2010年9月26日日曜日
彼岸花《ある女性に捧ぐ詩》
おいでおいでと呼んでいる
懐かしい顔、ヒト、吐息
お香のむこうにみえている
ちょっとしたことやびっくりしたこと
アフリカは広い
インパラはチーターから逃れるために瞬発力がいい
無事に今年も再会できましたね
また来年も会いましょうね
自らそれを絶とうとするヒトもいるのにね
あなたはよくよく我慢強く耐えてまっこうしましたね
ほら
田んぼのへりや
河原の土手ををみて御覧なさい
今年も涼しくなりました
子ども達が野球ごっこをしている
駆けまわりながら声をあげて歓喜している
稚児が母につられてその目線わトンボの行方を追っている
今日はなにが食べたい?カレーライス!今日も明日もあさっても・・・
日当たりで老婆が2人腰をかけて声を聞いている
毎日繰言を途方もない叙事詩のようにひらいている
メキシコも思いのほか広いです
蝶々がアマゾンへめがけて大移動するのに羽を休めている木、木、木
おいでおいでと呼んでいる
藤棚のむこうに見えている
とりとめもないことやいじらしいこと
深い悩みを打ち明けてくれましたね
あなたは涙一つみせず語ってくれましたね
ほら
わたしも老いがはじまりました
正義だとか主張だなんて
とくに気にしないで
老いていきます
空を御覧なさい
風が渦巻いています
その風で揺れるのは今年もそう
・・・
また来年も会いましょうね
2010年9月23日木曜日
東の空をみてごらん
2010年9月22日水曜日
ここが世界の終わりの一点なんだって
2010年9月20日月曜日
プロペラを否定し泳ぐ
にょろりと
くすぐったく
期待して
みごとに
えげつないとばかりに
よほどのことがない限り
炎症を起こしたキオキオのゆずぶっかけ蕎麦がせめてもの償いと思い友好の姿勢として見違えた固執を見せた。許せないのは日々の円月刀を延べさせる鍛冶屋の倅であり消費電力は8mAから交流電流として60Hzの挟間で上下するものだし、揚げたてのキスの天ぷらがひたひたとダシの中でかつての南海、海底の思い出に涙を湛え、ひねり出した緑の大地は期待するほどの効果を発せず燐酸希塩酸反応により生まれたのは銀河の刃こぼれしたキオキオで、泥棒ネコなどと使古された帆船はガレオン級の過去を持ち、いそいそと着替えを済ませた少女は待ち合わせ場所は神戸の観音様のお膝元だとかそうでないとか、夢想でないのは1把の小松菜に通ずる道がローマに届く前の記憶であるし、もともと強打者であったポジションから存在意義が調理前であったからであった。麒麟は鱗をはがすので精一杯であるし微妙な小指からダイオキシン濃度が高まり大針葉樹林帯は大統領の秘密をひた隠しにし、青と赤のボタンはヘモグロビンへと結びつき連鎖を止めようと兄弟は3人集まるとコビトカバばかり構うものだから冷静に訴訟を起こしながら列車に揺られ走った。ナイアガラではキオキオのことなど聞いていなかったものだから\からメリケン粉の空中浮遊濃度の高いところで種火があると非常事態宣言へとしゃがみこみ、要するに方舟では見ていられない事柄を整理し誹謗した。延命方法はきっと番号の序列に従い放物線が分析された頃には1μmの二つ穴ファイルがけっこうな値段で次に弾き出された弾丸は八重歯へと評価を下した。蔑視にも似た行いが運動場での軍艦マーチさながら大丈夫と声をかけられたのをピンからキリまで磨き上げ泥酔したこの世はきっと音痴であるから味噌。
思え
思えば
思おう
思った
浮き袋は
君か
・・・
2010年9月19日日曜日
イヌがとんでいる
2010年9月18日土曜日
首都高埼玉新都心線
2010年9月17日金曜日
ボクが禿る前
ボクが禿る前
ヒトビトわ流浪のザンバラ頭だった
大きなお家のえらいヒトになったので
みんなを禿させることにした
それが多くの不満を招いたので
首を切って河原に並べた
はげた生首が並ぶ光景というのも
なかなか悪くなかった
みんなわ黙って禿ることにした
ボクも禿た
風が強い月夜は頭がすぅすぅするので
ほんのちょっとだけ髪をのっけることにした
それってぃいじゃん
とぃう話になって
みんなちょっとつまんで乗せた
でも風が強い月夜わ
つまんだ髪が元にもどって
はげた
なんだか物寂しくなった
もう一度つまんで乗せたが
寂しくなるのわもう嫌だったので
明りの油をつかって
風で戻らないようにした
その頭が普通になったので
みんなが自然と
こう呼んだ
「ちょんまげ」
と・・・
2010年9月15日水曜日
2010年9月11日土曜日
2010年9月10日金曜日
短歌「傷の舐めあい」
2010年9月6日月曜日
見つけたのは魚の大腸
見せ付けられた感が否めない
先走りすぎて人を傷つけてしまったことを深く後悔しても
心の高まりは収まらない
憎しみでも向けられたほうがいくらかましだと思う
心根は
生まれたての小鹿のように震えて立ち上がれないでいるのに
大人のフリをして
クールを装う
短い内臓では消化しきられない感傷
答えは一つなのにたどりつけないでいる
ねぇ
泣いてもいいデスカ?
泣いても・・・
先走りすぎて人を傷つけてしまったことを深く後悔しても
心の高まりは収まらない
憎しみでも向けられたほうがいくらかましだと思う
心根は
生まれたての小鹿のように震えて立ち上がれないでいるのに
大人のフリをして
クールを装う
短い内臓では消化しきられない感傷
答えは一つなのにたどりつけないでいる
ねぇ
泣いてもいいデスカ?
泣いても・・・
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