桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり
安息と
決めたはずの朝だった
ベランダから覗く花がきれかったから
指に花
お仏壇に供えよう
祖母の好きだった花だから
前をあわせ
通勤路をかける足跡が
白の中の黒と転々と
勢いのある野菜
奥歯で噛んで
春を知る
花咲く前でしかない味だった
あさってにやることのメモ
さかりのついた猫の手術と
墓参り
季節は春
桜はまだ咲かない
きっと刹那にも
陽だまりで伸びをするよう
安息と
決めたはずの朝だった
ベランダから覗く花がきれかったから
指に花
お仏壇に供えよう
祖母の好きだった花だから
前をあわせ
通勤路をかける足跡が
白の中の黒と転々と
勢いのある野菜
奥歯で噛んで
春を知る
花咲く前でしかない味だった
あさってにやることのメモ
さかりのついた猫の手術と
墓参り
季節は春
桜はまだ咲かない
きっと刹那にも
陽だまりで伸びをするよう
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