言語の螺旋

言語の螺旋
陰陽五行でいうところの水の流れがいいところ

2011年12月31日土曜日

音はBGM。世界は無音

家鳴り
熱対流
寒波
エディンバラでの具財の多い腸の詰めもの

宅配便
亜空野
熱望
母胎内で寄生されたカンジタ症

冷蔵庫
霧雨
南回帰
ザンビアに帰る埃まみれの旅人の船荷

揺震
信号機
ウダイとクザイ
救済をもとめるヒトが外気温凍える生きたい生きていて欲しいみつめる背負われた小さな眼余震恍惚の中で孕まれたもの生命根絶やしもうだめだ2日に一っぺん保たれた記憶が子から孫に孫から曾孫にあれにつかまれ!異常大量発生したクラゲが語る今

イヌに名をつける

「狗に名をつける」
という劇詩を書いた。

校内全体の掲示板仮デザインのチラシを貼った。期限切れの雑多な他所の団体のものは回収しながらだったので事の成りゆきをわかっていないものから顰蹙をうけた。困ッタモノダ。

数多いるネコのなかで家では二匹(シロとクロ近親)だけが足元で認知し上向いた。機嫌がいいときは上向いてさらに鳴いた。草臥れてかえった夜半には心が動いたものだった。うまく調子があわないときには、無雑作に毛をまさぐられるのが嫌だからか一定の距離を量った。
概ねネコとよばれるモノタチそれぞれがそれぞれの外見(三毛だの縞だの)を身につけ彼あるいは彼女ら性分か後天的経験則のどちらかを自我として いる。当然だがそれが個体だから春が好きだったり湿った固形食物は喰わんとか若年性アルツハイマー症におびえて神経衰弱に陥ってしまったり文学はモー パッサンをこのんでいるモノタチetcetc・・・
「かもめはかもめ」と謡ったのはヒトですが
にゃーと鳴いたらにゃーと鳴きかえすものですかそうですか。他人の不幸を聞くのが嫌眼にはいるのも嫌どの文脈で不整脈が発するかわかったもの じゃぁないので常にきんちょうしていなくっちゃぁわかんないから人差し指で蓋をする。三半規管に安らぎを聖地に向かって拝礼。独り無宗教なモノが立ち呆 け。見まわすとそれぞれみんな別方向。ア、シマッタシマッテシマッタイワセタロー連合。今日はブラとパンツがバラバラだから駄目。今日は槍と陰茎 ケースが黒サイでおしゃれ合格かも。統計論でた値はヒトは冬を楽しもうと雪を溶かしてみたり積もらせてみたりで躍起になってしまう。その上で平たくて細い 板二枚つかったり幾分太い板のそれで雪の上を重力を利用しながら下る。ふりむけばいっぱい過ぎるくらいのすべり跡。つわものどもかしらどうかしら?
狗(多くの愛犬家様方にはお詫びします)はかつて狼だった。森にはいる幼児や視力が萎えたモノタチ
のヒトらしい臭いが好物だった。姿勢を深く沈めて足裏の肉球で自らのたてる音を殺し獲物に近づいた。知恵のある雄を中心に風下からと逃げ道を塞ぐ 若い衆に分かれてtarget保持。森はいっそう深く。声なき声を察知した手下どもは事前の予定通り動く。方々から草叢で音をたてるモノ。近づきつつやた らと吠えるもの。獲物がひるんで先を急ぐとたちまち寸前まで追いつくモノ。鋭敏さとよくよく磨がれた爪と耳鳴りの残る警告の声。完璧な作戦。振りかえった モノはまさか。ニヤリと笑った。ヒトが怖いヒトが怖い。ヒト・・・
決められた時間にトイレし歌を歌えといわれれば歌い地に伏せると撫でられる。いうことを聞く。
家族制手工業で貴方の元にかわいいワンちゃんをとのたまう文句。下記細かい仕様云々・・・梱包され出荷を待つ狗タチはじっと眼を閉じている。
稽古の終わりに連れと好みの焼き鳥屋で晩御飯。いつもより混んでいた。上着をぬいでから避けがちなカウンターしかあいていないことを確認し座っ た。飲み物が出てきて流れで乾杯。奥の座敷が滅法賑わっていた。その日はハズレだ。連れはタバコを呑んでいる。動員の目論見とOB確認。いつもと変わ らない展開に目前、塩皮、ヅリ、椎茸と並ぶ。串から具を抜きながらハナス。おかわり。ちょっと高いけれども其処のネギマは旨かった。
次にはいってきた客が二人。中肉中背の色が黒いやつ。まだカウンターをつめろという。だから嫌だったんだ。「アレ?!みたよ?!チラシ!!」赤 い上着のメガネがこっちにいきなり振ってきた。「カッコイイぜチラシッな!?」未見な男達のもとにも飲みモノが・・・流れで乾杯?「ミニ行くゼ?! ナッ!‘イヌになをつけろ‘ッ」・・・舞台専攻のやつらだった。つけろ。ドウトデモ呼ンデクレ。
彼らとに開いた海溝は深く静謐で永遠を思わせたのだった。

2011年12月27日火曜日

鰯のアタマを数ヶ突きさされた柊に

現行のプログラミングでは

処理しきれないことになってしまっている

新規のプロセッサの開発までは

とうてい間にあわない状況である

非礼は謝ると入力

打ち首ならば

よく磨がれた刃でしてもらいたい

曇ったものは天候だけでよい

欲をいわせてもらうならば

ザクリは嫌だ

サクリでいってもらいたい

上品に手入れされた指先で縄してもらいたい

歪つなものは路面だけでよい

天にはとうぜん理解を超えたほどの

恒星からなる惑星とその数倍の衛星がそれぞれに並び

美しいなと入力したら

パンクした

節分(sechibu)の宵に歳の数

あまった豆を大宙に

蒔いたら分子数列が

みだれて星

の数が変わってしまった

古風な祠

ごとをする新官たちなど

いっそ死んでしまえばいい北から南にはしるコリ固まった

氷山地表海溝マントル常に23,4度の斜面など

いっそ崩れてなくなってしまえばいい

2011年12月26日月曜日

戦争の合間

一羽の鶏に米と薬味の人参を詰めて炊くところからはじまる

アルミ製の寸胴の

無骨ながらも安泰たる

釜火の炎に沸沸と

湯気とともに立ち昇る黄金の芳香が

もちあげられた蓋からシトシトと

薪をくべよ炎を絶やすな

革靴の音も高らかに

王宮へ行軍するヒトビトの表情は堅い

たとえ一騎当千の槍使いからしても

曇天から放たれる雷をもってしても

建屋を壊して火にくべて炊く

それが至上命題なる

水をさすようですが

こまめに出汁を足さねばならぬ

まる一晩の寝ずの番

積みあげられていた薪も見事数えるほど

銀盆に捧げもって饗ぜられた芳しい丸鶏

その名はサム・+ゲタン

2011年12月20日火曜日

だれもいぬひにてらされたにしびにあらーと

君は森の中の最樹齢の木に住む妖精だ。今まで液を吸ったり蜜を集めたり、雨の日はその虚で雨粒のアンシンメトリーに見入ったり冬が近づくと間違えてはいっ てくるシマリスと寒さについて語り合ったりした。森の妖精は何でも知っているから好んでやってくる小熊やハチドリもいた。その知識は眠っている間についた ものだった。最長樹齢の樫の木のお爺さんが子守唄でうたってきかせてくれていたのだった。
あるときお爺さんがいった。「この冬は私が過ごす君との最後の冬になりそうだ」
しんしんと降る雪、まだ積もるほどじゃぁない。
お爺さんは今度は子守唄でなく君の目を見て言葉を続けた「私が倒れてしまったら次の虚を探さなくっちゃぁいけない、ある程度の高さの虚だ、それ から、飲める水、時たま陽に当たること、キツツキの多い森はよしておいたほうがよい、沼の向こうの椎の木のばぁさんにも頼んでみたんだが今は双子のモモン ガがいるからとうぶん面倒を見たいといっていた、近場になければ、そうだな・・・」なにやら言いにくそうなお爺さん。
丘を越えた向こうをみせながらいった。「・・・あの森は日当たりもいいし頭のいいフクロウもいるただ・・・」
カケイが一啼き裂いた。
「あの丘にはサルがいる」
妖精は降り続く雪を眼にしている。そうやってながながとみているといろんなゆっくりさがあるのがわかる。
しばらく積もることがないことも風のにおいで知っている。
おじいさんに黙ってオリオノ(強いヒグマの名前だ)に訊きに行かなくっちゃいけない。
サルのいる丘。想像もつかない。フクロウって季節の変わり目に必ずおじいさんに会いに来る羽の大きな鳥のことだろうな。世話になったナマズさんにも会いにいかなくちゃ。いろいろ忙しくなるなぁ、リスさんのドングリ集めは手伝えそうにないなぁ。
雪はまだ音もなく枝葉にはじかれながらその行く先を風にまかせていた・・・。
読み書きソロバンとまではいかなくとも仕事を仕事と認識するまでの論理的思考を新人に教えることから始まる最初は犬の芸でいい、できる、褒める、 できる、ほめる、要求をだんだん高く設定する。ヒトはサルじゃぁない。能力の70%を使ってできたら50%まで落として飼い主を見る。
そこからは資質次第だ。貴女がある意味優しい上司ならその場を任せる。なぜか?サルを折に閉じ込めたからだ。

2011年12月19日月曜日

祭りの頃の艶やかさ

さとが ふる

さとが きえ

ちりじりに なり

なつひ

どまが みえ

どまが くち

おうおうたる くさはら

ひろま いで

ひろま よぶ

ひろま かわいこ

ひろま うつひと

ひろま うたげ

ひろま ははのて

ひろま まごがたつ

ひろま ぬしわらう

近隣の砂防ダム建設ニアタリ6軒カラナルかたばね村住民役場ニテ再三抗議スルモ叶ワズ記

2011年12月15日木曜日

新しいイェルサレムの建設

ボクはボクのルールを公開した

ボクは酷く脅えていた

息が白く指先は小刻みに震えていた

気温のせいじゃぁない

ほんの少しルールを見たヒトがきた

挨拶をした

まっこうからボクのルールを非難するヒトたち

挨拶をした

彼らはボクのルールを改編しろという

忠告に従った

賽など振らなくても結果は必然だった

さまざまな人々がやってきてあれはおかしいこうしたほうがよいといって崩れたボクの城を踏みにじった

くまちゃんがゴミ箱に入れられたり

大好きな本を持ってかえられたりした

外は雨

崩れた窓枠をたれる雫

鏡と剣と盾を持つボク

イェルサレムの鐘を鋳造しよう

かつての騎士たちは自分の農園で歌を謳いながら果物にむしゃぶりつく

遠征したボクの宣教師たちは其処で妻を娶って家を建てた

ボクはもう世界のルールがわからなくなってしまった

今、ひとりで夜を過ごし朝もひとりだ

これから造られるボクの世界には高い塔があった

朝の閑散とした街を見おろすと、自然と涙が出た

いつものことだ

2011年12月10日土曜日

笹井宏之 年末

冬の詩をスーツケースに閉じ込めていつの日も旅人でありたい

ブーゲンビリア
まぶたの裏に露しずく
今度向かう地は西ですか北ですか

かわいた砂ながるる
分厚いマントがはためいて
今朝これからの道程をおもう

2年間海
をみていない
だって
みわたすと
砂漠

エレガントな紺のジャケットだったのに
砂ネズミ
とんで
御昼は干し肉とカップラーメンでしょ?

町が近いからなのだろうか
馬鹿みたいにたくさんのヒトを乗せたトラックが
滅茶苦茶な運転で
ボクはまた埃まみれだ

2011年12月9日金曜日

「ボクの窓の外」

ボクは世界のルールであろうとした

みんなはボクの一声に沸きかえった

今はひとりで夜を過ごし朝もひとりだ

朝の閑散とした街を見下ろすと自然と涙があふれた

いつものことだ

かつてボクは賽を振った

ボクの出目に権力者の目は脅えた

みんなの歓声は鳴りやまない

「まさに古き支配者はいなくなった!これからはいいことずくめだ!」

冷静になれよボクは鍵を手にしただけだ

次の壁は迫っているのに

ボクの城がすでに建てられていることに気づくと

それは塩で固められた柱や砂で囲われた壁だったただの虚飾だった

*イェルサレムの鐘の音が高らかにきこえている

ローマの十字軍は口をそろえて謳う

そして鏡よ、剣よ、盾よボクのものに!

ボクの信奉者たちは布教のためにこの地を去った

どうしてこうなったかなんてまったく理由は説明できないが

きみが去ってしまってからは

みんなの正直な気持ちは閉ざされてしまった

そこはボクが統べる世界の中でのことだった

  不吉な嵐のときだった

ボクを吹きつけて引き入れた

崩れた窓枠そこに叩きつけるドラムの音

みんなはいずれ変容を遂げるのかとボクをいぶかしんでいる

銀盆の上にボクの首が掲げられるのを革命家は虎視眈々と待つ

まったく1本しか糸がない操り人形のようじゃないか

王になりたいなんて一言もいっていない

*イェルサレムで鐘が高らかに鳴り響く

ローマの十字軍は口をそろえて謳う

そして鏡よ、剣よ、盾よボクの手に!

ボクの信奉者は異国へいったままだ

いったいなぜこうなってしまったかなど釈明すらできない

わかりきったことは聖ペトロはもうボクの名を呼ぶことは2度とないということ

誰も導きなど与えてはくれなくなってしまった

これがボクが統べていた世界の中でのことだった

2011年12月1日木曜日

ボクの窓の外

ボクは世界のルールであろうとした

みんなはボクの一声に沸きかえった

今ひとりで夜を過ごし朝もひとりだ

朝の閑散とした街を見下ろすと自然と涙があふれた

いつものことだ

ボクは賽を振った

殺気だつボクの目線にみんなは恐れをなした

みんなの歓声は鳴りやまない

「まさに古き支配者はいなくなった!これからはいいことずくめだ!」

冷静になれよボクは鍵を手にしただけだ

次の壁は閉じてしまっているのに

ボクはボクの城がすでに建っていることに気づいた

塩で固められた柱や砂で囲われた壁で飾られていた

イェルサレムの鐘がきこえている

ローマの十字軍は口をそろえて謳う

ボクを映している鏡はボクの剣と盾だった

ボクの信者たちは布教に出かけたままだ

どうしてこうなったかなんてまったく理由は説明できなかった

きみはそこにいこうともしない

正直な気持ちは

そこはボクが統べる世界の中でのことだった

2011年11月23日水曜日

はんかくさいナイーヴさわ朝もやの影に去る

キャッシュオンデリバリー

マスターの気のきいた一言つき

セカンドハウスを持ちました

病弱な愛犬のための生活環境をかえてあげるためのものデス

1パイントのテネシーウィスキーを飲みながら

人間だもの人間だもの人間だもの

と唱えると

奥のラウンジで若い王子の嘆きをあおるように唱えていた呪文がやみまシタ

奇麗わ汚い汚いわ綺麗綺麗わ汚い汚いわ綺麗

フロアわ肩寄せ合ったストレート首に絡みついたレズビアン鼻をこすり付けあうウイグルのゲイたちでごった返していたので

viproomわ静かだった

目の前に皺くちゃの魔女がいるのもいい

その魔女たちがextradrymrthiniをちびちび舐めながら

イモリの黒焼きを奥の歯でしがんデル

ボク?

no thankyou

比較的年間を通して降雨量の多い地域のネイティブアメリカンわ

ティピー

をはらず

放牧もせず

戦いの儀式で大鷲の羽を染めた髪飾りなどかぶらない

農作

収穫

工作

ギョエテを読んで静かに眠る

ただ

群れをなす狼がひっそりと息を詰めながら村の影からやってくる

なぜならそこわ森

もとから彼らの生活空間だからである

記号法を間違えて語尾変化が中性名詞になっても

生活空間時間帯がずれて10Hzの数値が地域を分けることになろうとも

教会の天井画にレオナルドが弓反りになって汗だくになろうとも

マタギわ狩とわいわない

供物という

あとわ森の整備

でも

1tくらいある昔からの山の主が熊があらわれたときわ

はにかんでわらう

人間だもの

一息であおってタンブラーで泳いでいるシャブリなど飲む気にもならず

ああ、かわいそうなシャブリよ
その存在を忘却され
氷もほぼ溶けきり
そしてそのせいでふやけてしまったラベルがはかなくも剥がれ浮き
もう二度とほかの客に饗ぜられることがないであろうことわ明白だった

シングルモルトタリスカー18チェイサーピッチャーで

パイン缶とオイルサーディン

写実的な意味での遺骨の老婆の誰かを抱くか

誰とも寝ないか

いずれとも寝るか

tobe or nottobe that is the problem・・・

まともな酒ひっかけてから悩むことにする

2011年11月11日金曜日

バラの花束をキミに

やらかした!

仕事の帰りにお花屋さん☆

今日わ彼女とはじめてであった

happyday!

バラって一本\400もするのな!?


20本買って花束にしてもらいました♪

oh!mysweets!

今から帰るからね!!

今日のメニューわキミの好きな「鯉こく」(キャッ)

2011年11月9日水曜日

ダレかエホバになってょ

新聞一枚の置きかたにも意味がある


例えば銀河の竿竹屋
キチキチに詰められたタッパウェア
ゴハン粒でくっついたページのある懐かしい絵本
伸び放題のアフロヘア
その放射線状の孤を微分した数式
little bit`sがちっともlittle bit`sじゃないということ
そこにあるということ
中島ミユキの頚椎
カブトムシの背びれ
松方弘樹の色眼鏡
寒すぎて甘みをます変な漬物
さむぃょ
さむぃょ
睫毛が凍っちゃッたょぉ
鼻の穴がちんちんする
食べ盛りのコドモ横綱
ボンテージスーツにあいた通気用の小さい穴
ホッホー

寒い寒い

果樹園に風をむすんでいるひとと風をほどいているひとの声

ヒトはいつしか透きとおり
 枯葉踏む音
 獣の世界


橙色の果実
 艶やかに立ちどまる
 空気
 甘い


一杯になったナップサック
 を背負っておりていく
 重いね
 食べきれないね
 顔をあわせて笑う

切符を買った
暖房の入った駅の待合室
待ちきれないからパクリ
おひとつどうぞ


枯葉舞うだろう
 むすんだりほどいたり
 ヒト我に返る
 と街の部屋が

2011年11月4日金曜日

けいおん!

映画放映近し

地元ではどこでやるかわわからない

2つしか館がないから迷いようがないからまぁぃっか

グッズ買っちゃいそうww

珍しく自転車について書いてみました

できるかぎり趣味のことについて

具体名をあげて語ることはしない主義なんですが

giantocr3,07modelをあちこちいじりながら乗っています

自転車です

昨今醜聞から規制やモラルをとわれることに教えるヒトがきっちりしていないんだなって思っています

教科書的なことから裏技まで長く乗っているヒトは知っています

市街地でピスト乗るのがかっけぇとかいいはじめたのは部数がそれほどいってない男性ファッション誌からです

それまでに自転車を使った宅配便サーヴィスが評判がよく

またオーナーがクールでファンクでバリかっけぇということで

ドキュメンタリーの映像化放映

そこからです

たちの悪い広告媒体が主権を持っているダサい体もできてない顔だけマシな役者を使って

映画になりました
それは近々のアラ探し的一般論の序章だったのです

競技自転車っていろんなパーツがあるんです

車ほどわけわからんこともないから赤一色で染めようと思えば螺子の1本まで換えられます

それを見たほかの自転車ほしいヒトがオレ渋くシルバーで素材わチタンで

なんて

それも楽しみです

自我の現われが自分の思いのまま公道で発露されるんだから趣味も突き詰めがいがあります

幾パターンも試してみたいじゃぁないですか

アルミも錆びるよ(腐食)カーボンは決められた強さで閉めないと割れるよチェーンって消耗品だよスプロケットも然り

その知識あってのcustamです

乗りこなせんの?あんたに?固定ギアで速度調整もできない止まれないあなたは痛い

自転車

転がった自転車

不運は誰にでもつき物ですからたまたまだっただけなのかもしれません

今度はたまたま子どもひき殺すんでしょうね・・・

ボクのocr3について話そうと思いましたがあまりにもこだわりがなさ過ぎてたいした話題にもならないのでやめます

標準で半完成車の状態でタイヤ23cに替えてくださいリムは一番やすいものでいいですへぇクリンチャーの時代って落ち目なんでスネじゃぁワイヤードオンタイヤでサドルも標準でペダルは・・・

ペダルはこだわりましたベルトが好きで選んだのでわなくビンディング→靴→町歩けない→仕事できない

趣味と通勤で使うんだから由々しき問題です

あと

雨具

つけません

あんなゴワゴワしたもの着てたら風向きやいざというときの危険回避で思うように動けません

通勤程度で濡れたなら代えの制服をロッカーにおいてあるから安心です

みてのとおり取捨選択は実益と財布に易しいことに主導が置かれました

荒れた側道を走るから車に小石をはねつけられてフレームは塗装禿禿です

小さな事故と大きな事故経験しましたがフレーム、リム大丈夫でした

フロントouterが衝撃で歪んでいたので交換しました

月一のグリスup洗浄増し締め

ボクもピスト乗りたいです

競技場で

アレは別物です

バイクが乗り手を試してくるんです

ケイデンスup、と

ボクもお金をチクチク貯めてなに買おうかなぁなんて夢見たりしています

条件も上記の変遷と変わらないでしょう

こだわりがないのがこだわり

なんて

今日ちょっと海をみに明石に行ってきたんです

小さいけれども賑わいのある漁村って好きです

稲美で曲がりどころを間違えてうろうろしました

ドブ川沿いの砂利道が延びていたので方角的にはこっちと思って進みました

避けようと思ってたのが2国と250号でしたが結果浜側を選びました

車線が多いから大型が来てもプレッシャーは感じないあとアスファルトの質新しい道ですからね

加古川西明石間

すっかり暗くなってから地元の裏道をダウン走流し

交通量も極々僅か

最後くらいぶん回してから明日に備えるかと思ったところ回んない

ぼろぼろのバーテープをさすりながら体が先に思うようにならなかったことを反省しました

3年半かお前は良くやっている

ボクみたいに雑な扱いするし補修も綺麗に仕上げんし保安部品周り洗っても乗りでつけたシールはがさんし速ないし

自宅前についた薄明かりの中水色の彼をみて涙がこみ上げました

彼はきっと男なんですが(がさつな走りに文句も言わないから)ずっと一緒にいたいと

再認識しました

今日出かけて帰ってきて

汗まみれの体

埃だらけのリムとBBをみながら・・・

2011年11月2日水曜日

焼き芋は嫌い!!

・・・

表に出たい気持ちがあるわけではなく

苦悩と書くのは小学生常用漢字ですけれども

春が来て夏が来て秋なびく枯葉しんしんと積もる夜

一巡りして

気持ちを素直に表現していたらそうなった

いっぱい失った

ヒト、友人、友人になりかけのヒト、政治への関心、majerどころの楽曲歌謡曲の知識、ゲノムの解析

家の鍵、カード、あらゆるカード、物件、冬の上着、

ことごとく

変身願望って

割合と一般の方ももってらっしゃるので安心してくださぃ

ボクわね

それなりの表に出る方法と腹式呼吸さえできたならば

身についたならならば

台本読んで覚えてそれなりの演技ができます

劇団なんかに入っちゃだめです

諸般の事情で入るなら

糞つまんないドラトゥルギーににのっかった振りして

ばんばん外の映画かTVのオーディション受けましょう

ゲーテとトルストイは読んでおいたほうがぃいです

一節出しただけで知的に見えます

さて今日は70億人を超えた日です

これから画一的統計ででている憂うべきもの以外に

社会問題経済人権象キリンウサギウマ鮫のことが思いもよらない弊害をもたらすことでしょう

和平を望むものだけが今現在領土を有しているとは限らないのです

と穿った見聞で物事を見ているものだから

そりゃぁ口調も書き口も毒がついてまわるものなのに

エスプリのきいた言葉を扱えるほど洗練された生き方はしていないし

何かに執着できるほど好奇心もない

動物の子どもがかわぃい?ぁあそうだ抱いてごらん

目が丸まっていて手足もふと短い鳴き声も胴間声ではない

愛くるしぃのだ

他の哺乳類牙剥き血潮滴らせ系動物の幾らもが食欲=お前

ではなくなる

成長の過程から自身の生き方を変えなくなるということだ

ヒトはそんなに不器用じゃぁなぃ

たいてい自然とその風貌の変化に馴染んでいって派手なダンスを踊り番をつくる

・・・

ある少年はそのダンスをみてとてもみっともないと思った

だから違ったリズム、波長、スッテプで彼なりに歌ってぃた

最初のほうこそ

物珍しくて勘違いな真似事をするものがいた

まぁぃいさ

と彼は思っていた

もっとビートと動きを複雑化すればぃいだけだ

ヒトビトわ戸惑った

何のための何がなされようとしているかすらわからなかった

世界の割れ目で待っているから

今は眠りにつきなさい

かつて昇った朝があるように

暗闇までは君の時間だ

わたしならぃうことだろう

瑠璃色の空は架空なのだと

いけ・・・

2011年10月28日金曜日

はじまりのおわり

肩甲骨がずれる音

シマス

ノラ猫が食事をあさる街角で数匹

イマス

ゆったりとあしをもつれらせながら酔ヒト歩く

キマス

遠ざかる煩いマフラーのベンツ

イキマス

森の中で少ない陽射しで生えた広葉樹ニョキリ

ノビマス

作った巣をカッコウに奪われました雛は

イマシタ

神社の境内から仰ぐ空に雲は筋交い風が

フク

亜熱帯の壺を売るヒトが膝まで水につかりため息を

ツク

乾燥した砂原を中古のスーパーカブが走り鼻歌

スサム

キリンの首は伸びるし河馬は沼に浸かったままだ

飲んで良い水



いけない水

は明白だ

空が赤く染まる頃にはフラミンゴたちが群れをなし片足で

(片足?二本ある方の一方つまりは右か左かだ)やがて眠りにつく

河だと思っていたものが大地の裂け目であったり

断層だと思っていたものが他の平原で全然別の生物形態お猿尾の長いお猿声の大きなお猿声が大きくて尾が短いお猿

失礼

銭湯が締まる時間だ

上着だけ羽織って

キッチリ銭湯代とフルーツ牛乳2本分小銭を持つ

深い宵の街外れへと

アルク

吹き抜ける風に震え肩を寄せて

クル

シャンプーの匂いが

カオル

肩甲骨がずれる音

スル

大地は

ウゴイテイル

2011年10月26日水曜日

政治だの法だの怪しい壺だの

生きてゆく 返しきれないたくさんの恩を鞄につめて きちんと

私信;哀しいのは失ったからじゃぁない
その御声からあらたな詩が生まれるることがない真実に気づかされた深淵を覗いてしまったからだ

*****

背負うモノ 痛みをわかっているんだから
年老いた猫の分も
可能性なんだから

実際の人格的許容量が
誰かの笑顔を惹きつけた
夕べに鳥肌が立つショッピングモールの前で

どうだろう
死をお定義するなんてことほど
傲慢なegoism
許せる?

夭折の歌い手なんて
とんでもないスターなんだから!!
だってさ
あの子らぜってぇ歳とらないんだかんね!!


の方向がかわりました
湿り気を帯びて
貴方のことを思い出します
最後の

2011年10月18日火曜日

時代語り「お役所供養」

点勝という上方の落語家がいまして

屋号わ今わなき文字屋

太融寺での定例寄せもまずまずのヒト入りで

3番弟子である点勝の今日のお題わ

「お役所供養」

出番の1刻まえどきにちょっと小料理屋に寄って「腹へりましたわぁ~」

大将「ほんならかつお節ご飯でもだしましょか?」

「あほぃいな大の男がそんな通りの猫みたいなもんぅれしそうに食べるかいな」

大将「ほんなら板わさですか?ワサビじょうゆでちょっとつけて」

「素うどんの飾りみたいなもん食わん年中祭り屋台ねりまわしとんと違いますで」

大将「じゃぁどうしまひょか」

「堂島わ4町ほどあるいたところにある」

大将「知ってますほんならいつもどおりのメザシと卵かけご飯と温燗2合」

腰掛の前に次々でていく品何も言わず銚子に口をつける点勝

というやりくりが毎日続いているのである

空いたままのまぐちから通りの足音が聞こえてくる

どうやら相当いそいでいるようで「コラッ!」やら「あんたっ!」とか「ひゃっ」とか聞こえてくる

そのたびにスンマヘンスンマヘンスンマヘンとぺこぺこしながら近づいてくる

でその間口に現れたのわ弟子の小山椒いききらせながら

小山椒「す,すんまへん!!師匠!!あのあのあのあののののの」

「やかまし!ただでさいまずい飯がもっとまずなるっ」

大将「えらい血相やなどないしたんやとりあえず水飲み」
・・・
大将「ええ飲みっぷりやなもう一杯飲んどき」
・・・
大将「そうかそうかうめぇかもう一杯」
・・・
大将「もう・・・」

小山椒「もうお腹いっぱいでんがな!!」

「でどうした?」

小山椒「三代目松正師匠が寄せにいらっしゃってくだらんくだらんぃいながら取り巻きのもんと最前列に鬼の形相して越し据えとるんですわどうしましょう師匠」

「・・・お前の出番わ?」

小山椒「緊張してカチコチなってさっぱりわやですわ・・・」

大将「そないに泣きないな手ぬぐいワ商売道具やろ」

「こないだ天満の寄せで隅っこで立ち小便してたんがバレたんかなぁ・・・松正め小細工しよって」

小山椒「火に油注いだんわ師匠ですか!?」

「いやいやほんまわ真打なってから100回めやったからお祝いに花こうていったんやけえども」

大将「あんたら犬猿の仲やのにな」

「楽屋に顔出して挨拶したらありがとうもうんともすんともぃいよらんから」

大将「子どもの喧嘩よりタチ悪い」

「花屋にいって仏花送らせたった」

小山椒「山椒兄さんも一味姐さんもなんともならんから師匠呼んでこいっいうて」

大将「今からいっても喧嘩日どなるだけですょ」

「大将!!」

大将「僧正にいうてこさせましょか?」

「そんなしちめんどくさいことするかいな、大将よぉ磨いだ出刃一本貸してくれそれを晒しでこの手にぐるぐる巻きにしてくれ」
・・・
大将が歯ぁガタガタ言わせながらぎっちょの手で酒を煽るように飲む点勝

結局半升ほど飲んだあと
「つけにしといてくれ」
小山椒も意味も分からず深々と頭下げて暖簾を上げて師匠についていく
「ほないってくるわ」
・・・
「と歩いてここまで戻ってきたんですがどうりでみなさん辛気臭い顔しとる
寄せという場わわろうてもうてナンボのところやからオベントもってじっとしとるうヒトいうのわ
よほどの変わりもんかお役所のお堅い方が偉いさんの通夜とまちごうてきたかしたはる
今日わそんな風にうまいこと供養でけるかどうかわからんけれども・・・

・・・
文字屋松正一行そろそろと身をかがめながら座敷の間を出ていった

2011年7月1日金曜日

人を食う

この島にはのぼらなあいほうがいい

けんけんけんだま

遊びがはやってはや幾年

流れる月日は

一寸光陰軽んずべからず

ばれたかいけ!

とべ!

戦闘服に着替えろ!

とべ!

カッチと音がするまで右に閉めこむと

溢れ出す

脱脂粉乳

誰のせいでもない

滴るしずく

さえずる心のない室温

弁が開いたり

閉じたり







小人

アボジ

これでもか

くらえ

おのが身を!!!!!

2011年6月26日日曜日

非常事態宣言

ピリオドは終わりじゃなくって

次への始まりだということ

f分の1ゆらぎ

コンセプトが定かじゃないから

ジャッカルが美術家を組み立て型ライフル銃で暗殺

子らはお外で追いかけっこ

風が渦巻いていますから

適度に伸びたその髪が

ふわりと

夏だ

と思う

明日は雨です

着ぐるみパンダの中のボクは汗にまみれて

節々が痛み

そこいらじゅう擦り傷だらけです

次は

大統領

その次は国務大臣

を狙っていますから

終止符

などうたないで

これから四季歳々を経て

そのあおられた風の中をかけていくんですから

それこそ

ボクのような大人にならないで、ネ。

2011年6月25日土曜日

贅肉とその浪費

センチメンタリズム

カッコーが

今鳴きました

TVばかりみてるとバカになる

野菜を食べなさい

マラソンして帰ってきました

ジャガイモを入れると発酵が進んで腐りやすくなります

ハイジ

羊の肉を食べなさい

チーズも

カナダが母国です

トナカイの雄は3mにもなります

草食です





好物です

汗をかいたのでシャワーを浴びる

熊本に帰られなくなる

イリュージョン

がはじまりました

グラビア界の黒船

センチメンタリズム

という

言葉

をきくと

どうしてこんなに切なくなるんだろう



食べられましたか?

2011年6月18日土曜日

手を繋ぐ

ことから始まる

心根の

今こそいをう

アイヲンチュウ

とかいって

ドンキの8階やらで

夜な夜な繰り返される饗宴

サバンナ



ハジメマシテ

が舞い降りたころから

たとえば

味塩コショウ

皮目がこんがりとあがっているからよい加減だと感じました

体調を整えるのが大変です



イチジクが熟しました

2011年6月17日金曜日

大きなウサギの住む町の

大陸間鉄道が延々と延びる

軌道の

地平線にむけて

それを打ち破ろうと

挑戦している

処女懐胎

バロック様式の石でできた巨大な建造物

そう

カテドラル

意味性をすらすでに失った大量の水をとめどなく吐き出す噴水に

後ろを向いてコインを投げたら

シンカー気味にふわりと曲がってバッター空振り三振

獅子の亡骸はみつからない

秘密の谷の狭間でひっそりと孤独に失われていく命

満月の夜は

そこここの村で御祭りが

村長は高い建物に

用意された籐のイスにすわって成人前の男が飛び跳ねてはしゃいでいるのをみている

大陸間鉄道

なんて

大げさな言い回しだけれども

街から町を結んだ

ただひたすら長い

鉄道

なものですから

機敏な動きで反復横飛び

子午線がいくつにもわかれ

これって

ひょっとして北極圏

では

一周したら1日24時間

得した気分になるんですかね?

ねぇ

お仕事で疲れているのに

夜中にケーキ

を焼いたり

プディング

を冷やしたり

そんな部屋の片隅では

青菜

を食べる

ちょっとないんじゃぁないかなんて思うくらい大きな

ウサギ

を飼っている

明日も朝が早いのにねぇ

交通渋滞には気をつけて

なぜなら

あなたの帰りを

ずっと待っている

ウサギがいるのですからネ

2011年6月16日木曜日

「有限会社掌」

有限会社「掌」

タナゴコロ

あんた入ってくるんかいな

酢味噌和えが苦手です

マスマス朝日が昇るのが早まっております

バナナのキジーツ

入れたてのお風呂の肌感が心地いい

毎日

疲れ果てたサラリーマンが込み入った電車に詰め込まれて

仮定法未来

ミネソタ行き

途中下車は認められません

肌寒い

キリキリと肌を差し込んでくる陽光

馬鹿だ

馬鹿だった

満員電車は苦手です

甘酸っぱい和えものですから

葱と

ゲソと

油揚げ

煎りゴマ

思いのほかおいしくできました

有限会社「掌」

これが

生活なのだと

贅沢を

忘れたころに

貧しい

が入り込んできて

君に

わかってもらえるだろうか?

・・・

2011年6月15日水曜日

自分が自分である確立

ボンバヘッ

許すべきことと許されざるべき物事がある

愛して

愛されて

輝く未来を

手癖が悪いんです

関西弁は語尾を上げます

「これが生き方だから」

これが

ひょっこり現れた証拠だから

胸の奥にしまっている哀しみをこえて

ヤバイヤバイ

このときから幕府が始まった

原初

輪廻転生

もう大人なんだから

格好つけすぎないで自然体でいきますから

もうすぐ

決勝戦なんでこの辺で

・・・

2011年6月12日日曜日

笹井浩之 短歌「ヒトゴミ」

つきあかりを鞄にいれてしまいます こんなにもこんなにもひとりで


いまは夜
 ちょうどそよ風が頬なでる
 月が自然と淡い色あいだったから

布団を干した 
 いきなり空虚を感じたんだ
 「心の中にしまいこんだ」
 かすみがかった街角にいてもたっても


交差点
 歩行速度は分速
 120m/h
 まいりましたので今日はもう寝ます


きみが振り返る
 森の中の湖面
 飛び立つ渡り鳥をあおぎみながら

たんすを買いかえます
 引っ越してくるっていうから
 そしてほんのちょっと片付けました
 もう独りじゃぁないので

2011年6月11日土曜日

summer

親よりさぁ

不幸だよね

気が向いたらでぃいんで

大家が同姓

道明寺

ゆっくりすごしていってね

あの部屋にはもう帰りたくない

こんなことなら引越しなんてしたくなかった

落ちつかへんな

着信音

電話番号渡したのに!!

目線が変わる

3D

蘇りスリムになって隙間ができない

ピッタリ

あおるように飲むアゴスチーニ

画面が澱みます

テレパシーなら得意分野です

ずっといる

もう大丈夫だから

血圧が高めなムクドリ

これでぃいんですか

いい仕事をします

胸を張って草を刈ります

即留守電です

仏壇

防水長靴が卒倒します

恵比寿ビールが懐かしくってそれでも発泡酒しか飲めない自分の収入があって

触れたとたんにさらさらだと思う

ah!

さっぱりしたから空港での夜過ごしはかなり体に悪いとか

名前なんてなんでもいいじゃぁない

インターネットでつなげられた動向

瞬かれたまぶた

パソコンの接続が不具合で

ようやっと峠を越えられた夢のまなざしです

お待ちしております

夕方から雨

ゴメンナサイ

ツバメが低く飛んでいて

蝉が鳴いてうるさいから

もう夏です

よつばのクローバ

幸せが

幸せだと思う

肌荒れがひどいです

食事が偏っているから

よろしくお願いします

わかりあいたいです

氷河期

気分によって赤道直下で寝転んでビーチに

日焼け

せめてものはからいで

ピニャコラーダ

放課後ティータイム

いきっていたころが懐かしい

お米が上手に炊けたとか

先生が肩にかかるほど長髪だとか

黒い下着を身につけている彼女

自分でできますから

気にしないでください

旅に出ます

明日から

卵を2個同時に割れる技術よりも

毒をもった

草を

見つけられる能力のほうが大切だったり

緯度

経度

さめざめと泣く彼女

ことこと煮られたシチュー

はじまったばかりの無我夢中





ほほほ・・・ほほ

カツラ剥きが得意です

禿の?

禿の

顔剃り

死んじゃう

のっぱらで日向ぼっこしてをります



よつばのクローバ

栞で挟む

お気に入りの文庫本に

・・・

2011年6月10日金曜日

アイヲシル

エニマミズム

カニヴァリズム

ハンニバル

2アンダー8位にタイ

順調な仕上がりをみせた誕生日

初優勝を目指しマス

これで勝ったと思うなょ

君がふいに振り返って

上位ベスト3に選ばれました

全紙サイズでポスターにされました

憤怒

零れでる涙

風の波が

海原

松林を歩く君

ねぇ

こんなにもたくさんの松ボックリが

ピンチがチャンスなんだ

透き通る歌声



そっと手をとるょ

君の

しっとりとした柔らかな手

大きくなりすぎた犬

成長が早いから

5:55

5:55

5:55

降り続く雨はきっと

夏へと向かう兆しですから

夕方にはにわか雨や落雷の心配がある

傘?

持たない主義なんで

ところで

この革ジャンをきると必ず雨が降るという革ジャンをもっていマス

めったに着てでかけないんですけれどもネ

まもなくISSがドッキングです

接近中

乗り込むときにはノックを3回

トイレでは2回

臭いものに蓋

割れ鍋に蓋

山並

恋する瞳が眩しすぎて

純粋すぎて

だから

あえて言うなら

君を

愛してる

浜辺の君を

愛してる

2011年6月8日水曜日

I can not speak English!!!

吸い付くような感じ

始発の電車

目眩

odyssey

許されざるものと許さるるもの

玄関から先に入ってはいけません

どんなお葬式にしたい?

産まれてきたのは幸福と永遠の間か

ハザマ

コリをほぐすためにわ適度な運動が必要です

台形を仮定してその面積を定義しなさい

散髪にいきました

ソフトモヒカンです

スタイルが決まっているので

わかりやすい

でも

おもったょり短く刈られてしまっておまけに梳かれて不満足です

輪廻転生御身ハラウクソンバツキヤ気味悪い震えがとまらない武者震いケッパレ砂糖蔗糖キットカット
耳毛嬰児ロンヴァルディア空港起立礼着席「鼻筋が通ってみえます黄色の点字ブロックまで下がってください」気味悪い戦国時代情緒不安定デカダンス懸命な努力







白鳥が今とびたちます

信号が赤から青に

市営バスは出発しそうにありません

照明が明るいです

生活保護を受給します

ミネストローネ

ママンのつくったミネストローネ

懐かしく

恋しく

はないけれども

二度と味わうことができないとなるとこんちくしょう

ローマのはずれの市場では

早朝から地元のヒトや観光客で賑わっています

路上販売

取締りが厳しくなったので早々に片付けます

冠水した道路を車が走る

傘は持たない主義です

土砂崩れがおきました

重力反作用です

落雷や竜巻など激しい気候の変動でラクダは喉がからからです

ガソリンをまきました



つけていいですか?

粉塵が舞う荒野で1対1の早撃ち勝負です

警官になれたかもしれない

タバコ

が好きです

あとは喉を鳴らした猫と

サンダル

防護服はどれほど役に立つでしょうか

せめて

せめてもの

ネクタイ否着用

つまりはクールビズなんて気休めを呟いてみたり

恋人はJRの運転者に最近なれました

指先呼称

ユビキタス

第一展望台で\2000

第二展望台で\3000でございます

不倫は罪です

民事上でも刑事上でも

通り魔に注意

odyssey

通過するときは警笛を鳴らすのね

君だけが全てだから

君がいないと立ってもいられないから

雨がぱらぱらと降っているというのに

運転手の君は

延びる軌道の先を見てふりかえってもくれません

支援が

必要ですか?

自分で稼ぐことはできませんか?

人否人です

円周率は22桁しか覚えていません

保険に入られない?

死んだらどうすんの!!

不法滞在のクエートの人に訊かれました

「なにものこらないから」

散発した手の頭をなでながら答える

ニッポンハサムイ

アラーの祝福も受けられない







危険表示ハンブルグリーゼントカシミヤ岩塩双生児塩昆布峻険君が代レヴェルドレイン縦笛モーパッサン樅アゲ先生あのね切りきり舞いソユーズ粉塵アーキテクチャ田楽味噌指差し呼称

「なにものこらないから」

姫路は田舎です

標準語が通じない

街に出よう

旅に出よう

あまりにも不可思議な夕日のオレンジ色だったから

警笛を忘れていました

タバコ

を吸って

眠ります

今日から

家無き子です

とりあえず

彼女のおうちに泊めてもらいます

しのつく雨の中

ボクは一人です

・・・

2011年6月6日月曜日

宇宙の果てまでも

富士山がみえます

一時停止で澱んでいた河川が

ころころとカラッ風に流されて

有名人になりました

表現活動は不器用なんだけれどもインパラの群れには意外とうけがいいです



カンザシ

春雨をお鍋に入れると非常においしい

そして満腹

セメダインが固まってしまった冷蔵庫の中で

時空軸

氷枕が必要なのに

氷は

氷河期に行かないとありません

ポテトチップの袋

が膨らみました

数多

の友人の思いをのせて

そしてお盆で運ぶのです

7番テーブルから注文が入りました

馬毛の筆を持っています

シンメトリーも重要ですが

アンシンメトリーもなかなかヘラ鮒が釣れなくて

バケツリレーが合いの手です

化石化された女優は生命の神秘

ヴァイブレーション

過剰な証明に照らされた中

隔週発売の漫画雑誌が欠かせません

アライグマが増えすぎました

chu!

chu!

chu!

ガンバ!

なんて

リーゼントとライダースーツのおぼこい小学3年生が

嘆息

なぜに涙?

なぜに今漏涙?

溢哀

厳しい予科練学習から戻ってきた上級生が校庭で竹刀を使って小競り合いを始めました

投げ打つものは石の礫です

ツブテ

春よ

短かった春よ

雹が

大地に穴を穿ち

連綿たる思想に疑問符を与える

横イチ

半切に書かれた愛の賛歌の譜面をよむと

酸素が薄いです

ましなものといえば

鹿が里まで降りてこないからなのです

お水

届きましたか?



運んでいいんですか?

廃品回収は第3日曜日です

風吹く中に

一緒に入れておけばいいです

子どもたち



ほうぼうから声が

賛美歌

造り始められたばかりの星雲からダンボール回収に向かいますから

tel

ください

無理なら

メッセください

・・・

2011年6月5日日曜日

オタンジョウビ

オタンジョウビ

産まれてきたね

産まれてきたんだよ

君をはじめて

みたとき

であった

とりあげたとき

いだいたとき

君は静かな分娩室のこの世

はじめての外界

お腹にいたとき

2011年6月3日金曜日

犬というより魚かな

宇宙空間に浮かんだ遊歩道

カリオンの音曲は3km先まで届く

多民族のハーモニー

弁財天が手招いているのは羽毛のまだ柔らかな白鳥の稚児

説明するのも無謀

病気の名前は欲望

慄然たる極道

飯屋で頼んだ動揺

恋ってなんだろう

湖にはりでた

ガマのはえた

これが

湖畔か

涙する

幸せで溢れていることを赤いバラが知らせるから

その幸せもいつのまにか終わりが来ると告げるのはオレンジのバラ

浮かんだままの歩道の信号が青に変わります

それでもヒトは滞ったままです

2度めのカリオンが午後が午後だと

水浴びは好きですか

そうですか

そうでもないです

これで6度目です

エ?

チンクエチェント

わからない?

イキッているものに物申す



うどんが伸びるのでこのへんで

・・・

笹井宏之 短歌「標」

一様に屈折をする声、言葉、ひかり わたしはゆめをみるみず


一人ずつ
 死んでしまえばいいのになんて
 救世主なんだから
 冗談ですよ


トマト
 をかぶりつくときは
 谷
 渓谷
 峰
 お山を登るきもちでないとね


がっくりうなだれた君の
 うなじがあまりにも綺麗だから
 噛みあとをつけて
 標とするよ


きびすを返す
 もう夏なんだなって思う
 半ズボンでちょうどよい
 文庫本のしおりなのだ

はずかしながら
 ボクは
 ゆめをみる
 声
 ヒトです



2011年6月2日木曜日

笹井宏之 短歌

どうしても声のかわりに鹿が出る あぶないっていうだけであぶない

これまでの混乱がなんだったのだろうかと
 ためいきが
 でる
 淡雪のように


今すぐ電話を
 山が
 ごぉうごぉうと
 鳴っているものだから


虹の空
 飛んでみたいと君はいう
 もうすでにここは
 お空なのにね


はじめまして
 帰る家ができました
 恥を知らない
 ならず者ですが


突きつけられた獣道
 ここが町との境目なのよと君はいう
 意地悪な笑みがきっと悔しい

2011年6月1日水曜日

そういうヒトにワタシはなりたい

アオヤガラ

ヒト降り

恋人と思うその瞬間

仰山のヒトがき

お父さんの役目は

体を張って子どもを守ること

海はつながっているから

団地のベランダで

引越し!引越し!ひっこーし!!

草書を学んでいます

寒さに耐えて暑さにも耐え北に病気の子があればいって看病してやり南に喧嘩などしているものなどいればつまらぬことなどするなとなだめ

そういうヒトにワタシはなりたい

なんて

うふふふふふふ~

つまらぬことをしているのは自分じゃぁないかなんて

自嘲

課長!!

海に春がきました

生の営みが

大きな音の鳴る滝



名づけられた

大きな音の鳴る滝で

野菜不足は問題です

半額の\980です

狼がくるょ

なにを信じればよいかわからない

ブラスバンドの担当はチューバでした

rock`in nowのエッセイは

ワタシが書いたものです

エスカレーター式に非常口から退避をしたらアナコンダが待ち構えておりました

病気は曲調によって変えられる尋常ならざる須らくヒョットコ口の大角鹿の糞がまだ生暖かいので

びょうぅぅぅんびょぅぅぅうんです

カラス

の瞳に映るものは

思った以上に柔らかそうなカナダグースの稚魚です

アオヤガラ

にて

豊臣の守るお城の屋根は

金色だった

青汁飲みなさい!

青汁!!

パーマンセットも時代遅れのおこぼれ

レモンスフレを焼いてみた

甘酸っぱかった

恋の味がした

今日から☆

2011年5月29日日曜日

青山蟲士 詩「無題」

生き字引といわれるヒトがいる

セメントで固められたような矍鑠たる

背骨が伸びきった爺であることが

多くの場合当てはめられる



日課の新聞を隅から隅まで読む

という行為わ止められたことなどない


一面記事から社会面

のほほんとした世相を皮肉った川柳のコーナーやら

東北地方わ明日も雪です

といった部分

来週発刊の趣味の園芸わ食べよう春野菜!だとか

昨日生まれた赤ちゃんです!

名前わ

"奈々"と"良々"です大きな声で

夜中の三時にお母さんを起す

ちょっと困ったチャンです



卓球サークルを作りましたメンバーわ6人です

高校時代の友達から彼女のお友達とっても楽しく毎週木曜日に体育館で


ロバがあまりわらをたべ


焼け石に水とかもうしますがうちの

パピヨンのケンタロー


ロボット工学の権威


逆立ちする病気の根源がハッサクを食べることによりなおっ


たべちらかし

渋滞の首都高速からこんにちわ

新月になると野生の馬が死ぬ可能性

地雷の除去を助ける運


たしかに


きこえているけれどもね


逆立ちをしながらその矍鑠とした御老人わテルアビブの武装組織のアジトからボンッ!手間湯気が焼け焦げてすっかりなくなりました


地雷原わことのほか地元民にとってお楽しみ袋大名行列です


コロッケを揚げる温度わ般若心経での

ぎゃーてーぎゃーてーはらぎゃーてー


病院に近い魚眼レンズから小人のゲストわエロイムエッサイムです


コビトカバビキニ

産後、昭和、受難、懺悔、阪堺電車、気分症、伴天連、螺旋、濃口醤油、巻島諸島、立身遍


生きてる?
ううん
生きているけれども
虚空が
ソラカ
ソラカラ
地平ノ
コンニチワ



さようなら
から

メビウスの輪から
こぼれ出た知性が
大地へと眠りにつくから
静かにね

永久に・・・

2011年5月28日土曜日

詩のボクシング兵庫大会

10回目記念

予選会

出ました

落ちました

ポテチン

悪くない作品だとわ思ったのだけれども

緊張で

手足が

ブルブル

震えた

腹式呼吸わ

できていたけれども・・・

2011年5月26日木曜日

2011年5月22日日曜日

笹井宏之

 左手に携帯電話ひらく朝 誰より早い君のおはよう

みんなまだねむっている


 起こすのが悪いからそっと


 スケデュール帳を開くんだ


震災は残酷だ


 でも


 変わらなきゃいけないときもある

 変わるべきときもある

タケノコガタのキャベツ


 甘いに決まっているじゃぁなぃか


 遺伝子交配の結果なのだから


生きているのが不自然で


 電車が通るたび思います


 轢死


 と


花がさいたょ


 露をたれている


 芳香をはなっている

 血の匂いと同じだった

2011年5月21日土曜日

笹井宏行

白金のピアノにふれているゆびが、どうしようどこまでも未来だ


だからいっただろう絶対音感なんだから


 指伝いに世界を模倣す


禁じられた遊びのトレモロが


 ボクの指から生じる


 鼻歌もついですさむ


大型貨物列車


 の運転だからといって


 ずいぶん遠くにきたもんだと思う


茹で上げられたスパゲッティ

 先生と食べる晩餐だった

 おいしかった


 吐いた



チンクエチェント


 ドウエ

 セッテ

 幻なんだから

 数えても仕方のないことなのだけれドモ

2011年5月18日水曜日

あなかなし

桃色の葉隠れ

実は昨日は結婚記念日だった

サブリミカル

思いはほそぼそと繋がる

美しい世界

瞳はそこに浮かぶものをみつける

カフェオレをたのんだ

生きていくのがつらかったから

それが正しいのかどうかわからない

名物はうなぎ

待ち伏せすることは津波

きっと君が見ていた季節だから

生きていくのが信条

なにって

裏切りたくないのだから

2011年4月3日日曜日

ネコとネコの首輪とボク

明け方

へやにはいってくるキミわ

喉を鳴らしている

部屋に入れてもらえるまで

扉を爪でかいている

おもむろに膝の上にのって

ボクの喉元をみている

その瞳孔わひらいている

愛してわいない

愛してなどいない

愛でるつもりもない

昨日の晩わ

インスタントラーメンだった

小池さん

でわない

扉が開くまで

ひっかきつづけるキミの爪わ

往年の経年劣化により

その

扉を

ソリッドに刻み込んでいく

グルーミングをすると

その手のひらを噛んでくる

生傷が絶えない

尻尾の一番気持ちのいいところを

無遠慮に掻き撫でると

噛んでくる

その髭わ誇らしげに天空に向けて伸びている

暖房の前わ

キミの居場所だ

火傷しないように離れさせることも儀式だ

手作りの首輪

ゴムと安っぽいハートのマークのプラスチックでできている

ボクわどこに行くんだろう

ボクが必要とされるところがあるんだろうか

ネコを抱くたびに頭をよぎる

ヒト

として生まれなかったほうがよかったんでわないか

牛丼が安く売られようが

核廃棄物が垂れ流されようが

そんな

こじんまりとした世界で

ボクわボクを生きている

ネコわ

毛布に包まり

眠りにつきました

トーマス・マンの「魔の山」での

ハンス・カストルプのように

横臥療法

これが

世界の果てだ

これが

世界の全てだ

・・・と

2011年3月26日土曜日

笹井宏之「花売りの少女」

花売りの少女が歌いだすまではここは公園ではありません

あけぼの
襟元があったかい
今日はほんの少しの春の日だった

行きかうヒトビトと
名も知れないボクと
衛星からの電波が時を告げました

いつもの場所
いつもの広場
いつもの噴水
奏でられるいつもの音楽

スカイスクレーパー
木立の下で
あなたは歌う
君の名を知りたい

静まり返った昼前
澄んだ声ばかりが
花の香りとともにたゆたう

2011年3月8日火曜日

雪が降る

雪降りながら

揺さぶられながら

地平の向こうを越えて

長い言葉がかけないでいる

書けないでいる

言葉が・・・

続かない

2011年2月26日土曜日

笹井宏之「虚構」

ここちよい虚構 あなたが包帯のかわりに猫をまく春の夜の

つかず離れず
愛してるなんていわない
心の襞が枕もとの猫とともに

言葉
が途切れる
こんなにも切ない気持ちを抱えているのに

耳を傾ける
それが真実なら
もう一度嘘だといおう

愛ゆえに残酷
新聞にも載らないニュースが
君に降りくる

世界は広いと思う
少なくとも目の前の
ボクのありがたいことは

2011年2月15日火曜日

笹井宏之

 かなしみが冬のひなたにおいてある世界にひとり目覚めてしまう

 世界に穴
 通り過ぎるのも涙
 隆盛を帰すさればなる


表現方法
 居心地が悪い
 つぎの段階にいってしまっているから


型はずれなサイズ
 ボクには
 ぴったりくるんだぁぁ


感謝
 生きている声
 これが選ばれた放課後の声


愛し合うのが当然
 聖夜
 なのだったからね


こびとかばが
 産まれいづるに思う
 声が声なのか
 愛が愛なのか


肘が鼻に入って
 ミョンドンの深みにはまる
 それが不幸なのか幸なのか

2011年2月13日日曜日

笹井宏之「ゆめ」

どろみずの泥と水とを選りわけるすきま まばゆい いのち 治癒 ゆめ

混沌
混濁
憔悴
旅に出ます

雪と雪の狭間
うなだれると
陽光が

壁画に描かれた聖なるもの
かつての
聖なるもの

行き交うヒトビト
夢が叶いますように
みかんがいっぱい食べられますように

一緒に飲もう
公園の屋台の
立ち飲みコーヒーを

2011年2月12日土曜日

笹井宏之「カナシ」

次々と涙のつぶを押し出してしまうまぶたのちから かなしい

大粒の涙
裏切られたのは明日
誠実なのは関係性

まぶた
が広い草原を見ている
キミになら本当のことを言える

リーゼントの青い背景
ジンジンする手のひら
秀でたものが言葉であることに悲しみが

大事な伝言
添付しておくるょ
届くといいな届くと

溢れだすのは涙
ひさかたの光のどけき
たいそうな花を抱えて墓参り

幸せを幸せと思う
はじめてのお使い
かえってきたのは夕ご飯前

2011年2月11日金曜日

笹井宏之「桃」

桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり

安息と
 決めたはずの朝だった
 ベランダから覗く花がきれかったから


指に花
 お仏壇に供えよう
 祖母の好きだった花だから


前をあわせ
 通勤路をかける足跡が
 白の中の黒と転々と


勢いのある野菜
 奥歯で噛んで
 春を知る
 花咲く前でしかない味だった


あさってにやることのメモ
 さかりのついた猫の手術と
 墓参り


季節は春
 桜はまだ咲かない
 きっと刹那にも
 陽だまりで伸びをするよう

2011年2月4日金曜日

++

ファイナンシャルプランナーって何ですか

どうも

人非人デス

通り過ぎた車が

県警の公車に止められた

まことに可哀想

ご存知のところだと思われるが

ボクわ共産主義者なので

彼らの庶務

全てにおいて

納得がいかないものがある

彼らの前で

詩を詠んでも

金管楽器を奏でても

布団の上で丸まるネコほども反応しないノダ

昨夜みた夢も

きっと色彩のない

ごくごくつまらない

想像力のないものであることであろう



だからといって

何かを心酔し

一遍の妥協もないわけでわナイ

そこに

大儀

を得るために

思想操作せられているわけでわナイ

赤い本

などボクわ読まない

社会的弱者



通り一遍の包みを

信じているわけでわナイ

ただこの夜

うまい酒がのめればぃいわけでアル

その夜の宴が

満遍なく

和平を呼び

生きていることへと繋がっていることを確挺せられればいいのである

思想

それわ

それぞれの

胸のうちにアル++

2011年2月1日火曜日

彼の影をなくしたのは君のせいだ

実は私だったのです

薄闇の夏の夕暮れに

理性をどこかにおいてきてしまっていたのです

どんなヒトよりもうまく

おのれをだます方法を身につけなければならなかったのです

傷つかないために

包帯を巻いた手は

いうほど痛みません

きれいな切り傷だったから

さぞかし切れ味のいいナイフだったのでしょう

吐き出す声は

いつも途中で途切れます

手探りだけで何もかもうまくやろうとしてきた

ボクにできるだけ

多くの光を集めて

笑われてもいい

君の明日が醜く歪んでも

アジア

広がる平原

中州

メコン河

ボクの情熱はいまや

流したはずの涙より風呂桶いっぱいあふれ出てしまった

大事な言葉を何度も言おうとして

吐き出す声はいつも途中で途絶えた

薄闇の夕暮れに

理性をおいてきてしまったのです

2011年1月30日日曜日

短歌「beyond to the now」

浴槽の扉をひらく
わきあがる湯気
手のひらに不幸という言葉が浮かんだ

乾燥した凍える風が
こうまでして命を削ろうとしている

わかりきった掛け算
君、恋、叶う
それが幸せかどうかは=には書かれていない

こんなにも空は高いのに
青く澄んでいるのに
日暮れを待つ自分がいる

浴槽の扉を閉じる
窓を開けて湿気をうっちゃる
不幸という字はまだ消えない

2011年1月22日土曜日

短歌「テクノカット」

アジアに生まれた
 今日がはじめての朝食
 いただきます
 メザシ

喉を鳴らしたネコが
 振り返ると
 蒼天が落ちてくる
 雷鳴とともに

近所のコンビニエンスストアから
 一通のメッセージが
 いつでも開いていますよと
 エベレストの中腹の話

前髪が気になる
 いつものたれ下がりじゃないのは
 君がクスリと笑ったから気づいた

サバンナでインパラを追う夢をみた
 さようならされた
 ゲノムの記憶は
 色あせていなかった
 

2011年1月16日日曜日

短歌「コーヒーとタバコ」

雪道の照りかえし
ゴブリとなった
ネコの喉もと

生まれたばかりの
肌の白さが
窓から見える屋根屋根に積もったそれだ

どうしようもない
指先がふるえ
火を吸いつけて肺の奥に

湯気をたてたカップに
象徴という名の
黒い苦い飲み物

2011年1月10日月曜日

「再生の地」

雪が降ってきていたがかまわずおもてで自転車整備をしていた

多くの場合ボクわ気候の変化にわ無頓着なようにできているので寒さわ寒かったがとても大変大変だとわ思わなかった

生き字引といわれるヒトがいる

セメントで固められたような矍鑠たる背骨が伸びきった爺であることが多くの場合当てはめられる

日課の新聞を隅から隅まで読むという行為わ止められたことなどない

1面記事から社会面のほほんとした世相を皮肉った川柳のコーナーやら東北地方わ明日も雪です

といった部分来週発刊の趣味の園芸の特集わ食べよう春野菜!だとか

昨日生まれた双子ちゃんです!名前わ`奈々`と`良々`です大きな声で夜中の3時にお母さんを起こすちょっと困ったチャンです

卓球サークルを作りましたメンバーわ6人です高校時代の友達から彼女のお友達とっても楽しく毎週木曜日に体育館で

ロバがあまりわらを食べ

焼け石に水とか申しますがうちのパピヨンのケンタロウが

ロボット工学の権威

逆立ちをする病気の根源がはっさくを食べることによりナオ

たべちらかし

渋滞の首都高速からこんにちわ

新月になると野生の馬が死ぬ可能性

地雷の除去を助ける運

たしかに

標準語をはなす道産子がロッテ

AKB

ベンチャー

あアドベンチャー

きこえる?

ううん

きこえているけどね・・・

逆立ちをしながらその矍鑠とした御老人わテルアビブの武装組織のアジトからボンッて眉毛が焼け焦げてすっかりなくなりました

地雷原わことのほか地元民にとってお楽しみ袋大行列です

コロッケを揚げる温度わ般若心経でのぎゃーてぎゃーてーはらぎゃーてぇ

病院に近い魚眼レンズから小人の部屋のゲストワエロイムエッサイムです

コビトカバビキニ

産後昭和受難懺悔阪堺電車気分症伴天連濃口醤油螺旋巻諸島立身遍

いきてる?

ううん

いきてるけれども

虚空が

ソラカ

ソラカラ

地平ノ

コンニチワ



さようなら

から

メビウスの輪から

こぼれ出た知性が

大地へと眠りにつくから

静かにね

永久に・・・

2011年1月9日日曜日

+++++笹井宏之

眠ったままゆきますね 冬、いくばくかの小麦を麻のふくろにつめて

おいしいものをいっぱい食べられた
コレからが来年というときを刻むのだろう
空よ

愛の詩集
君眠りが浅い
枕のせい
なれないボクの部屋のそれだから

春からいっぱい
遊んだ
詩を詠んだ
誓いもたてた
昇る日は東から

なんだ
いとも簡単じゃぁないか
季節の変わり目での
ホルモンバランスの推移についてさ

小麦を担いで街道を歩く

の強さが
次の一歩になることから

教習所のあの娘

受かったのかな

また会いたいな

短歌「かしわで」

かしわで
針葉樹のヤニの香
熾き日の焚き火
厳かなり矣

帆船からの進化が
16時
陸にあがらせる結果となった

餡子でくるんだ
ふぅわりとした餅
あるいはそれは
鎌倉の旅人なのかと

贅沢だ
自分を自分のままに表現できる
せちぶまでなのだけれども

ガンジスで浮かんだ死体と
スジャータ
かわずとびこむ
涅槃に
ばしゃ



祈りは祈りとともに涼やかなる空へはこばれ

かぜが

まいているんだよ

空気が

空が

空から

空へ

微分の

空へ

反比例の

暫近線

2011年1月8日土曜日

エジソンの母

じろじろと見るな

まったく判然としない伊達なんだってば

呼吸



する

いとなむ

姫路では交流電流が逐一流れその周波数での混ざった燃えるごみが色づく

忘れないんだ君を

忘れないんだったら!!

ひょぉうと吹く風が霜を溶かしきって

レンタルサーバーの不便さを蔑ろにするのであります

母は

今日きゅうりを買ってきたので

サラダを作りました

生き地獄

輪廻

ドミノ倒しに展開するか今日は

恋人がいます

と告げられた

正確にはおともだち

そんな君が気になって仕方がなぃんじゃぁないか

ドミノdansing

瞑想だけが平穏じゃぁないと君はぃう

忘れられない虚脱

振りきれられない思いの多さが多動性気分症となってメクラにキーボードを叩く頃合は冷え込んだ

あんたが考えたんでしょう

あんたが

綿密に理性を能動したんでしょう?

ハムナプトーラ

イタチが許せない速度でアスファルトの道路を横切ります

ぺれっぺぺれっぺぷぅ

ぺれっぺぺれっぺぷうぅ

ぺれっぺぺれっぺぷぅ

ぺれっぺぺれっぺぷうぅ

残酷な記憶の障壁と

いたいけな光学的観点から推論されうる発露を導き出すために毎朝の食事を作っていたのでしょう

いただきます

ごちそうさま

・・・

春だ春だょ







標準語で喋らなきゃぁぃけない意味がわからなぃ

2011年1月6日木曜日

より低く

うみゃー

2011年、新たな年を迎え、私たちも日々歳を取るわけですが・・・



いやぁ~~~歳とったなぁ~~~(照)



と、 いうのも、先日、初めて自分で買った食べ物がありまして。



今までは、自分で買ってまで食べたことなんてなかったし、



そ れが目の前にあったとしてもとりわけ興味がなかったのです。




それが、先日スーパーで見掛けたときに無性に食べた くなり買っちゃいました



そ れがまた・・・ウマーーーっっっ(爆)


干し柿うみゃーーーっっっドロリンッ


や はり歳を取ると味覚が変わるものですなぁ。。。

書「ある女性のために」






楷書寄りのよしなしごと

銀河あるいはマントルの

言語という箪笥のひきだしの

中で

ツルがはばたく

こういうのがいいの?

微分積分は嫌い?

セメントをこねる音が谷間に響いて

やっほ~

こゆいコーヒーを淹れてくれ

この脊髄の通った感動のはばたきの波間に夢みていてくれ

だぶるゆー

こっちからあっちへの発信された往復はがきの角が奇天烈な時空に冷たい視線をおくり人間不信に陥る

標準語が嫌い?

アンデスならメロンでしょう?

こゆいコーヒーを淹れてくれ

エーテルに囲まれた過重力空間の列車の中で空いた座席をゆずってくれ

はちぶおんぷ

恋の中に彩られたペティナイフを握り締めながら太陽系へと支離滅裂な願掛けを迫られる神の身になってみる

色眼鏡をはずす

ふたこぶならラクダでしょう

本日は

冷え込みも至極

ぱっち

あるいは

長い男性用下着

を身につけ

帰郷という4連式ナパーム弾が飛び交う菜の花畑の最前線へと

決死のトルコ兵とともに

培ったものはヘーゼルナッツ入りのカップチーノ

飲み干したら舌をやけどした

ほらね

やっぱりね

ツルがはばたいた

偏西風にのって鹿児島あたりの大きな湖の淵で小魚をたらふく食うんだ

それが夢なんだ

地中から噴き出したのは言語

くるくるまわるカザグルマかな

君は

平静を保とうよ

熱せられすぎているんだよ

きっと

しぶおんぷ

妙齢な女性は涙を流すことなく

砂糖を六杯

コーヒーに入れてかきまぜたのだった

レースのカーテンがひらめいた

たてがみといえば馬でしょう?

流れ星の正体は大気圏で燃え尽きる前の和英辞典だった

セメントをこねられたので海溝に流し込んだようなものだった

あまりにも要領が悪い残忍な拷問方法なのだから

明日の朝は

明るい

陽光



ひとつなく

光る

物体は

全体主義

的観点から発せられる

大銀河星雲の中の君独りきりだったことだよ

2011年1月5日水曜日

永久という名の

電気

にまみれて

陽光の暖かな眩しさを

忘れてしまっていた

傾く陽射しは

安らかな気持ちを思い出させてくれた

取り巻く自然を大事に思えた

永遠という名の夕日に





うっとりと眠りにつく

猫たちのもとに帰ろう

・・・

冬はざんぶと

冬はざんぶと

ダウンジャケットをはおり

はるか昔のケンタウロス

オリオン座の星は9個

東の空にはみぞれが容赦なく

風が

冷たいんだよう

冷たいんだよう

帰ったら味噌ラーメンを食べようね

バターをたっぷりのっけて

春よいずこと

スツールを脱いで

北極星を探す

思ったより明るくなくって

ああ街に住んでいるんだなと思い出す

北の空は寡黙に静謐で

風が

止んだ

止んだんだ

おうちのファンヒーターが

給油をお知らせしております

冬がざんぶと

メキシコでは新春のお祭りがあり

陽気なラテンの女の子たちは

とびっきりsexyな水着で

野放図で

歌を唄いながら

きついテキーラをライムを絞って

塩をなめながら

カウンターにちょこんと座っているんだとさ

短歌「自動式暗示」

渚が岬へとつづき
笑い声のようなカモメ
のメッセージが
君に会えたよに聞こえた

さっそくレンジで焼いた餅
ですから
貴女から先に食べてね
とのたまいながら

着てきてみたの

ボクが選んで買ってあげた
ストールとともに

汚いから
なんて恥ずかしそうに隠す
幼い頃からのタオルケット
いとおし

世界観を変えたんだ
君とのであいが
なんてあらたまっていってみたりして

2011年1月4日火曜日

新春 笹井宏之

蜂蜜のうごきの鈍ささへ冬のよろこびとして眺めてをりぬ

ハニートースト
だからって
甘いコーヒーは絶対に飲まない
絶対に

ポップコーンが
はじけるような
セブンイレブンの店内の明かりがほの温かい

冬だ

厳密に告げられるのは
生き死にだけが語られるものごと

航海にでよう
波波波
凍える指で舵を切る午後

携帯を壊してしまった
あまりにも君が愛しいから
せめてもの君の小指がつながりますように

新春 笹井宏之

蜂蜜のうごきの鈍ささへ冬のよろこびとして眺めてをりぬ

ハニートースト
だからって
甘いコーヒーは絶対に飲まない
絶対に

ポップコーンが
はじけるような
セブンイレブンの店内の明かりがほの温かい

冬だ

厳密に告げられるのは
生き死にだけが語られるものごと

航海にでよう
波波波
凍える指で舵を切る午後

携帯を壊してしまった
あまりにも君が愛しいから
せめてもの君の小指がつながりますように

2011年1月3日月曜日

短歌「I own the deep.」

死を望む彼岸の日に
生きかえる
ご飯の粒がキレイに立っていたので

井の頭公園のお池の周りを
ぐるぐる弾んだ息をさせて
ジミヘンドリックスを唄おうリズムに乗って

言葉というものは
人を死へと導く
恥ずかしいからといって隠れていては
闇に食われてしまう

デニーズでサンドウィッチを頼んだら
思っていたより量が多かった
公園の野良猫にあげようと思った

凧揚げ
風が自由
に吹いていた
ものだから
虚空への階段をみつけた気がした

2011年1月1日土曜日

短歌「海原の向こうでは朝日 」

勇気を持って
孤独に立ち向かおう
中身のないカティーサークの空き箱と共に

いつまでも続く命
初めてのお使い
見失ったのは童心

幼心がはるか向こうの波間にとけて消えた
波の音がいつもより優しくなった

大昔では海賊
瞳の奥には争いの炎
見捨てないで
この小さな弱くつないだ掌のぬくもりを

年賀かと今気付く
思いのほか普通の陽光がまた昇り
傾いていく