言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2012年7月27日金曜日

tancka「その名はエスカルゴ」


tancka「その名はエスカルゴ」

☆ハジメニバターで炒めて香ツケタモノアリキ☆

重く積む
 光に吸着
 した雲が
 ステンレススチール、バケツの中に
 ながれずのこる

駅から2分分
 めまい
 お土産に思いが募っていたからか
 うけとめる心意気がなかったからか

ケ、ハレ、嘔吐
 変質しうすら鈍く光る
 唾液の赤か

6ozのほころびたためいきが
 御不浄
 脂汗
 ゆがんだ笑みに余裕

ふっちゃった
 カーテンが窓辺であばれる
 淹れたての
 紅茶
 さめる
writes by 12.07.27ワリカシギリギリ

2012年7月25日水曜日

雑感「久しぶりにカナヘビをみた」

オリーヴの木わアルカリ性土壌、陽射しと雨、必至
久しぶりにカナヘビをみました。尾の色が鮮やかな紫、光を改めてうけて虹色に。爬虫類の皮膚なのによく精錬された鋼を思わせる色は、擬態、でも、牽制でもなく親からの遺伝。蟻もミミズもモグラも、父なる父がいて、お母さんもいて彼らは、彼ら然として生きています。たまに草木に触れると生かせてもらっているなんてつくづく。(電話で母が居留守をつかうのが日常)ま、できる限り有難うをいうようにいい忘れないようにしているんですけれどもねw。

笹井宏之オマジュtancka「ささやかな個人感情の発露」

夕暮のひかりに迎へられてゐし我が吹くフルートのアヴェ・マリア(fc2blog些細引)

暑熱うだる
 眠りにつくには汗が
 粘ついて
 息
 嫌になるよ
 チューペット食べる

楽器は不得手
 小学校の担当はギロ 
 メロディーラインはおまかせしています
 木をすり合わせた間抜けな音なら任せてください

両開きの扉
 が重い
 偶像崇拝の禁止
 処女懐胎の井戸端会議
 2時間に一度
 乳をやる姿のみ聖母

プルタブをさあ
 指でねじって切り傷ができた
 繊細な働かない手は
 生傷が絶えないんだよ

ブルーベリーなら
ブルーベリー畑ソノ1

  着々と育ってますよ
  耕地
ブルーベリ畑ソノ2
 根をはらんあらん限りの水分を
 求めるので
 そっとたっぷりあげる

「父一歌」もう会えない 気分しだいで 助けろとか 来るな とか 今更そばにいたいなんて言えない

2012年7月22日日曜日

tancka「3大欲ととってしかるべき義務」


tancka3大欲ととってしかるべき義務」

大いなる神の判断に異議申し立て
塔を建てたいので
雷をよしてください

ちゃんこ
がたりなくて
駄菓子
買食いをみつかった
うつむく力士

イェイツが牙で
蝕んでいる
花を歌っても臓腑
香りが違う香りが

もう帰ろうか
うんん
バス行っちゃうよ
洗濯物が乾いてから…
そう…

ホメオシス
めがねを失せた
タブンあそこ。
汗拭い肌着をほうった
タンポポの綿毛の野原。

writes 蟲士12.07.22

雑感「ウォーターメソッドマンⅠ、Ⅱ読後」


雑感「water method manwatermelon mann読後」

とても長くて妙ちきリンな、小説が好物
なのでスガ、中途入院期間を挟み、他のモノに横恋慕
してをりました。振り返れば3ヶ月が経過。移動中k本的に自転車なので、職場の隅、とか洗濯場のおかあさん(愛称)のところでお茶どうぞ、に甘えて1時間、小さな古本屋の2階の隠れ家、なりで読みすすめてをりました。村上春樹訳の「熊を放つ」が大好きで、古本屋で手にはいったら、ヒトにあげて「読んでみてネッ」を繰り返していたり…
ボクは読むのが本当に遅くて、山田風太郎の「戦中派不戦記」デモ2週間かかってしまいます。司馬氏の歴史長編には、孫、子に託すかわからないので、部分読みしています。乱読デス
それなのになぜやたらと長くて読解困難な作風の本を愛好するか。
John Arvingはとても緻密にきっと偏執狂の範疇に入る書き方をしていた頃、本編の筋書きの大まかな部分、とは別の瑣末な出来事も丁寧に書いていて、そこが妙味、なんでスガ例えば、作中にある、院生が古代平地ノルウェイ語を研究していて、翻訳に無意味を感じたので、デタラメに筋を書き換える、その擬古文の引用とか…彼女と子ドモが欲しい、欲しくないの話になって、ドイツに旧友を探すために逃げる、そこで麻薬取引の仲介をすること巻き込まれる。そういうことの積み重なりでぼかされた、主題
ごく控えめにそれでも胸を打つ形で目を引くからなんですネッ
うまいなぁ、と思いつつ偏執狂ぶり(アメリカ文学代表謀略作家トマス・ピンチョンのように!)がもっと溢れ出てくれたらなぁ、しかし、小説と名のつくものは読み手への歩み寄り、が必ずあるのでTim obraienは巧くなってしまったのが悲しい…なんて思っているのは、ボクだけなんでしょうか。明確なメッセージ性は論述子に任せちまぃましょぅや、と。
蟲士書12.07.22
〈参考John Arving「ウォーターメソッドマン」Ⅰ,Ⅱ川本三郎共訳:国書館院刊〉

2012年7月21日土曜日

雑感「t&esoft、ハイドライド3」

ファミコンを買ってもらえなかった。遊びをtvでできることがまだ途中期の頃だった。MSX2なら買ってもらえたのが不思議だ。RPG盛り上がりはじめたなか、この作品だけは、むしょうに欲しくなった。兄弟間で珍しく意見が一致した。お金をだしあおうというのである。もらったばかりの小遣いを差し出した。saveのためのpanaamusementcartrigeも買わなければならない。ゲームを途中で記録できるというだけで価値があったのだ。わりかしsoftもそれも高くついたのを覚えている。
はじめて開封するのは兄の仕事だった。オープニングで画面が動く、風景をなめていく。広がる大草原、村落、雪凍てついた山、意味ありげな高い塔。
職業を選べるというのを斬新に思った。体力というものが途中で減る。歩いて戦ったりするのだから当然だった。お金をやっと貯められて、手にした鎧を装備したら動きが鈍くなる。重いのだ。さすがにこれではいけないので、装備を戻してlevelがあがるのを待つ。もどかしさが、さらにのめりこませる要素だったのだと思う。とても時間を費やして最後にまさか地上を離れるなどとは、全く想像もつかない展開だった。konamiの初代「メタル・ギア」なんて、ほんとに怖すぎて投げ出したクチである。ビビりすぎてまさに一歩づつ前へ進むしかなかった。振るう剣にも力がこもる。ending画面をみている時には、ただ呆然として虚脱していた。精魂尽きていた。
ハイドライド3というからには1と2があるということなので、相当経ってから、1が手に入ってやってみたら、とてもがっかりしたのは、3を愛ですぎていたためだと思いたい。
当時のお金で、兄弟で等分した金額が騙されていたことを知ったのもずいぶん後である。

wrought by蟲士12.07.20

書「悲しさ染みついたコート」



習作「悲しさ、切なさ、涙」

書、パン喰いてえ

書、半切、三品、変体仮名、射、得



2012年7月20日金曜日

歌詞「戦場のボーイズライフ」小沢健二,引用

作詞作曲、歌 小沢健二「戦場のボーイズライフ

間違えていたらスミマセン

*この愛はメッセージ祈り光
続きをもっと聞かして…
(*repeat)
泣いたり恋をして走るよ

v style="font-family: Arial,Helvetica,sans-serif;"> みんなせつない夢を抱いて
ずっと火花散らすバトルのあいだ
夜空に高く見てるラッキースター

胸の奥にそっとロザリオ隠してはみな歩く
この戦場の町吹いてくる風に
涙なんてすぐ乾くはずさ、
Come on Boys

勇気を出して歩かなくちゃ
宝物をつかみたいから
心すっかり捧げなきゃ
いつも思いっきり伝えてなくちゃ
暗闇の中挑戦は続く 勝つと信じたいだから

何度も君の名前を呼ぶ
本当の心捧げて呼ぶ
この愛はメッセージ
僕にとって祈り 僕にとって射す光

いつだってSOULは すごくハード、 猛スピードで いっそ地獄まで、いつだってSOULは すごくホット!、猛スピードで いっそ地獄まで
Come on Boys

勇気を出して歩かなくちゃ
上を向いて胸を張って
心すっかり捧げなきゃ
いつも思いっきり伝えてなくちゃ
暗闇の中挑戦は続く
勝つと信じたい今は

そしていつか夏のある日
太陽のあたる場所へ行こう
子供のように手をつなぎ
虹の上を走るように
この愛はメッセージ
僕にとって祈り
僕にとって射す光
いつだって信じて!いつだって信じて

*この愛はメッセージ祈り!光
続きをもっと聞かして…

これが有線で一日中かかっていた頃、ボクわ喫茶店でサンド・ウッィチや、ピラフを作っていました。シングルにしかない(?)曲なので歌詞がわからないまま、心に残っていた作品デス

2012年7月14日土曜日

poet「かわいそうなフロッグマン」


「かわいそうなフロッグマン」
葉巻で寝ころがるフロッグマン
カウボーイハットがおちゃめで葉巻
をスパスパ吹いた。

車道を、車が一台、ポンコツのディーゼル
つづく子どもたちの駆け足
葉巻をかくして煙をぼやかす
優雅とはいえないしぐさ。

ブロックの上で甲羅干しのフロッグマン
バスタオルでグラスにコーク
をぐびり、飲んだ。

雌牛が、一頭、よく張った乳
つづくうるさい山羊たち、ベル
葉巻を吸いつけて
どうしようもないと天をあおぐ。

ふと空、大きな黒い雲、よぎる。
葉巻をしまい、カウボーイハットをかぶる
雨をうきうき待っている

大粒の雨の一つを口に入れて、甘い
帽子とチョッキを脱いで
極上の雨だ
激しく雨に打たれながら
あくびが出そうな天気はもういい、ずっと雨でいい
軽くステップを踏んだ♪

ひどい雨
が道路に溢れて、
ポンコツのトラックが立ち往生
大人たちがうんうんうなって押す横を
水牛にのった村人が草笛、通り過ぎる
水牛もこびりついた汚れが綺麗に落ちるから
雨がスキ

散々な濁流の中で、葉巻を一本濡らしてしまった
お気に入りの帽子は守った
仕事を投げた村人たち
は車を放って駆けていき。その手には弁当箱、それも面倒になって放る。
フロッグマンの足元に転がった、
弁当箱だった

ピーマンをかじりながら
暗くなった空の下、じゃんじゃん降りを避けようと
学校のプールの柵へとのぼる
帽子の中にはニンジンとトマト
たまに口をあけて天を見ては
大粒の雨飲む、塩気洗う

止むどころでない雨は
夕暮れなのに真っ暗
フロッグマンの妻や子どもたち怯えてないかな
そろそろ帰ろうかな
帽子をかぶって柵からおりる
すると思った以上に深い草の根
あわてて息つぎをする

ドシャブリの中で
フロッグマンは泳いでる
道路の向こうのヤシの樹の中
ママと坊やたち
渦巻きを避け波を潜りかわし
出てきたら街角の揚げパン屋
流れすぎたフロッグマン

信号の玉も切れちまってさ
グチョ濡れは嫌じゃないさ
ずいぶん流されてしまったな
耳抜きをしても一度チャレンジ
流れに逆らうのはきつくてね

いつだってなるようになると
フロッグマン
カウボーイハットも
ブーツもチョッキもタバコ入れも
どこへだか流れた
拾いモンだからいいけどさ
流れをせき止める一台の大きいバスが
まいったなあ
下手にひっかかると、ケガするぜ

ひとやすみ、バスの高い運転席へ
あきらめた運転手はビールをしこたま飲んで眠る
ビールのおこぼれにあずかる
さて、ねえ
どうやって帰ったもんかねえ
大地とどろかす雷とこれでもかという雨、空光る
まいったね
香菜をアテに
ビールの残りを飲んじまってさ
ふて寝することにしたフロッグマン
〈了〉
虫士 writ`s

2012年7月13日金曜日

雑感「跳踊!!」


TBS安住連番組

阿部サダヲキタ━(゚∀゚)━!

AiにキテAiにーじゅぅ。AiにキテAiにーじゅぅ。
ねぇちょっと君のことなんて知らないわたしに言えないことは、4機目の名前…

安住が番組内の規範本とするならば
安倍氏わさしずめバカドリル
久しぶりに腹カラ笑った
嘘訛り、芸として一品級
地道に
ロンドンを
目指す。
ぃや、違って、本多劇場
 
虫士、07の13

書「アンパンマンのテーマー」

なんのためうまれて
なにをしていきる

詩「たんぽぽ」


「たんぽぽ」

故郷の休耕田に群生
大いなる滋養により
かならず大きい茎、葉、花弁
日当たりのよいところはもちろん
楠の枝葉ごつい下端のできた闇
ときどき陽光
すわこのとききたりと葉を筋通し茎ねじり
これでもかとばかり
こちら向く
木陰となったくらがりからみる
群生
というからには
もちろん
生命優位体外来種アステカの国旗より
圧縮添付メール
ひらいたとき
かぜがまいちらばった綿毛
かならず根付く
日陰
であろうと
ひなた
であろうと
霧のなった一滴の露
ミミズがとかした滋養分幾分ざらつく枝葉分かつ
ことしおらしく
咲いていた
休耕田の主
生命力張り詰め満面の笑顔
みたいな
いちめんの黄色、土覆うほど無邪気なり
それ咲かすため
ミミズくん頑張る
だに虫はう、跳ぶ、
陽光反射

黄色に

write by 虫

2012年7月9日月曜日

草歌「なにサラす」


tao-sack 草歌

美人局ぃつも元気に「なにサラす?っ」(ware.com)


コボルトの沸いてる区画で銭稼ぐ(無名の勇者)

やっぱりね高い鎧は肩がコル(ペップアラキバン)

ソフホーズひと月目にして不正みゆ(頑迷)

コルホーズ半年後に痴話喧嘩(頑迷の犬)

化粧した俺って天才歌覚へ(ジャイアンの中のひとり)

ここが陰、沖縄経済基地事情(燦燦さぁ)

五人いるお得な切符青春が(無宿宿)

お野菜が勝手に留守の家届く(ママ連)

土掘った一度埋めたらそっと置く(東電報)

亜細亜で2番、目に幅ったい賭金特区(血税)

ギリシアも神話の頃は流行ってただから…(ゾルバ)

selected by

tancka「長年つかえたカシミヤのセーターぞ」



「長年つかえたカシミヤのセーターよ」

夢みたい夢だったようで、羽が生えました
 真白な?ううんウグイスの

みかんばか
 り食べていたんだ皮をむく
 手が黄色いと
 がむしゃらに
 ブラウン管でよよギター漫談

凍りついた紙面
 嘘だってもいいから
 アナーキーにも人
 情震える手
 歩行者道の2t

神戸空港
 神戸空港
 神戸空港
 きょうとぶ便の一番のお気に入りはなんですか?

ルパンのも
 みあげそよぐ
 スイスましてや
 喜望峰に同じ
 待てととうヒト

カモミールにみか
 んのジャム澱む
 成長過程の香り
 よよひきたちぬ

『父一歌』
かつてない鍵が開かない留守 縁側の窓から。縮んで目を背ける犬 ふふ、

蟲、書 12.07.10

2012年7月6日金曜日

雑感「楽しませるんじゃぁなくって、噛み締めた」


「楽しませるんじゃぁなくって、噛み締めた」

滋賀にわいけなかったんでスガ

香川

に行ってきました

ぃえね、

詩のボクシングをねっ

雨だったり曇ったり曇天からのぉ

惨々降りだったり。自転車でいって

そのついでに「詩ボク」


知らない県なのに、澱んだ河とか、湿った竹林とか、濡れた廃屋しか、情報に歪を脚色されました。

手打ちのうまいうどん
とわ無縁にコンビニヤマザキでスティックシュガーを買って、飲んでいました。

アジ?

糖の糖たる糖ゆえに味蕾に残るわ、糖たり

あ、決勝進出デス

また、後日