「ともだち」素直詩(為直し・素直し・すな唖)
ともだち、がいなかった
知らずにいながらいらないよといのが恰好いいとおもっていた
知らないことをみとめた
たわいもないはなしがきらいだった
駄洒落でわらうのがそんだとおもっていた
ブンブンもビューンビューンもガーッもよくないなとおもっていた
くちにしてみた
あぜんとした
そっけなくわらってくれることにだ
知らなかったので
わらえなかった
えがおだった
渇望していた
智明珍妙破顔遭遇傀儡(クグツ)
叡智といのは
あんがいみじかな
ともだちのえがおにあったのだ
ごく一部だけれども。
いままでともだちじゃないなどとおもっていたのでともだちじゃなかっただけで
じつのところあっさりともだちだったのだ
手をさしだしてもふりきられている
いっしょに走らないことをえらんでいるのだからして
はじめましての天気のはなしだったのだ
地元のパブにいりびたりなんかしなくても
おごりのbeerはまわってきたりなんかして
つぎはあんたの番だよ、なあんていいあう
そういうボクも案外えがおだったりするのだからして
ふしぎだ。
青山蟲士書13.02.15
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