言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2012年7月13日金曜日

詩「たんぽぽ」


「たんぽぽ」

故郷の休耕田に群生
大いなる滋養により
かならず大きい茎、葉、花弁
日当たりのよいところはもちろん
楠の枝葉ごつい下端のできた闇
ときどき陽光
すわこのとききたりと葉を筋通し茎ねじり
これでもかとばかり
こちら向く
木陰となったくらがりからみる
群生
というからには
もちろん
生命優位体外来種アステカの国旗より
圧縮添付メール
ひらいたとき
かぜがまいちらばった綿毛
かならず根付く
日陰
であろうと
ひなた
であろうと
霧のなった一滴の露
ミミズがとかした滋養分幾分ざらつく枝葉分かつ
ことしおらしく
咲いていた
休耕田の主
生命力張り詰め満面の笑顔
みたいな
いちめんの黄色、土覆うほど無邪気なり
それ咲かすため
ミミズくん頑張る
だに虫はう、跳ぶ、
陽光反射

黄色に

write by 虫

0 件のコメント: