言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2011年1月9日日曜日

短歌「かしわで」

かしわで
針葉樹のヤニの香
熾き日の焚き火
厳かなり矣

帆船からの進化が
16時
陸にあがらせる結果となった

餡子でくるんだ
ふぅわりとした餅
あるいはそれは
鎌倉の旅人なのかと

贅沢だ
自分を自分のままに表現できる
せちぶまでなのだけれども

ガンジスで浮かんだ死体と
スジャータ
かわずとびこむ
涅槃に
ばしゃ



祈りは祈りとともに涼やかなる空へはこばれ

かぜが

まいているんだよ

空気が

空が

空から

空へ

微分の

空へ

反比例の

暫近線

0 件のコメント: