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短歌「なにか悪いことしたでしょうか」
びょう
風がなる
夜半
わたしの腹は満たされない
きりがいいところでなんて
書類を置いてみたけれども
気になって椅子から立ちあがれずにいた
夜桜
船が汽笛を鳴らしながら沖へでると
許すの許さないのいう君の
姿
が想像以上に小さくなった
気分が良いので床から身をおこした
午後に食べたはっさくが
喉元までこみあげた
ヒトが見ているからなんて
わたしはかまわず
細いうなじにキスをする
心拍が安定しないから
手にもつ筆が震えるんだ
心の襞と同調して
勢いよく飛びだした幼児
みていたらうずくまって花をつんだよ
誰よりも大事な母のためなんだろうね
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