ボクは世界のルールであろうとした
みんなはボクの一声に沸きかえった
今ひとりで夜を過ごし朝もひとりだ
朝の閑散とした街を見下ろすと自然と涙があふれた
いつものことだ
ボクは賽を振った
殺気だつボクの目線にみんなは恐れをなした
みんなの歓声は鳴りやまない
「まさに古き支配者はいなくなった!これからはいいことずくめだ!」
冷静になれよボクは鍵を手にしただけだ
次の壁は閉じてしまっているのに
ボクはボクの城がすでに建っていることに気づいた
塩で固められた柱や砂で囲われた壁で飾られていた
イェルサレムの鐘がきこえている
ローマの十字軍は口をそろえて謳う
ボクを映している鏡はボクの剣と盾だった
ボクの信者たちは布教に出かけたままだ
どうしてこうなったかなんてまったく理由は説明できなかった
きみはそこにいこうともしない
正直な気持ちは
そこはボクが統べる世界の中でのことだった
みんなはボクの一声に沸きかえった
今ひとりで夜を過ごし朝もひとりだ
朝の閑散とした街を見下ろすと自然と涙があふれた
いつものことだ
ボクは賽を振った
殺気だつボクの目線にみんなは恐れをなした
みんなの歓声は鳴りやまない
「まさに古き支配者はいなくなった!これからはいいことずくめだ!」
冷静になれよボクは鍵を手にしただけだ
次の壁は閉じてしまっているのに
ボクはボクの城がすでに建っていることに気づいた
塩で固められた柱や砂で囲われた壁で飾られていた
イェルサレムの鐘がきこえている
ローマの十字軍は口をそろえて謳う
ボクを映している鏡はボクの剣と盾だった
ボクの信者たちは布教に出かけたままだ
どうしてこうなったかなんてまったく理由は説明できなかった
きみはそこにいこうともしない
正直な気持ちは
そこはボクが統べる世界の中でのことだった
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