ソナチネ
ヒト々が行き交うところ
路地裏の中華飯店の匂い
無名の監督の作品の名前が独立した
酔いどれたサラリーマンが蛍光灯に照らされてがなっている
背広を脱いだロックンロール
ギリシャ悲劇のコロスがつづく
小腹が空いたのでポケットから竹輪をだして食べた
深夜営業の古本屋でざわつくヒト々
BGMはねちっこいラジオが壊れた歌
マントヒヒ
甘味の多い種がめんどくさい果実がなる木を知っている
肉食獣が近寄るサインは決まっている
遠くの木から自分の雌とその子がこっちをみている
頭の後ろが痒いのに
こんなにもどかしいのに
話をきいてくれるのは
年取った梟しかいない
深海の圧力
を感じなくなってから
どれだけ
琥珀
有酸素運動
脈動
慟哭
声静か
上からなにやらうまそうな腐敗したモノが落ちてきたのでしっかりと見据えて口にす
明日という日の滋養だ
物質で囲われた喧騒の只中で
路面電車に
乗る
竹輪を口にす
明日という日の滋養だ
街中に住もうが音の死んだ海の底に住もうが
信号は青
希望に満ちた光だ
ヒト々が行き交うところ
路地裏の中華飯店の匂い
無名の監督の作品の名前が独立した
酔いどれたサラリーマンが蛍光灯に照らされてがなっている
背広を脱いだロックンロール
ギリシャ悲劇のコロスがつづく
小腹が空いたのでポケットから竹輪をだして食べた
深夜営業の古本屋でざわつくヒト々
BGMはねちっこいラジオが壊れた歌
マントヒヒ
甘味の多い種がめんどくさい果実がなる木を知っている
肉食獣が近寄るサインは決まっている
遠くの木から自分の雌とその子がこっちをみている
頭の後ろが痒いのに
こんなにもどかしいのに
話をきいてくれるのは
年取った梟しかいない
深海の圧力
を感じなくなってから
どれだけ
琥珀
有酸素運動
脈動
慟哭
声静か
上からなにやらうまそうな腐敗したモノが落ちてきたのでしっかりと見据えて口にす
明日という日の滋養だ
物質で囲われた喧騒の只中で
路面電車に
乗る
竹輪を口にす
明日という日の滋養だ
街中に住もうが音の死んだ海の底に住もうが
信号は青
希望に満ちた光だ
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