言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2012年8月26日日曜日

詩「蹄の仲間」


「不在による存在感」
※あっちゃんと父と友人のウサギに捧ぐ

鹿もいる猪もいる山中に
気飲みに詳しくリスをおう
蹄の仲間腕を振る
力を込めて腕を振る
泥を飛ばして腕を振る

深い谷の波形、止まる
幸せの黄金の雲海にたゆたう
強く眠る
深く。

蹄の仲間群れ集う
なんもかもいっしょくたに
のたうつまろびつ
電飾きらびやかなり
電子矩形波奔しる
スーヴェニアのコップ持たず。

ぴょん
電飾煌々たり
一定区間写真不可避不可能無許可
浮ついて耳のカタチの帽子かぶらず
ぴょん
げっ歯類向くな笑み心臓ハヤガネわしづかむ

蹄の仲間腕を振る
力を込めて腕を振る
ちぎれんばかりに腕を降る
<了>

WRITE BY 蟲12.08.盆前

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