫の手術と
墓参り
季節は春
桜はまだ咲かない
きっと刹那にも
陽だまりで伸びをするよう
安息と
決めたはずの朝だった
ベランダから覗く花がきれかったから
指に花
お仏壇に供えよう
祖母の好きだった花だから
前をあわせ
通勤路をかける足跡が
白の中の黒と転々と
勢いのある野菜
奥歯で噛んで
春を知る
花咲く前でしかない味だった
あさってにやることのメモ
さかりのついた猫の手術と
墓参り
季節は春
桜はまだ咲かない
きっと刹那にも
陽だまりで伸びをするよう
2011年2月4日金曜日
++
ファイナンシャルプランナーって何ですか
どうも
人非人デス
通り過ぎた車が
県警の公車に止められた
まことに可哀想
ご存知のところだと思われるが
ボクわ共産主義者なので
彼らの庶務
全てにおいて
納得がいかないものがある
彼らの前で
詩を詠んでも
金管楽器を奏でても
布団の上で丸まるネコほども反応しないノダ
昨夜みた夢も
きっと色彩のない
ごくごくつまらない
想像力のないものであることであろう
左
だからといって
何かを心酔し
一遍の妥協もないわけでわナイ
そこに
大儀
を得るために
思想操作せられているわけでわナイ
赤い本
などボクわ読まない
社会的弱者
と
通り一遍の包みを
信じているわけでわナイ
ただこの夜
うまい酒がのめればぃいわけでアル
その夜の宴が
満遍なく
和平を呼び
生きていることへと繋がっていることを確挺せられればいいのである
思想
それわ
それぞれの
胸のうちにアル++
どうも
人非人デス
通り過ぎた車が
県警の公車に止められた
まことに可哀想
ご存知のところだと思われるが
ボクわ共産主義者なので
彼らの庶務
全てにおいて
納得がいかないものがある
彼らの前で
詩を詠んでも
金管楽器を奏でても
布団の上で丸まるネコほども反応しないノダ
昨夜みた夢も
きっと色彩のない
ごくごくつまらない
想像力のないものであることであろう
左
だからといって
何かを心酔し
一遍の妥協もないわけでわナイ
そこに
大儀
を得るために
思想操作せられているわけでわナイ
赤い本
などボクわ読まない
社会的弱者
と
通り一遍の包みを
信じているわけでわナイ
ただこの夜
うまい酒がのめればぃいわけでアル
その夜の宴が
満遍なく
和平を呼び
生きていることへと繋がっていることを確挺せられればいいのである
思想
それわ
それぞれの
胸のうちにアル++
2011年2月1日火曜日
彼の影をなくしたのは君のせいだ
実は私だったのです
薄闇の夏の夕暮れに
理性をどこかにおいてきてしまっていたのです
どんなヒトよりもうまく
おのれをだます方法を身につけなければならなかったのです
傷つかないために
包帯を巻いた手は
いうほど痛みません
きれいな切り傷だったから
さぞかし切れ味のいいナイフだったのでしょう
吐き出す声は
いつも途中で途切れます
手探りだけで何もかもうまくやろうとしてきた
ボクにできるだけ
多くの光を集めて
笑われてもいい
君の明日が醜く歪んでも
アジア
広がる平原
中州
メコン河
ボクの情熱はいまや
流したはずの涙より風呂桶いっぱいあふれ出てしまった
大事な言葉を何度も言おうとして
吐き出す声はいつも途中で途絶えた
薄闇の夕暮れに
理性をおいてきてしまったのです
薄闇の夏の夕暮れに
理性をどこかにおいてきてしまっていたのです
どんなヒトよりもうまく
おのれをだます方法を身につけなければならなかったのです
傷つかないために
包帯を巻いた手は
いうほど痛みません
きれいな切り傷だったから
さぞかし切れ味のいいナイフだったのでしょう
吐き出す声は
いつも途中で途切れます
手探りだけで何もかもうまくやろうとしてきた
ボクにできるだけ
多くの光を集めて
笑われてもいい
君の明日が醜く歪んでも
アジア
広がる平原
中州
メコン河
ボクの情熱はいまや
流したはずの涙より風呂桶いっぱいあふれ出てしまった
大事な言葉を何度も言おうとして
吐き出す声はいつも途中で途絶えた
薄闇の夕暮れに
理性をおいてきてしまったのです
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