ボクはボクのルールを公開した
ボクは酷く脅えていた
息が白く指先は小刻みに震えていた
気温のせいじゃぁない
ほんの少しルールを見たヒトがきた
挨拶をした
まっこうからボクのルールを非難するヒトたち
挨拶をした
彼らはボクのルールを改編しろという
忠告に従った
賽など振らなくても結果は必然だった
さまざまな人々がやってきてあれはおかしいこうしたほうがよいといって崩れたボクの城を踏みにじった
くまちゃんがゴミ箱に入れられたり
大好きな本を持ってかえられたりした
外は雨
崩れた窓枠をたれる雫
鏡と剣と盾を持つボク
イェルサレムの鐘を鋳造しよう
かつての騎士たちは自分の農園で歌を謳いながら果物にむしゃぶりつく
遠征したボクの宣教師たちは其処で妻を娶って家を建てた
ボクはもう世界のルールがわからなくなってしまった
今、ひとりで夜を過ごし朝もひとりだ
これから造られるボクの世界には高い塔があった
朝の閑散とした街を見おろすと、自然と涙が出た
いつものことだ
ボクは酷く脅えていた
息が白く指先は小刻みに震えていた
気温のせいじゃぁない
ほんの少しルールを見たヒトがきた
挨拶をした
まっこうからボクのルールを非難するヒトたち
挨拶をした
彼らはボクのルールを改編しろという
忠告に従った
賽など振らなくても結果は必然だった
さまざまな人々がやってきてあれはおかしいこうしたほうがよいといって崩れたボクの城を踏みにじった
くまちゃんがゴミ箱に入れられたり
大好きな本を持ってかえられたりした
外は雨
崩れた窓枠をたれる雫
鏡と剣と盾を持つボク
イェルサレムの鐘を鋳造しよう
かつての騎士たちは自分の農園で歌を謳いながら果物にむしゃぶりつく
遠征したボクの宣教師たちは其処で妻を娶って家を建てた
ボクはもう世界のルールがわからなくなってしまった
今、ひとりで夜を過ごし朝もひとりだ
これから造られるボクの世界には高い塔があった
朝の閑散とした街を見おろすと、自然と涙が出た
いつものことだ
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