言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2010年9月26日日曜日

日中


外務省側の意向がうかがえる

愛と勇気が必要さ


traveling

もう二度と離さない

この美しい地表の真ん中で

頂点とも言える愛を語ろう

気兼ねすることなんてない

多くの表現活動を正しい方向へ導こう

微力なれども

彼岸花《ある女性に捧ぐ詩》


おいでおいでと呼んでいる

懐かしい顔、ヒト、吐息

お香のむこうにみえている

ちょっとしたことやびっくりしたこと

アフリカは広い

インパラはチーターから逃れるために瞬発力がいい

無事に今年も再会できましたね

また来年も会いましょうね

自らそれを絶とうとするヒトもいるのにね

あなたはよくよく我慢強く耐えてまっこうしましたね

ほら

田んぼのへりや

河原の土手ををみて御覧なさい

今年も涼しくなりました

子ども達が野球ごっこをしている

駆けまわりながら声をあげて歓喜している

稚児が母につられてその目線わトンボの行方を追っている

今日はなにが食べたい?カレーライス!今日も明日もあさっても・・・

日当たりで老婆が2人腰をかけて声を聞いている

毎日繰言を途方もない叙事詩のようにひらいている

メキシコも思いのほか広いです

蝶々がアマゾンへめがけて大移動するのに羽を休めている木、木、木

おいでおいでと呼んでいる

藤棚のむこうに見えている

とりとめもないことやいじらしいこと

深い悩みを打ち明けてくれましたね

あなたは涙一つみせず語ってくれましたね

ほら

わたしも老いがはじまりました

正義だとか主張だなんて

とくに気にしないで

老いていきます

空を御覧なさい

風が渦巻いています

その風で揺れるのは今年もそう

・・・

また来年も会いましょうね

2010年9月23日木曜日

広島に行きたいと思う


地歩わ固めた

これからのコトについて思う

兵庫を

出るのだ

新ぃ道をひらきたいと思う

八重歯が夕日に輝いている

何が正解かわわからない

塩味が足りないのだ

・・・

東の空をみてごらん


煌々とてらす月夜

凛とした空気

雨ではじまった秋の始まりは

晴れ渡った自転周期夕餉にその姿を明確にみせる

恥じらいながらその艶やかな白い光を地表に照らしている

激昂

ためらいがちに口を突いて出た言葉は

そもそも

誰のもとに降りつくのか

標準規格すらままならず様子みしながらエレベータの上昇気流により

雨をまた降らす

肌寒い

これは我がままなんだろうか

我を通しすぎなんだろう

きっと・・・

2010年9月22日水曜日

ここが世界の終わりの一点なんだって


ここわどこかって?

わかりきっているじゃァなぃか

じゃんけんの結果ぐらい明白だ

これが世界なんだから

しかたなィじゃァないか

これが生き様だって

こうするしかないんだって

ズダぼろの履き古したジーンズでわ

筋内血中酸素濃度

ほども

前のめりにわかりきった答えなどない

2010年9月20日月曜日

プロペラを否定し泳ぐ


にょろりと

くすぐったく

期待して

みごとに

えげつないとばかりに

よほどのことがない限り

炎症を起こしたキオキオのゆずぶっかけ蕎麦がせめてもの償いと思い友好の姿勢として見違えた固執を見せた。許せないのは日々の円月刀を延べさせる鍛冶屋の倅であり消費電力は8mAから交流電流として60Hzの挟間で上下するものだし、揚げたてのキスの天ぷらがひたひたとダシの中でかつての南海、海底の思い出に涙を湛え、ひねり出した緑の大地は期待するほどの効果を発せず燐酸希塩酸反応により生まれたのは銀河の刃こぼれしたキオキオで、泥棒ネコなどと使古された帆船はガレオン級の過去を持ち、いそいそと着替えを済ませた少女は待ち合わせ場所は神戸の観音様のお膝元だとかそうでないとか、夢想でないのは1把の小松菜に通ずる道がローマに届く前の記憶であるし、もともと強打者であったポジションから存在意義が調理前であったからであった。麒麟は鱗をはがすので精一杯であるし微妙な小指からダイオキシン濃度が高まり大針葉樹林帯は大統領の秘密をひた隠しにし、青と赤のボタンはヘモグロビンへと結びつき連鎖を止めようと兄弟は3人集まるとコビトカバばかり構うものだから冷静に訴訟を起こしながら列車に揺られ走った。ナイアガラではキオキオのことなど聞いていなかったものだから\からメリケン粉の空中浮遊濃度の高いところで種火があると非常事態宣言へとしゃがみこみ、要するに方舟では見ていられない事柄を整理し誹謗した。延命方法はきっと番号の序列に従い放物線が分析された頃には1μmの二つ穴ファイルがけっこうな値段で次に弾き出された弾丸は八重歯へと評価を下した。蔑視にも似た行いが運動場での軍艦マーチさながら大丈夫と声をかけられたのをピンからキリまで磨き上げ泥酔したこの世はきっと音痴であるから味噌。

思え

思えば

思おう

思った

浮き袋は

君か

・・・

2010年9月19日日曜日

三と六




基本の基本ですな

イマイチ☆

諸行無常


経済分野での開発より、精神分野での開発が、今は必要とされているのではないかと思われます。

イヌがとんでいる


2匹のイヌがとんでいる

ふわりと浮かんだ円盤を追いかけている

空に向かって二次関数の座標のようにとんでいる

交互にイヌが飛んでいる

野原を駆けてとんでいる

円盤を咥えて帰ってくる

主人のもとに帰ってくる

交互にイヌが帰ってくる

果たしてそこは野原だったろうか

丁度今時分は稲穂がたわわに実っていただろうか

いつしかそこは野原となった

イヌがかけるのに丁度よい野原となった

主人はそれを知っている

イヌを駆けさせるのに丁度よい野原となったことを知っている

2匹のイヌがかけている

空に放られた円盤をめがけてとんでいる

今は秋だと知っている

時系列でならんだ時を知っている

交互にイヌはとんでいる

とんで

いる

2010年9月18日土曜日

首都高埼玉新都心線


アフガニスタンで武装訓練された一団が

生爪をはがされる痛みにもだえる人質の映像を流していた

youtubeで

天満屋のおはぎわ絶品で

ロートルと呼ばれた気持ちの悪い殿様が

いざ出陣!

と唸った

一代目ハムスターの名前わ

ガブリエル

二代目ハムスターの名前わ

コンスタンチン

三代目ハムスターの名前わ

ヨハネ

これだけ愛を注いで育てたのに

ボクのもとを去っていった

鮮やかなれよ君よ

たおやかなれよ君よ

武装解除命令わまだ発せられない

2010年9月17日金曜日

ボクが禿る前


ボクが禿る前

ヒトビトわ流浪のザンバラ頭だった

大きなお家のえらいヒトになったので

みんなを禿させることにした

それが多くの不満を招いたので

首を切って河原に並べた

はげた生首が並ぶ光景というのも

なかなか悪くなかった

みんなわ黙って禿ることにした

ボクも禿た

風が強い月夜は頭がすぅすぅするので

ほんのちょっとだけ髪をのっけることにした

それってぃいじゃん

とぃう話になって

みんなちょっとつまんで乗せた

でも風が強い月夜わ

つまんだ髪が元にもどって

はげた

なんだか物寂しくなった

もう一度つまんで乗せたが

寂しくなるのわもう嫌だったので

明りの油をつかって

風で戻らないようにした

その頭が普通になったので

みんなが自然と

こう呼んだ

「ちょんまげ」

と・・・

2010年9月15日水曜日

いつまでも・・・


生きてゆく 返しきれないたくさんの恩を鞄につめて きちんと

笹井宏之歌

2010年9月11日土曜日

笹井宏之を偲んで

おどろいた拍子に
 くちにいれていた白鳥を
 あなたは吐き出した

2010年9月10日金曜日

短歌「傷の舐めあい」


ひっそりと
 網戸にヤモリの子が
 張りついている
 そういえばね
 この頃毎日だ

用を思い出し
 カバンをのけると
 玉虫が
 律儀なやつだと
 窓から空へ返した

この夏に
 つまった想いが
 振りかえり
 憎しみのまえに
 憐れみをもつ

風呂あがり
 お茶を飲んだら
 喉を通る
 みるみる減るのは
 食欲ではないと

森の中
 熊さんにであい
 目線をはずさず
 獣の血を
 滾らせるんだ
 

2010年9月6日月曜日

見つけたのは魚の大腸

見せ付けられた感が否めない

先走りすぎて人を傷つけてしまったことを深く後悔しても

心の高まりは収まらない

憎しみでも向けられたほうがいくらかましだと思う

心根は

生まれたての小鹿のように震えて立ち上がれないでいるのに

大人のフリをして

クールを装う

短い内臓では消化しきられない感傷

答えは一つなのにたどりつけないでいる

ねぇ

泣いてもいいデスカ?

泣いても・・・