素直詩「血まみれの、夕日をバックに友情パワーで海辺のららばい」
しんどいというともがいる
しんどいしんどいとむねんがある
手をのばす
肩をだく
なあんてとっても幼心、愛情表現に似たやさしさだったよ?
こころのなかの暴力性について考えてみるよ?
兄に足蹴にされていた
我が家に一人のペットあつかいだった
ネコ並だった
ネコ以下だった
いぬよりもとりよりもかめよりもきんぎょよりも
なめられていた
きずついた。
きずついたので
きずつけかえした
おまいら、もっとわめけ
もっとおどろけといって
大地を
寄る年波を
蹴りかえした。
出る杭はうたれたので
もっと
出た
血まみれだったときもう
殴るのしんどいっす
やめさせてくれっすと
友はいった
友も血まみれだった
ので手をかすことにした。
あまりにも傷つけたし
傷ついてきたので
SMショーばりに興奮だった
傷つけたいのそこには傷つけたくないがあって
傷つけられたいのうらには傷つけられたくないがあった
七曲虹色極彩色波頭色煌々
肩かさなくっても
胸あわせなくっても
兄弟分的ジェスチャー握手ひつこくこねくりまわしなどしなくっても
友の命は救えた
友は、
いぬとかねことかかめとか
以上にいるのでともにいきるので
できうるかぎりながいきいしてつかあさい
頼、むよ?
<了>
青山蟲士1976~2013.03.03
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